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【春夏に始める!プランター栽培】初心者におすすめの野菜と作り方のコツ


3〜5月ごろの春、6〜9月ごろの夏にかけて、プランターで栽培できる野菜を紹介します。プランターの大きさ別に、おすすめ野菜の作り方、土や肥料など必要なものも解説。畑で作るイメージの野菜が、初心者でも意外なほど簡単にプランターで栽培できますよ!

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まつたかずき

市民農園のスタッフをしながらライターとして活動しています。野菜づくりを誰もが気軽に出来る趣味にすることを目標に、初心者の方でも興味を持っていただける記事を執筆していきます!…続きを読む

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プランターでトマト栽培

出典:写真AC
春夏にプランターで栽培を開始できる野菜は、トマトやナスなど身近なものがたくさんあります。おすすめの野菜やプランターの選び方などを知って、簡単に楽しめる春夏野菜の栽培に挑戦してみませんか?

栽培欲が盛り上がるおしゃれなプランターいろいろ


一年中プランターで育てられる野菜はこちら


春夏にプランターで簡単にできる!おすすめ野菜はこれ

レタス
出典:写真AC
春夏にプランターで栽培開始できる野菜は、トマトやナスなどの果菜類、レタスやクウシンサイ(空芯菜)などの葉菜類、ニンジンやカブなどの根菜類など、畑に負けないくらいたくさんの種類があります。
ここではおすすめの野菜の種類ごとに、苗の植え付け時期や収穫時期、生育適温などをまとめました!大中小のプランターの詳しい大きさは、記事の中ほどで紹介しています。

※時期などはあくまでも目安です。品種や栽培地によっても栽培時期は異なるので、詳しくは種や苗のパッケージなどをご確認ください。

実を食べる野菜|大きめ・深めのプランターで

トマト
出典:写真AC
春夏野菜の定番は、キュウリやトマトなど実がつく野菜です。育つ様子が見た目にも楽しく、プランター栽培でぜひトライしてほしい種類です。大型のプランターが必要なため、置ける場所の確保からスタートしましょう。
栽培開始時期収穫生育適温
キュウリ3月上旬〜5月下旬6月下旬~8月下旬18~25℃
ミニトマト3月上旬〜6月下旬6月上旬~10月下旬20~30℃
ナス2月中旬〜5月中旬6月上旬~11月上旬25~30℃
ピーマン5~6月上旬6~10月25~30℃

根や茎を食べる野菜|中くらいのプランターでもできる!

ミニにんじん
出典:写真AC
プランタ-栽培で意外に人気なのが根菜です。比較的小さな品種を選ぶと育てやすく、カラフルなラディッシュなどはサラダや料理の付け合せにもぴったり!
栽培開始時期収穫生育適温
ニンジン3月7月上旬~8月上旬15~20℃
カブ3月下旬〜4月下旬4月下旬〜6月上旬15~25℃

葉を食べる野菜|小さめのプランターでもOK

レタスなどの葉物野菜
出典:写真AC
種まきしてから短期間で収穫を目指すなら、葉物野菜がおすすめです。葉物野菜は、ベランダやキッチンなどで小型のプランターでも栽培できて、必要な時にすぐに採りにいけるのが便利!
栽培開始時期収穫生育適温
リーフレタス2月中旬〜4月上旬8月中旬〜9月中旬18~23℃
クウシンサイ5~8月6~10月25~30℃
シソ5~7月6~9月20℃前後

大きめのプランターでできる!春夏におすすめの野菜と作り方

プランターで育つピーマン
出典:写真AC
根が深く伸びていくもの、背が高くなるものなどは、深さと広さがある大きめのプランターで育てます。必要な土の量も多くなるため、運ぶときなどは腰を痛めないように注意してくださいね。

大きめのプランターとは?

容量:30L以上
:50~65cm以上
奥行:20~30cm程度
深さ:20~30cm以上

複数株植えるのにおすすめの大型プランター

菜園上手 63型N グリーン

根がはる野菜も安心の深さと、通気性と排水性のいいスリットと脚付き。専用の留め具を使えば、支柱立ての固定も簡単にできます。

・サイズ:横62.5×奥行29×深さ32cm
・容量:32L

縦に伸びていく野菜におすすめの大型プランター

菜園上手 丸36型 グリーン

トマトなど、背丈が伸びる野菜の栽培に適しています。丸形のため、狭いスペースでも気軽に1本から栽培が楽しめます。

・サイズ:直径36×深さ33.5cm
・容量:20L

大きめのプランターにおすすめの野菜と作り方のコツ

キュウリ

きゅうり栽培
出典:写真AC
プランター栽培の場合は、横に広がらず親づるの各節に果実ができる「節なり性親づる型」のキュウリの品種を選ぶのがポイントですよ。また常に乾燥との勝負になるため、毎朝の水やりを欠かさず行いましょう。
栽培開始時期:3月上旬〜5月下旬
収穫時期:6月下旬~8月下旬
プランターと土以外に必要なもの:園芸ネット、支柱、肥料

▼キュウリのプランター栽培方法をもっと詳しく!

