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- AGRI PICK 編集部
AGRI PICKの運営・編集スタッフ。農業者や家庭菜園・ガーデニングを楽しむ方に向けて、栽培のコツや便利な農作業グッズなどのお役立ち情報を配信しています。これから農業を始めたい・学びたい方に向けた、栽培の基礎知識や、農業の求人・就農に関する情報も。…続きを読む
エダマメをもっともおいしく味わうには、何といっても鮮度が重要です。収穫してからゆでるまでの時間が短ければ短いほど、濃厚な甘みと香りが楽しめます。プランター栽培なら、収穫してすぐキッチンに直送できるので、売り物とは別格のおいしさ!この夏は、極上のゆでエダマメとキンキンに冷えたビールで、至福の時間をすごしませんか?
畑や地植えでエダマメを栽培したい人はこちらの記事をチェック
農業でエダマメ栽培に挑戦したい人はこちらをチェック
エダマメのプランター栽培1 用意するもの
種まきの前に次のようなものをそろえましょう。
エダマメの種
まずは、育てたい品種の種を入手しましょう。えだまめは大きく分けて「青豆」「茶豆」「黒豆」の3種類があり、それぞれに、風味や栽培日数などが異なるたくさんの品種があります。日数が短い品種ほど収穫までの期間が早まるので、初めての方でも失敗のリスクが減らせます。コクのある茶豆や黒豆は、やや栽培日数が長くなる傾向があります。
こちらの品種は、コクのある茶豆が大人気。栽培日数も85日と短めです。
エダマメ 湯あがり娘(小袋)

選び方とおすすめの品種についてはこちら
プランター選び
えだまめのプランターは、深さが20cm程度あるものを選びましょう。丸型でも横長型でも、どちらでも大丈夫です。同じ品種をたくさん育てたい場合は横長、少量の栽培や、違う品種を数鉢に分けて育てる場合は、丸型が向いています。こちらの長さ65cmタイプなら、1つのプランターで6株(1か所に2本ずつ育てる場合)育てられます。
NBプランター ダークグリーン

プランターの容量分の野菜用培養土、土入れ、ジョウロなどもあると便利です!
エダマメのプランター栽培2 種まき
種まきの方法
【1】プランターの縁から3cmほど下まで野菜用培養土を入れ、ジョウロで水をかけて全体を湿らせます。【2】土の表面をならし、土入れの底部分などを押し当てて、直径4~5cm、深さ2cmのまき穴を作ります。
【3】まき穴に3~4粒ずつ、等間隔に種をまき、新しい土をかぶせて、もう一度たっぷり水やりします。
まき終えたら、日当たりのよいところにプランターを置いて、土が乾かないように水やりをしながら発芽を待ちます。
ちなみに、豆類は鳥の好物なので、掘り返して食べられてしまうことがあります。心配な場合は、種まき後、プランターに防虫ネットをかけて対策しましょう。
エダマメのプランター栽培3 管理作業
水やり
発芽後の水やりは、土が乾いたら、プランターの底から流れ出るまでたっぷりと与えましょう。特に、さやができ始めてから水切れすると、中の豆が太らなくなってしまうので、気をつけましょう。間引き
種が発芽して本葉が出たら、太くしっかりした芽を1穴に2本残し、ほかはハサミで切り取ります。1か所に2本ずつ育てることで、競争によって成長がよくなるといわれ、栽培中に風などで株が倒れるリスクも減らせます。追肥
エダマメのプランター栽培4 害虫対策
もっとも効果的なのは、栽培初期から防虫ネットをかけること。カメムシが入り込まないように、すき間なくかけてプランターにしっかり固定しましょう。
そのほかに、マメシンクイガやカブラヤガ、ヨトウガの幼虫なども、つきやすい害虫です。対策としては、やはり防虫ネットが効果的です。
防虫ネットはこちらの記事でチェック!
「カメムシ」「カブラヤガ」「ヨトウガ」対策はこちらの記事で!
エダマメのプランター栽培5 収穫
日数を満たし、さやがしっかりふくらんでいたら、株ごと抜き取って収穫しましょう。
「収穫したらすぐゆでる」が鉄則!
ゆで時間や塩を入れるタイミングなどは、諸説ありますが、おいしいゆで方はこちらの記事を参考にしてみてください。
とりあえずゆでておけば、混ぜご飯や炒め物、ずんだもちなど、いろいろな料理に応用できるので、定番のゆでエダマメ以外にも、ぜひいろいろな料理で味わってみてくださいね!