ピーマン | 基本の育て方と本格的な栽培のコツ

農業に興味を持っている方や家庭菜園で本格的に野菜作りをしている方、そしてこれから始める初心者の方にもわかりやすいピーマンの育て方を紹介!ピーマン作りに欠かせない土づくりや病害虫、生育障害の原因、ピーマンの収穫適期の見分け方などを説明します。


ピーマン

撮影:写真AC
農業に興味を持っている方や家庭菜園で本格的に野菜作りをしている方、そしてこれから始める初心者の方にもわかりやすいピーマンの育て方を紹介します。ピーマン栽培に欠かせない土づくりや病害虫、生理障害の原因について、育苗や植え付けの時期、水やり、追肥、収穫適期の見分け方など詳しく説明します。

ピーマンについて

ピーマン
撮影:写真AC
ピーマンの名前の由来は、フランス語のpiment(ピメント)という「トウガラシ」を意味する言葉からきていますが、パプリカと同様に辛味のない甘味の品種です。日本へは江戸時代に伝わり、昭和30年代後半以降に生産、消費が共に増え、今では周年市場に出回る野菜の代表格です。
一般的な大きさの緑色のピーマンだけでなく、大型のジャンボピーマン、小さな子どもピーマン、赤やオレンジ、黄色、白など、さまざまな色のピーマンが栽培されています。
完熟に近い状態で収穫するパプリカに比べて、未熟果で収穫するピーマンは、栽培期間が短いので一つの苗から収穫できる個数がパプリカよりも多くなります。
植物名  ピーマン
学名  Capsicum annuum
英名  Bell pepper
科名  ナス科
属名  トウガラシ属
原産地  南アメリカ
生育適温(昼間)  25~30℃
生育適温(夜間)  15~20℃

特徴

生育適温は25~30℃と比較的高温を好みますが、温度が高くなり過ぎると着果や結実が正常に行われなくなる性質があります。昼間が高温でも夜間涼しくなることで花芽を形成しているのですが、順調に生長しているのか葉や花の状態を観察することで、ある程度生育状態を判断することができます。

ピーマン、葉
出典:写真AC
葉肉が厚く、つやがある葉は順調に生育している証拠です。多過ぎる肥料では葉肉が薄くなります。
若い葉は「立性」ですが、生育が進むと「並行」に、老化が始まると「下向き」になります。

葉と実の関係
葉が短いと実も短くなり、葉が長いと実も長くなる性質があります。


ピーマン、花
出典:Flickr(Photo by :Forest and Kim Starr)
白い花が下向きに咲きます。通常6枚の花弁がつきますが、生育が悪くなると5枚(または7枚ほど)になったり、花も横向きに咲いたりします。

ピーマン、花が実についたまま、窒素肥料が多過ぎる、硝酸過剰
出典:Flickr(Photo by :Vicky WJ)

花と実の関係
花落ちが悪く、実に花がついたままになっているときは、窒素の量が多過ぎる硝酸過剰の状態です。


分枝

ピーマン、分枝、第一花
出典:Flickr(Photo by :Sam-Cat)
一番花が咲いたのち一方は太く、もう一方は少し細い2本の分枝が出てきます。このときの分枝の角度は広い方が生育が良く、狭いと徒長気味が疑われます。

節間

ピーマン、節間
出典:Flickr(Photo by :cristina.sanvito)
順調な生育をしている株の節間は長さ4〜5cm位になります。これより長い場合は、肥料が多過ぎたり、生育適温よりも温度が高い日が続いたときの影響によるものです。また、多過ぎる灌水(かんすい)や弱過ぎる日光によって徒長したことも考えられます。
※灌水とは水を注ぐこと、植物に水を与えることです。

栽培時期

ピーマン 新規就農レッスン 栽培カレンダー
Illustration:rie
育てる地域や栽培する品種によって植え付け時期が異なりますので、苗を購入するときに確認しましょう。
※主に露地栽培の栽培時期です。野菜の栽培は、屋外の畑で作物を栽培する「露地栽培」の他に、「温室」や「ビニールハウス」などの施設で栽培する方法があります。
▼育苗や接木苗についてはこちらをご覧ください。