ミニトマト

ミニトマトを栽培する
出典:写真AC
プランターで栽培するなら失敗が少ないミニトマトがおすすめです。ベランダなどで栽培する場合は、背丈が伸び過ぎないように摘心して育てるのがポイント!
栽培開始時期:3月上旬〜6月下旬
収穫時期:6月上旬~10月下旬
プランターと土以外に必要なもの:麻ひも、支柱、肥料

▼ミニトマトやトマトのプランター栽培方法をもっと詳しく!


ナス

プランターでナスを育てる
出典:写真AC
ナスは根が深く張ります。なるべく大型で深底のプランターを準備しましょう。実の収穫が始まったら肥料切れを起こさないように、水やりと同じく追肥も量と時期を守ってしっかりすると、たくさんナスが採れますよ!
栽培開始時期:2月中旬〜5月中旬
収穫時期:6月上旬~11月上旬
プランターと土以外に必要なもの:麻ひも、支柱、肥料

▼ナスのプランター栽培方法をもっと詳しく!

ピーマン

ピーマン栽培
出典:写真AC
一番最初にできた実を、一番果といいます。この一番果を大きく育ててしまうと、苗が体力を消費してしまうので、見つけたら採りましょう。そのあとに次々に新しい実がつき始めますよ!
栽培開始時期:5~6月上旬
収穫時期:6~10月
プランターと土以外に必要なもの:麻ひも、支柱、肥料

▼ピーマンのプランター栽培方法をもっと詳しく!

ほかにも!大きめのプランターにおすすめの春夏野菜


中くらいのプランターでできる!春夏におすすめの野菜と作り方

中くらいのプランター
出典:写真AC
扱いやすいサイズのため、道具の準備も楽で、ベランダなどでも気軽に栽培を始められます。中型サイズのプランターはバリエーションが豊かで、木製や素焼きなど、デザイン性に優れたおしゃれなものが多くなるのもうれしい限り!

中くらいのプランターとは?

容量:15〜20L程度
:20~50cm程度
奥行:20~30cm程度
深さ:20~30cm程度

複数株植えるのにおすすめの中型プランター

緑のやさいプランター 50型

種まきがしやすいほどよい広さと深さでが特徴です。葉野菜が育ちやすい広々とした形状で、複数の葉物野菜を同時に栽培することができます。
・サイズ:横50×奥行き40.2×深さ18cm
・容量:21L

中くらいのプランターにおすすめの野菜と作り方のコツ

クウシンサイ

空芯菜
出典:写真AC
クウシンサイは生育が旺盛なため、こまめな収穫を心がけましょう。早め早めに収穫しないと茎や葉にスジが入り固くて食べにくくなります。またプランターが茂ってしまうのにも要注意!
栽培開始時期:5~8月
収穫時期:6~10月
プランターと土以外に必要なもの:肥料

▼クウシンサイのプランター栽培方法をもっと詳しく!

ニンジン

にんじん
出典:写真AC
ニンジンの栽培のポイントは、発芽させることです。また、プランターは乾燥しやすいため、こまめな水やりを心がけましょう。土の表面をチェックして、乾いていたらすぐに水を与えるなど、水分量に気を付けてくださいね。
栽培開始時期:3月
収穫時期:7月上旬~8月上旬
プランターと土以外に必要なもの:防虫ネット、肥料

▼ニンジンのプランター栽培方法をもっと詳しく!

カブ

カブ
出典:写真AC
カブを大きくする場合は、株間をしっかり広くとり、収穫は早めに行うことがコツです。収穫しないでおくと、実が割れてしまうことがあります。
栽培開始時期:3月下旬〜4月下旬
収穫時期:4月下旬〜6月上旬
プランターと土以外に必要なもの:防虫ネット、肥料

▼カブのプランター栽培方法をもっと詳しく!

