8月に植えるおすすめ野菜10選|家庭菜園で夏からの栽培にチャレンジ!

ジャガイモやにんじん、小松菜など、8月に苗の定植や種まきなどで栽培スタートできる野菜を紹介。家庭菜園、ベランダ菜園でも手軽に植えることができるメジャーな野菜がたくさんあります。育て方のポイントや、おすすめ品種の苗・種情報も!


家庭菜園の手入れをしている女の人

出典:PIXTA
8月に苗植えや種まきできる野菜の中から、家庭で比較的簡単に育てられる、色鮮やかな葉物や保存がきく根菜などをピックアップしました。夏からの栽培にぜひチャレンジしてみてください!

暑さが和らぐ「9月に植えるおすすめの野菜」も↓

8月に植える野菜の特徴

採れたてのスイスチャードや赤大根
出典:写真AC
8月はとても気温が高い時期なので、植え付けや種まきできる野菜は暑さに強い種類や品種であることが条件です。ですが、真夏の気温が高過ぎる時期は避け、暑さが落ち着いてくる8月下旬~9月ごろから栽培を始めると、うまく育ちますよ。
土作りの作業全般は、7月の収穫が終わったらすぐに行っておきましょう。石灰や堆肥は速効性がなく、効果が出るまでに時間が必要なためです。

8月に「苗植え」スタート!おすすめの野菜4選

家庭菜園で育てやすいのは、コンパクトにまとまる茎ブロッコリーやらっきょうですが、ジャガイモのような根菜も深めのプランターを使えば栽培できます。

ジャガイモ

袋から出たジャガイモと畑
出典:Pixabay

ジャガイモの栽培&収穫の時期

植え付け時期は8月末~9月初旬ごろ、収穫時期は11~12月です。初心者にはより難易度が低い「春植え」もおすすめ!

ジャガイモ栽培のポイント

ジャガイモの生育適温は15~24℃です。真夏日を過ぎてから植え付けるようにしましょう。ナス科の植物同士で連作障害を起こすので、一度栽培したら同じ場所で3~4年は作らないようにします。

ジャガイモ作りに必要な土づくりや収穫適期の見分け方など、さらに詳しい栽培方法はこちら!

おすすめの品種「男爵」

育てやすさピカイチの「男爵」は、スーパーでもよく売られている定番品種で、ジャガイモ栽培の入門にぴったり!ホクホクしており、コロッケやじゃがバターなど、あらゆる料理に向いています。ワンランク上の味わい重視なら、栗のような甘みがある「インカのめざめ」もおすすめです。
ITEM
ジャガイモ 苗
・内容:3~3.5号ポット
・個数:1個

茎ブロッコリー

ザルの上のスティックブロッコリー
出典:写真AC

茎ブロッコリーの収穫時期

植え付け時期は8月下旬~9月、収穫時期は10~1月です。植え付け後55日ほどで収穫できますよ。

茎ブロッコリー栽培のポイント

茎ブロッコリーとは、蕾よりも茎の部分を食べるアスパラガス風の野菜です。ブロッコリーというと家庭菜園では少し難易度が高いですが、茎ブロッコリーなら比較的簡単です。1株あたり10~15本くらいの量を長期間収穫できます。取り遅れると花が咲いて硬くなるので、こまめに収穫してください。

詳しい栽培方法はこちらの記事を参考にしてくださいね!

おすすめの品種「スティックセニョール」

茎ブロッコリーとは「スティックセニョール」のことです。立性で倒れにくく、早採りできます。ベランダや庭で育てれば、料理のときにサッと収穫でき、一品料理にもなる食べ応えです。
ITEM
スティックセニョール
・内容:4株

カリフラワー



まるまるとしたカリフラワー
出典:Pixabay

カリフラワーの栽培&収穫の時期

カリフラワーの植え付け時期は、7月中旬~8月中旬ごろまで。収穫時期は10月下旬~翌年の1月ごろです。

カリフラワー栽培のポイント

カリフラワーは、ブロッコリーとほぼ同じ方法で育てられます。食べる部分は日が当たると黄色く変色してしまうので、外葉で包み込むように遮光しましょう。また、連作は苦手なので、アブラナ科の野菜を1年以上育てていない場所に植え付けてください。

初心者にもわかりやすい、ブロッコリーの詳しい栽培のコツはこちら!