栽培準備

ピーマン
出典:写真AC
栽培の準備を始めましょう。

収量

1a(100平方メートル)で452kgほど収穫することができます。
出典:作物統計調査 平成29年産野菜生産出荷統計
「都道府県別の作付面積、10a当たり収量、収穫量及び出荷量」(農林水産省)
(https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00500215&tstat=000001013427&cycle=7&year=20170&month=0&tclass1=000001032286&tclass2=000001032933&tclass3=000001121095)(2019年10月2日に利用)

苗の用意

地域の種苗会社やホームセンターから購入することができます。育てる品種によって株間が異なるため、用意する苗の数も違ってきます。
品種 主な産地
京鈴  宮崎、高知、茨城、岩手など
京ゆたか  宮崎、岩手など
みおぎ  高知、茨城など

1aあたりの苗の本数

1a(100平方メートル)あたり苗150本ほどです(育苗の使用種子量は7ml位)。

土づくり

排水性、通気性、保水性の整った団粒構造の土質は、微生物が多く住む作物にとって良い土壌です。作物を作る土壌の状態が良ければ、石灰資材など多く投入する必要がない場合もあるので、栽培の前には必ず土壌診断をし、pH、ECなどを測定したうえで、診断結果に基づいた適切な堆肥資材等の散布を心がけましょう。
▼土壌消毒や土づくり、土壌診断のことならこちらをご覧ください。

土壌pH

pH6.0~6.5が最適値です。

適した土壌

比較的土壌適応性は高いですが、やや浅根性で乾燥に弱いという特徴があるため、土壌の水分量がピーマンの生育や収量を左右します。適切な水やりが必要となりますので、あらかじめ保水性と排水性の良い、有機質に富んだ土壌づくりを心がけましょう。

肥料

元肥の目安として10平方メートルあたり窒素200~250g、リン酸250~300g、カリ200~250g位です。
窒素肥料が多過ぎると硝酸過剰になり、さまざまな生育不良の原因になるので栽培前の適切な土壌診断を行い、適切な量の肥料を施しましょう。

▼肥料のことならこちらをご覧ください。

畝立て

畝幅は80~110cm、畝の高さは圃場の排水性に合わせて調整します(移植機や収穫機を使う場合は、使用する機械の仕様に合わせた畝の向きや高さ、幅にする必要があります)。
せっかく与えた水分が流れ出てしまわないように、畝の形は山型よりも台形型にすると良いでしょう。また、ピーマンの根は、ナスなどに比べて浅根性で乾燥時期の水分不足や気温の変化に影響を受けやすい傾向があるため、マルチや敷きわらを使用した栽培がおすすめです。マルチなどを使用することで、乾燥を防ぎ、雨による泥はねや除草の手間も省ける利点があります。

▼マルチ栽培のことならこちらをご覧ください。

▼耕運機、鍬のことならこちらをご覧ください。


育て方

ピーマン
撮影:写真AC
ピーマンの苗は、育苗施設や資材、管理労力が要らない「セル成型苗」を購入するか、自家生産で苗を育てる「ポット苗」にするか、さらに購入したセル成型苗をポットで再育苗する「セル成型苗二次育苗」などがあります。
「ポット苗」や「セル成型苗二次育苗」は、生産者が苗の生育調整をすることができるので、十分に生育した苗を適期に植え付けることができます。一方で「セル成型苗」は幼い苗なので高温で萎(しお)れたり、低温で根の活着が遅れたりすることのないよう植え付け後の温度管理が必要です。栽培方法や時期、経費を鑑みて用意する苗を選択しましょう。