ほかにも!中くらいのプランターにおすすめの春夏野菜


小さいプランターでできる!春夏におすすめの野菜と作り方

プランターでリーフレタスを栽培する
出典:写真AC
小さいプランターは、狭いベランダや軒下でも場所を選ばずに野菜栽培が楽しめます。育てるのにおすすめなのは、収穫までの期間も短い葉物野菜。料理のトッピングや付け合せ用にパッと収穫できて便利です!キッチンでも栽培できますよ。

小さいプランターとは?

容量:10L以下
:10~20cm程度
奥行:10~20cm程度
深さ:10cm程度

おすすめの長方形の小型プランター

ベビーリーフプランター

ベビーリーフなど手軽に栽培可能なコンパクトなプランター。キッチン横やリビングのちょっとしたスペースで栽培してみては?

・サイズ:横39.2×奥行き11.5×深さ9.1cm
・容量:2.6L
・カラー:ダークグレー、アイボリー

小さいプランターにおすすめの野菜と作り方のコツ

リーフレタス

リーフレタスのプランター栽培
出典:写真AC
リーフレタスは、光が当たることで発芽しやすくなる「好光性種子」です。種まきして、土を薄くかけることがポイントです。深く土をかけ過ぎないように注意しましょう。
栽培開始時期:2月中旬〜4月上旬
収穫時期:8月中旬〜9月中旬
プランターと土以外に必要なもの:防虫ネット、肥料

▼リーフレタスのプランター栽培方法をもっと詳しく!

シソ

プランターで育つしそ
出典:写真AC
シソは乾燥が苦手なため、春夏のプランター栽培では土が乾かないようにしましょう。真夏は朝晩2回の水やりチェックを行うようにしましょう。
栽培開始時期:5~7月
収穫時期:6~9月
プランターと土以外に必要なもの:特になし

▼シソのプランター栽培方法をもっと詳しく!

ほかにも!小さめのプランターにおすすめの春夏野菜


春夏のプランター栽培で気を付けたい3つのポイント

プランター
出典:写真AC
ブランター栽培は、水切れを起こしやすいため、置く場所には特に注意が必要です。夏場は直射日光があたり野菜が弱ってしまうこともあります。日光の当たる場所をチェックしてから栽培を始めましょう。

Point1. 過湿に要注意!

日よけできるひさしがないベランダや軒先に置く場合は、雨が直接あたり過湿になることがあります。特に梅雨の時期は要注意!病気や根腐れの原因となるため、一時的に水やりをやめるか、場所を移動させるなどして、土の中の湿度を管理しましょう。

Point2. 強風に要注意

夏場の台風や春一番の強風は、プランターが鉢ごと倒れてしまったり、茎が折れてしまうことがあります。プランターを室内、または風の当たらない場所に移動するか、防虫ネットなどで風よけをするなどして、対策しましょう。

Point3. 夏場のプランターの日当たり

夏の太陽の位置は高いため、ベランダの奥には日が当たりにくくなります。日光を好むトマトやナス・ピーマンは、できるだけ日が当たる場所にプランターを置きましょう。ベランダの向きによっても日当たりは変わるため、育てたい野菜と日当たりは事前に確認しておきましょう。

プランター以外に必要なもの|土・肥料・支柱・防虫ネットなど

プランターで野菜を育てる場合、背が高くなるもの、虫に弱いもの、肥料を与えた方がいいものなどもあるので、そのためにそろえておいた方がいい道具があります。土や肥料など必要なものやおすすめの道具を知ることで、栽培の成功率も上がりますよ!

プランター栽培におすすめの土

顆粒HB−101+元肥入り最高級培養土

元肥が入った培養土のため、肥料を別に購入する必要がありません。水はけが良い培養土のため、腐葉土などを混ぜ込む必要もありません。

・内容量:5L

プランター栽培におすすめの肥料

アイリスオーヤマ 有機入り化成肥料 8-8-8

チッソ・リン酸・カリが均等に配合されているため、どんな作物にも安心して使える化成肥料です。どんな追肥を入れるか迷ったらこれです!

・内容量:5kg

プランター栽培におすすめの防虫ネット

防虫メッシュ きらり

プランタ-の上からすっぽりとかぶせる事ができる防虫ネットです。ベランダによってくる害虫から、野菜をしっかり守りましょう!

・サイズ:幅1.8×長さ5m

防虫ネットの関連記事はこちら


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プランターでいろいろな春夏野菜の栽培に挑戦しよう!

ゴーヤの栽培
出典:写真AC
紹介した夏野菜以外にもプランターで栽培できる夏野菜はたくさんあります。まずは基本の野菜を育ててみて、ほかの野菜にも挑戦してみましょう。

3〜8月にプランターや地植えでできる野菜はほかにもいっぱい!

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