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 -  AGRI PICK 編集部
AGRI PICKの運営・編集スタッフ。農業者や家庭菜園・ガーデニングを楽しむ方に向けて、栽培のコツや便利な農作業グッズなどのお役立ち情報を配信しています。これから農業を始めたい・学びたい方に向けた、栽培の基礎知識や、農業の求人・就農に関する情報も。…続きを読む
 
 
 
花や野菜を植えるのに欠かせないプランター
 プランターとは、花や野菜、樹木を植えるための容器です。プランターや鉢に植える大きなメリットは、あとからでも場所を動かせることや、土のない場所でも植物を育てられること。置きたい場所や植えたい植物に合わせて、気に入ったものを選びましょう!形や素材など、プランターや鉢の種類を知ろう!
プランターの代表的な形や素材を紹介します。ほかにも、クレイやブリキといった素材、動物や貝殻の形を模した形など、さまざまなサイズ・デザイン・カラーバリエーションのプランターが販売されています。形
横長型プランター
 プランターといえば、長方形のこのタイプを指すことが多いです。シンプルで汎用性が高く、さまざまな植物に使いやすいのが魅力。横長で株間をあけやすいので、一つのプランターに野菜や花などを2~3苗ずつ植えられますよ。丸型プランター
 「鉢」と言ったときに多くの人が思い浮かべる、スタンダードな丸いプランターです。トマトやナスなどの小さな家庭菜園用や、360度どこからでも美しく見えるので花の寄せ植えに使われることが多いです。浅くて幅が広い丸型プランターは、根を浅く広く張るような植物に、深さがあって幅が狭いものは、根を深く垂直に伸ばすような植物におすすめです。カップ型プランター
ハンギングプランター
 室内外で使われる、吊り下げるタイプのプランターです。フェンスなどの壁面に引っ掛けるものと、天井から吊り下げるものがあります。存在感抜群で、お店のインテリアとして使われることも多いタイプ。アイビーやグリーンネックレスなどの観葉植物、ペチュニアやパンジーのようなたっぷり茂る花におすすめです。乾燥しやすいので、湿気を好む植物を植えるのは避けましょう。トレリス付きプランター
プランターの上に、つるを絡ませるためのトレリスがついているタイプもあります。プランターとトレリスを別々に用意するより、デザインに統一性をもたせることができ、おしゃれな印象を作りやすいですよ。目隠しやフェンス代わりになるのもメリットです。バラやフウセンカズラ、アサガオなど、つるを伸ばして成長する植物におすすめ!素材
プラスチック
 プラスチック製は、いろいろな素材のプランターの中でも保水性が高く、最もリーズナブル。土を入れても軽量なので、場所移動や植え替えが楽です。また、倒れても割れず、安全性が高いのもポイント。ただしプランター内の温度が上がりやすいので、高温多湿が苦手な植物には向きません。木製
自然に溶け込むナチュラルな風合いと、高い通気性が魅力の木製プランター。ただし月日とともにもろくなりやすいので、長持ちさせるには、雨が当たりにくい軒下で使用するなどの工夫をしてくださいね。素焼き・テラコッタ
土を焼いて作られたプランターで、重みがありますが、表面にとても細かい穴があいていて、通気性・通水性に優れています。素焼き鉢よりも焼くときの温度が高いものを「テラコッタ」といい、テラコッタのほうが割れにくく丈夫です。陶器
素焼きの陶器に釉薬を塗って加工されているものが多い陶器製の鉢。保水性に優れており、大小さまざまな観賞用の植物に使われます。ただし大きいものは重いので、場所を頻繁に動かしたい場合は不向きです。また割れやすいので、屋外の倒れやすい場所には置かないようにしましょう。グラスファイバー・ファイバークレイ・ファイバーセメント
繊維状にしたガラスを樹脂として固めたグラスファイバー製のプランターは、大型のものでも軽く、壊れにくくできています。繊維が重なってできているので通気性も良く、さらにセメントなどで加工されたファイバークレイ・セメントの鉢は、見た目がクールで今どきな印象に!布
横長型プランター5選|野菜や花の栽培におすすめ!
定番のシンプルなプラスチック製
大容量でたっぷり栽培!大きく育つ野菜も
アンティーク加工がおしゃれ
テラコッタ クラシープランター NP-19M
 前後に施された植物のレリーフがポイント。アンティーク加工がおしゃれな、テラコッタのプランターです。重厚感があるので倒れにくく、排水性と通気性もGood!
 