育苗

育苗箱(またはセルトレイ )、直径12~15cm位の育苗ポットを用意します。
発芽適温は20〜30℃なので、25〜28℃前後に設定します。

種まき

条間5cm、株間2cmのすじまきで(セルトレイは1粒ずつ)、3〜5mm位覆土してぬるめの水をかけます。

発芽後の温度管理

昼間は25〜30℃、夜間は15〜20℃前後を目安に管理します。

発芽後の水分管理

灌水は朝行います。夜間の水やりは苗を徒長させるので注意しましょう。

間引き

本葉1枚が出たころ、込み入ったところを間引きます。

移植

本葉2枚のころにポリポットに移植します。できるだけ根を切らないように植え付けましょう。

移植後の管理

ポットの間隔を保ち、風通しの良い環境で十分光を当てて育てます。弱い光のもとで多く水分を与えると苗が徒長するため、灌水は日光とのバランスをとりながら行いましょう。

定植する苗の目標

葉があまり大きくなく、艶があり、茎が太くて節間の短くしまった、第一分枝開花直前の苗を目指します。
定植が近づいてきたら、植え付け後の環境に合わせるために徐々に地温を下げ15℃位になるようにしましょう。

植え付け

植え付けの前は、十分灌水を行い土に水分を与えます。苗にも水分をしっかり吸収させます。畝にマルチを貼る場合にも、あらかじめ水分が十分含まれているか確認しましょう。

▼灌水チューブのことならこちらをご覧ください。

植え付け時期

ピーマンは高温性の植物のため、特に露地栽培での植え付けは十分に気温が高くなってから、関東などの中間地では5月以降が望ましい時期です。気温が低過ぎる環境での植え付けは避け、天候の良い日に行いましょう。風の強い日や悪天候時の植え付けは、苗の活着が遅れ、初期生育が悪くなります。

株間

仕立て方にもよりますが、だいたい株間55~60cmあけて植え付けます。根が活着するまでの約1週間は、土が乾燥状態にならないように管理しましょう。

水やり

苗が活着したら、根をしっかり生育させるために、萎れない程度に乾燥気味の水やりを心がけます。
基本的に水やりは午前中に行います。暑い時期の水やりは、日中を避けて気温の低い早朝か夕方に行わないと根を傷めてしまいますので注意しましょう。

乾燥NG

大きく生育してきたら、今度は樹勢を高めるために水分を増やしていきます。特にピーマンは、ナスなどと比べて根が浅いため、乾燥に弱く水やりは大変重要な作業となります。土壌の水分量だけでなく、葉からの蒸散による乾燥状態にも注意し、萎れさせないようにしましょう。

▼土壌水分計のことならこちらをご覧ください。

追肥

ピーマン
出典:写真AC
追肥の目安として、10平方メートルあたり窒素340g、リン酸250g、カリ300g位です。
定植1週間後から着果負担が重くなる前に樹勢を見ながら追肥をしましょう。その後7~14日間置きに追肥をします。生育の状態を見ながら、樹勢が落ちているときは窒素を多めに与え、樹勢が強過ぎるときには、リンとカリを多く与えます。

追肥のコツ

一回に施す施肥の量を少なめにし、回数を増やすことです。着果が確認され、実の肥大が始まったら早めに追肥を行うことで「成り疲れ」を防ぐことができます。
※成り疲れとは、果菜類の着果によって作物への負担が大きくかかることで生育が妨げられること。

摘花

一番花は早めに摘み取り、株を大きく育てる方に栄養を回してあげましょう。

整枝

一般的な整枝方法は、3~4本仕立てですが、果実を肥大させるために1~2本仕立てにする場合もあります。目指すピーマンの品質に合わせて整枝方法を決定しましょう。

4本仕立て

一般的なピーマンの4本仕立ては、一番花から下のわき芽は取り除きます。その後展開する、二番花の着花節で分枝した合計4本の枝を伸ばしていきます。この4本の枝の誘引の方法は、一番果の下の部分から吊り下げるように4本の枝をひもに絡ませるように誘引します。

摘芯

基本的に整枝した後は放任しますが、茎葉が込み合ってきたら、着果しない余計な枝や徒長した枝をカットして、日当たりや風通しの良い環境をつくりましょう。
側枝は2~3節を残して摘芯し、収穫後は1節残して切り戻しをします。カットする際は清潔なはさみを使用して、病気を伝染させないよう注意が必要です。
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収穫