おすすめの品種「カリフラワー スノークラウン」

定植してから約70日で収穫できる早生種です。肉厚でまるまると大きく育ちます。カリフラワーというと白のイメージですが、オレンジ色の「オレンジ美星」や「オレンジブーケ」、紫色の「パープルフラワー」、「バイオレットクイン」などもあります。
ITEM
カリフラワー スノークラウン
・内容:苗×12ポット

らっきょう

採れたてのらっきょう(エシャロット)
出典:写真AC

らっきょうの栽培&収穫の時期

らっきょうは7月中旬~10月ごろに植え付けます。収穫は翌年6~7月ごろ、葉が完全に枯れる前に行いましょう。

らっきょう栽培のポイント

肥料なしでも手軽に育てられる魅力的な野菜です。土はほとんど選ばないので、ずっと野菜を育てている畑なら石灰をまいてそのまま植え付けられ、連作も可能。土が痩せた場所では、植え付け前に鶏糞や堆肥をすき込んでおきましょう。

らっきょうの詳しい育て方や、収穫できた時に使える漬物のレシピも♪

おすすめの品種「赤らっきょう」

色鮮やかな赤色のらっきょうです。たまねぎと交配を行った品種で、旨味と良い香りがぎゅっと詰まっています。酢漬けにしてもきれいですね!
ITEM
赤らっきょう 越のレッド 種球
・内容(約):500g

8月に「種まき」する!おすすめの野菜6選

家庭菜園ではコンパクトで生育期間の短い小松菜や、スイスチャード(フダンソウ)が育てやすいですよ。たまねぎやにんじんは長期保存しやすく、料理の幅も広いので、多めに種まきしておくと重宝します!

スイスチャード(フダンソウ)

ザルの上に乗ったスイスチャード(フダンソウ)
出典:写真AC

スイスチャードの栽培&収穫の時期

アカザ科のスイスチャードは、別名フダンソウと呼ばれる葉野菜です。 種まき時期は4月中旬~10月上旬。収穫は6月上旬~12月上旬までです。

スイスチャード栽培のポイント

日当たりの悪い場所でも比較的良く育ち、病気や病害虫、暑さへの耐性があります。丈夫で簡単なので、家庭菜園におすすめです。堆肥を十分に混ぜ込んだ土で育てましょう。収穫のタイミングはいつでも良く、まだ小さいうちからベビーリーフとして食べてもOK。

詳しい育て方や食べやすい品種はこちらをチェック!

おすすめの品種「ブライトライト」

茎の部分が、彩り豊かな黄や赤に色づきます!耐暑性・耐寒性があり、土を選ばずよく育つ品種です。食べるときは、あえ物やおひたし、炒め物などがおすすめです。
ITEM
スイスチャード ブライトライト
・内容:6ml

ホームたまねぎ

たくさんのホーム玉ねぎ
出典:写真AC

ホームたまねぎの栽培&収穫の時期

通常、たまねぎは春か秋に植えるものですが、「ホームたまねぎ」なら8月下旬~9月ごろに栽培スタートできます。収穫時期は11~1月です。

ホームたまねぎ栽培のポイント

畑1平方メートルあたり50gの苦土石灰を施し、酸度調整してから育てます。先端が少し地上に出るように植え、15cmくらい株間をあけてください。9月下旬に化成肥料を追肥しましょう。また、8月30日の前後3~4日に植え付けるようにすると、よく太ったたまねぎに育ちます。

おすすめの品種「ホームたまねぎ」

辛味が少ないので、サラダやスライスなどにおすすめです。茎の部分もネギのように食べることができます。ニンニクのように皮が白いホームたまねぎも売られていますが、皮の茶色い品種がスタンダードです。
ITEM
ホームたまねぎ球根
・内容:300g

にんじん

葉のついたおいしそうなニンジンと白い花
出典:Pixabay

にんじんの栽培&収穫の時期

にんじんは6~9月ごろに種まきを行い、9~3月ごろに収穫します。春植えもできますが、夏に植えるほうが簡単です。

にんじん栽培のポイント

種をまいてから発芽させるまでが一番難しく、上級者向きです。最初の土作りでは、完熟堆肥を使用し、排水性・保水性の高い土になるよう調整します。湿度変化が激しい環境で育てたり、石が多い場所で育てたりすると、先端が裂けて不格好な形になってしまうこともあるので注意してください。

発芽率を上げるコツは?詳しい栽培方法はこちら!