・サイズ:幅59×奥行27cm
・素材 :テラコッタ
・サイズ:幅59×奥行27cm
・素材 :テラコッタ
狭いスペースを有効活用
内部で水分をコントロール
菜園にはこんなタイプも。
丸型プランター5選|家庭菜園や寄せ植えに
プラスチック×木材のやさしい風合い
トマトやナスの栽培に!定番デザインのエコプランター
取っ手付きで持ち運び便利!
たっぷりとした寄せ植えに
クール&ナチュラルなセメントプランター
ハンギング・カップ型プランター4選|空間をよりおしゃれに
フェンスやベランダに!水の管理も簡単
カフェのようなおしゃれ空間を演出
高級感のあるスタンドカップ
気分はローマ!?
大型プランター3選|屋外の植木や観葉植物に
味わいのある焼杉
外壁と調和するデザイン
空間をスタイリッシュに演出
大きめサイズのプランターをもっと見るなら。
プランターと合わせるとGood!カバーやスタンドも

プランターカバー・鉢カバー
プランターの汚れや古くなった鉢、素っ気ないデザインを隠して、おしゃれに見せることができるプランターカバー。インテリア性がより重視される観葉植物にもよく使われます。カバーに入れるだけで、一気に雰囲気もフレッシュに変わります!プランタースタンド
プランターに寄せ植えした花などを地面ではなく、空中に浮かせたように見せたいときや、いくつかのプランターを立体的に飾って見せたいときに使われるのが、プランタースタンドです。横長のものやラウンド系のプランターを浮かせるように見せるアイアン素材の物や、複数のプランターを乗せられるフラワースタンドのようなものがあります。受け皿
鉢の底には、排水のための「鉢底穴」がついています。鉢底穴のある鉢を室内に置くなら、水分を受け止める受け皿が必ず必要です。鉢より一回り大きなサイズを選びましょう。プランターカバー3選|インテリアをセンスアップ!
背の高い植物を入れて目隠しにも
入れるだけで和の雰囲気に
グリーンのあるインテリアを楽しむ
プランターカバーはほかにも。
プランター選びのポイント

植物の種類で選ぶ
野菜
野菜を育てるときの定番は、横長型のプランターです。幅が広く、苗と苗の間隔をあけやすいので、一つのプランターに苗を複数植えてスペースの有効活用ができます。花
花は観賞用に育てるものなので、プランターも見た目が重要!ナチュラルでかわいい木製鉢や、凝ったデザインの素焼き鉢、カップ型プランターなどが人気です。つる性のバラならトレリスつき、垂れ下がるように育つ花ならハンギングなど、植物がどんな風に伸びるかもイメージして選びましょう。植木・果樹・観葉植物
樹木全般は大きく育つので、鉢も大きなサイズを用意することが鉄則です。庭に置くなら軽くて動かしやすいプラスチックや、通気性の良いテラコッタがよく使われますが、室内に置くなら陶器製が人気です。また、2年に一度くらいのペースで、一回り大きな鉢に植え替えるのも忘れずに。植物の特性を意識する

乾燥気味の環境を好む植物
サボテン・多肉植物・ハーブなどは、乾燥気味の土が好きで、湿り気が多いと枯れてしまうこともあります。水はけの良い素焼きやテラコッタの鉢がおすすめです。何年も育てる多年草
多年草とは、1年で枯れず、何年間も育てることができる植物のこと。ずっと育てていくものなので、鉢のサイズが小さいとそこで成長が止まり、根詰まりを起こして枯れてしまいます。最初から余裕のあるサイズ感の鉢を選ぶようにしましょう。鉢底穴の有無を確認
鉢の底に穴が空いていないと、通気性・排水性が悪くなり、根腐れしやすくなります。鉢底穴の有無は必ず確認しましょう。なお、鉢底穴の代わりにすのこが入っているプランターもあります。バリエーションいろいろ!お気に入りのプランターを見つけよう
 プランターは植える植物と置く場所などによって、選び方が変わってきます。紹介した形や素材、特性なども参考にして、使いやすいプランターやおしゃれなプランターを見つけてくださいね!




 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 













 