ピーマン
出典:写真AC
真夏の直射日光のあたる収穫作業では、日焼け果が発生しやすくなるので、収穫は早朝に行いましょう。

収穫適期

開花から収穫までの日数は、温度や個体差によって異なりますが、通常は開花から20~25日ごろに、1果あたり30gまで肥大したころが収穫適期になります。

収穫のコツ

収穫する際は、ピーマンのへたのすぐ上あたりをカットします。
未熟果を収穫するピーマンは、収穫適期を過ぎると肥大したり、完熟して赤くなりますが、株が疲れる原因となります。収穫量も減ってしまうため、収穫適期を見過ごさず、若いうちに収穫することを心がけましょう。

出荷

高温が続く夏は、野菜の鮮度を保つために冷蔵庫で低温管理されますが、通常ピーマンは常温出荷が可能な野菜なので、一定以上低温で管理されることで低温障害が発生します。

貯蔵に適した温度と湿度

温度は10℃ほど、湿度は85〜90%位が目安です。

病害虫

ピーマン、タバコガ
出典:Flickr(Photo by :urasimaru)
栽培する上で、かかりやすい病気や気を付けたい害虫について紹介します。

▼ハウス栽培での病害虫対策にはこちらをご覧ください。

▼病害虫対策に欠かせない農薬のまとめ

かかりやすい病気

葉に水が掛かると病気になりやすい傾向があるようです。

▼植物全体の病気のことならこちらをご覧ください。

▼台風後の病気を防ぐ対策についてはこちらをご覧ください。

モザイク病

葉がモザイク状に黄化するアブラムシを媒介に発病するウィルス性の病気です。

うどんこ病

葉に白いうどん粉をまぶしたような白カビが発生する糸状菌(カビ)による病気です。

黄化えそ病

生長点が枯れ、果実の表面が褐色になり腐敗が進む、アザミウマ類を媒介に発病するウィルス性の病気です。

斑点細菌病

細菌により感染する病気で、丸い斑点が外葉から生じます。生育後半にかかりやすい病気です。

灰色かび病

糸状菌(カビ)による病気で、初期は地ぎわの葉や茎から、次第に全体へと広がり灰色のカビが生じます。

食害する害虫

アブラムシやアザミウマは、植物の汁を吸うだけでなく、病気の伝染源にもなるので注意が必要です。

アザミウマ

植物の汁を吸い、食害を受けた葉は褐色化し、最終的には枯死します。別名スリップスと呼ばれる、さまざまな病気のウイルスを媒介してしまう害虫です。

アブラムシ類

主に新芽や茎、つぼみに発生し、植物の汁を吸う害虫です。アブラムシを媒介にしてモザイク病やすす病などが発症しやすいので、アブラムシ発生後は病気が発症していないか注意が必要です。

タバコガ類

中齢幼虫以降になると、果実に穴を開け、内部の果肉や種の部分を次々と食害していくチョウ目ヤガ科の害虫です。

チャノホコリダニ

葉が食害されると葉が萎縮し凸凹になり、実を食害されたときは、表面が褐色のカスリ状の被害を受ける、ダニ目ホコリダニ科の害虫です。

ハダニ類

葉裏に潜み、植物の汁を吸うダニ目ハダニ科の害虫です。食害する植物によって、葉の色が抜けたような白や黄色のカスリ状になります。

▼防虫、防獣ネットならこちらをご覧ください。

▼そのほかの病害虫対策のまとめ

生理障害

ピーマン
出典:写真AC
生理障害を起こすと実が腐れやすいので注意しましょう。

カルシウム欠乏症

被害状況  先端の葉がいびつになる。
原因  チッソ肥料やカリ、マグネシウムの過多、カルシウム欠乏によるもの。
▼要素障害についてはこちらをご覧ください。

尻腐れ果

被害状況  果頂部が始め褐変し、のちに黒く壊死状態になる。
原因  主にカルシウム欠乏によるもの。
▼カルシウム欠乏についてはこちらをご覧ください。

日焼け果

被害状況  果肉部分が、一部壊疽する。
原因  高温乾燥状態によるもの、又は雨でヘタの部分に水が溜まり、光が当たることでレンズ状態になるため。
▼日焼け果の原因の高温障害についてはこちらをご覧ください。