おすすめの品種「らいむ5寸」

甘くて風味がある「らいむ5寸」は、夏まき専用の中生系品種です。肌がなめらかで見た目もキレイ!高温障害を起こすことがあるので、やや遅めに種まきしたほうがいいでしょう。

他にも、「春まき用」「夏まき用」「兼用」など、魅力的なにんじんの品種を紹介します!

小松菜


小松菜
出典:PAKUTASO

小松菜の栽培&収穫の時期

種まき時期は3~10月。5~12月に収穫します。生育期間が短く、冬以外ならほぼ1年中栽培できる手軽な野菜です。

小松菜栽培のポイント

小松菜は栽培できる期間がとても長いですが、品種ごとに得意とする季節が異なります。8月の種まきでは、夏向けの品種を選ぶようにしましょう。葉の大きさが15~20cm程度になったら収穫どきです。

失敗の少ない小松菜の作り方は、こちらの記事で!

おすすめの品種「夏の甲子園」

とてもユニークな名称の小松菜です。暑さに強く、夏の甲子園の予選から決勝までの期間に種まきします。収穫可能な草丈になってからもじっくり育つので、「一気にたくさんできると食べきれない」という人におすすめ。
ITEM
夏の甲子園
・内容:10ml

白菜

お皿の上に乗った白菜と青唐辛子
出典:Pixabay

白菜の栽培&収穫の時期

白菜の種まきは8月中旬以降ですが、6月ごろから育てられる極早生品種もあります。植え付けは9月上旬以降、収穫まで約2カ月です。

白菜栽培のポイント

土壌への適応性が高く、弱酸性~中性の場所でよく育ちます。ただ、強い酸性だと根こぶ病が発生しやすくなるので、定植前の土には石灰をよくまいておきましょう。15~20℃の温暖な気候を好み、真夏は病気の発生が多くなるので、夏の猛暑が落ち着いてきてから種まきします。

おすすめの品種「極意」

種まきしてから約50日で収穫できる、極早生品種です。暑さと病気に強く、作りやすいですよ。サイズは小さめで手ごろです。葉が柔らかいため、そのままサラダにして食べても◎

春菊

フレッシュな春菊
出典:写真AC

春菊の栽培&収穫の時期

春菊は4月の春まきと、8月下旬~9月の秋まきができます。収穫時期は6月、11~12月です。冷涼な気候を好みます。

春菊栽培のポイント

秋植えでは気温が落ち着いてきてから植えるようにしましょう。暑い年は植え付け時期を遅らせてください。生育旺盛で、プランターでも簡単に栽培でき、家庭菜園に適した野菜の一つです。多めの肥料を好むので、元肥は多めに与えておくと◎

長く楽しめる春菊の栽培方法はこちら!

おすすめの品種「おたふく春菊」

暑さと寒さに強く、育てやすい品種です。ハウスでの通年栽培にも用いられます。葉はきわめて大きく、ギザギザがほとんどありません。柔らかで香りが良く、そろった出来栄えになります。
ITEM
おたふく春菊
・内容:40ml

8月の水やりは朝or夕方以降!暑さに注意して作業を

収穫したてでみずみずしい玉ねぎやニンジンなど
出典:写真AC
8月の水やりは朝、もしくは夕方以降に行いましょう。昼間に水やりすると、水分が温まり作物を傷めてしまいます。暑さには十分注意して、作業はこまめに水分補給しながら行ってくださいね。高温に強い品種を選んで、収穫を成功させましょう!

暑さが和らぐ「9月に植えるおすすめの野菜」も↓

関連する記事

夏に野菜栽培をしている女の人
このまとめが気に入ったら
「いいね!」をしよう

この記事のキーワード

MitsuyaNao
MitsuyaNao

埼玉県の山奥で、約1反のブルーベリー畑を管理しています。ハイブッシュとラビットアイを約20品種栽培中。野菜、花、ハーブなども育てています。AGRI PICKでは、家庭菜園や園芸の初心者に向けた記事を中心に担当。他メディアでも多数執筆中。