▼そのほかの生理障害のまとめ

栽培のまとめ

ピーマン
出典:写真AC
家庭菜園でピーマンを育てていると、花付きが良く、実が次々に大きく生長するので、気が付くと苗が疲れ切っていることがあります。追肥や風通しの良い整枝を心がけ、長い間元気に育てたいものです。
また、乾燥させないように水をたくさん与えるのは良いのですが、葉に水をかけると病気になりやすい傾向があります。「ピーマンの水やりは株元に」を心がけ、健康に育てましょう。

▼家庭菜園のピーマンの育て方ならこちらをご覧ください。


経営指標

ピーマン
出典:Pixabay
新規就農者として野菜作りを本格的に始めるならば、農業経営の見通しが不可欠です。職業として生活を成り立たせ、なおかつ豊かなものにするために、しっかりとした農業経営の指標を持ちましょう。

需要動向を調べる

1人当たりの年間購入量は、平成27年度の調べで1年間に900gを超えるくらいです。
出典:農畜産業振興機構「ベジ探

卸価格を調べる

栽培する季節や品種によっても価格の差が出ますが、平成27年度の調べで卸価格は1kgあたり262~730円、平均で464円で取引されています。
出典:農畜産業振興機構「ベジ探

販売価格を調べる

ピーマン
出典:写真AC
卸価格同様に販売価格も天候などの影響で前後しますが、平成30年度(平成30年4月~31年1月調べ)の小売価格は1kgあたり標準品で853円ほどです。
出典:農畜産業振興機構「ベジ探

10aあたりの経営収支

鳥取、愛媛の経営収支を例に挙げて簡単に説明します。
地域 収量(kg) 粗利(円) 経営費(円) 農業所得(円) 労働時間
 鳥取(夏秋) 4,600 1,090,200   654,371   435,829 636.1
 愛媛(夏秋) 8,000 2,729,600 1,444,140 1,285,460 808
出典:鳥取県庁愛媛県庁

♦経営費

ピーマン栽培における経営費とは、ピーマンを生産するために使った経費のことです。具体的に挙げると、肥料、農薬、地代、土地改良費、雇用労働、農業機械(減価償却費)、利子などです。

♦農業所得

農業所得は、粗利から経営費を引いた金額になるので、経営費を上手にやりくりすることで所得もアップするということがいえます。

♦労働時間

労働所得を労働時間で割ると、ピーマン栽培の時給計算ができます。鳥取の例でいうと、農業所得435,829円÷労働636.1時間=685円。つまり時給685円として換算、愛媛の例でいうと、農業所得1,285,460円÷労働808時間=1,590円。つまり時給1,590円として換算します。

♦経営の状態を大まかに捉える

ピーマンの経営収支から、どのくらいの規模で栽培すると収益はどのくらいあるのかなど、あらかじめ調べることで用意する苗の本数や、ピーマンの他に育てる作物の種類を増やすなど、最初から計画をしっかり立てることが重要です。

▼農業の補助金や収入など就農の基礎知識

新規就農までの流れ

新規就農者への道は、各都道府県にある農業の支援機構などに相談してみることから始めます。相談から農地の準備までの7つのステップを踏みながら、その土地の一員として「自覚」と「信頼」を第一に考えて、地域に溶け込んでいきましょう。
 1. 相談  実際に相談窓口で相談(忙しい方にはメールでの対応もできます)。
 2. 情報収集  研修先や農業普及センター、農協、営農のプロのアドバイスや手助け先の獲得。
 3. 経営像  各都道府県の経営指標を参考にして、自身の農業計画を立てる。
 4. 就農計画  農地の確保、栽培作物の選定、農業技術の取得方法、資金などの具体的なプランを作り。
 5. 農業技術  栽培に適した作物、栽培方法などを身に付ける。
 6. 資金確保  自己資金、公的助成金・融資の確認。
 7. 農地の準備  その他の住居や農機具、農業施設等の準備。
参考:全国新規就農相談センター
▼新規就農のことならこちらもご覧ください。

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sana
sana

農業研究センターで6年間、大豆と稲の研究作物の栽培及び実験助手業務に従事。その後、屋上ガーデン・屋上菜園などの管理業務を経て、植物ライターに。植物・園芸サイトやフリーペーパーなどで活動。AGRI PICKでは新規就農者のための野菜の栽培方法や農業経営者の取材を執筆中。

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