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プランターで育てられる!秋冬の人気野菜23選


秋から育てるのにおすすめなプランター野菜をご紹介します。短期間で収穫できる、初心者にもおすすめの簡単な野菜から、スーパーでは見かけない珍しい野菜まで10種類をご紹介!家庭菜園のプロが解説する栽培のポイントは必見です。

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Akiko Isono

編集者兼ライター。家庭菜園・ガーデニング専門誌の編集に8年間携わり、現在は雑誌やムック、WEBを中心に、植物、農業、環境、食などをテーマとした記事を執筆。好きな野菜はケールとにんじん。…続きを読む

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出典:PIXTA
野菜を育ててみたい、でも畑がない!そんな方でも気軽に始められるのが、庭やベランダのスペースを利用したプランターでの野菜作り。いつでも気軽に手入れができて、使いたいときにサッと収穫できるのも魅力的です。
さわやかな秋は、ベランダ菜園を始めるのにぴったりな季節。そこでこの記事では、秋から栽培できる人気野菜をご紹介します!

初心者向き!短期間で収穫できる野菜3選

種まきから1カ月前後で収穫できる、スピード野菜がこちら。小さなプランターでも十分に育てられるので、場所を取らずコンパクトに楽しみたい方にもおすすめです。

リーフレタス

出典:写真AC
丸く球になる「玉レタス」に対して、葉が広がって育つタイプを「リーフレタス」と呼びます。採れたてはシャキシャキと歯ざわりが良く、収穫してすぐに食卓に出せば、いつものサラダがぐんとレベルアップ!赤葉やフリルタイプのレタス、葉の柔らかいサラダ菜、パリパリの食感のロメインレタスなど、いろいろな種類があるので、幾つかをミックスして育てておくと便利です。

栽培のポイント

深さ10~15cmのプランターを用意し、種が重ならないように気をつけながら、約1cm間隔でまきます。ベビーリーフをたくさん収穫したい場合は、少し多めに種をまき、成長に合わせて、株と株の間隔を空けるように少しずつ摘み取りましょう。冬は霜に当たると葉が傷んでしまうので、本格的な寒さが来る前に収穫を終えるか、軒下などにプランターを移動して育てます。

リーフレタスの詳しい育て方は、こちらの記事を参照してください。


おすすめ品種

サニーレタス

赤葉で葉がカールしたタイプ。

・内容量:約3ml


リーフレタス ガーデンベビー

ベビーリーフでの収穫に適した、7種類のリーフレタスのミックス種子。

・内容量:約2ml

小カブ

出典:写真AC
根の直径5~6cmで収穫する小カブは、コンパクトでプランター栽培にぴったり。白いボールのような根が並んで育つ様子もかわいらしく、ぜひ身近な場所で育てたい野菜です。根の部分は柔らかく甘みがあり、薄切りサラダやバーニャカウダなど、生でもおいしく食べられます。また、葉の部分にもビタミンやミネラルなどの栄養がたくさん含まれているので、捨てずに使いましょう。小松菜などの葉物野菜と同じように、炒め物やおひたしでおいしく食べられます。

栽培のポイント

プランターは深さ15cm程度のものを用意し、1cm間隔で種をまいて、たっぷりと水やりします。発芽したら、本葉1~2枚のころ、本葉3~4枚のころ、本葉5~6枚のころに、1株おきに間引きをして、最終的に株と株の間隔を8~10cmあけます。間引きのタイミングが遅れると、根がうまく太らなかったり、形が悪くなったりするので気を付けましょう。収穫は種まきから30~40日後、根が丸く太ったものから抜き取ります。

おすすめ品種

金町小蕪

小カブの代表的な品種。根が早く太り、柔らかくて甘みがあります。

・内容量:約8ml

からし菜

出典:写真AC
「マスタードリーフ」とも呼ばれる、ピリ辛の葉物野菜。ベビーリーフで収穫してサラダにしたり、サンチュのように肉に巻いて食べたり、からし菜漬けにしたりと幅広く使えます。辛みの元は「アリルイソチオシアネート」という成分で、抗菌作用や抗酸化作用があり、また、消化を良くする効果もあるといわれています。同じくピリ辛の「わさび菜」も同じ仲間の野菜です。

栽培のポイント

深さ10~15cmのプランターを用意し、1cm間隔で種をまきます。発芽後は葉が混み合い過ぎないように、成長に合わせて間引きをします。大きく育てるほど辛みが強くなりやすいので、サラダなど生で食べるなら、小さめで収穫するのがおすすめ。からし菜漬けにする場合は、葉の長さが30cm程度になるまで育てましょう。

からし菜の詳しい育て方はこちらの記事を参照してください。


おすすめ品種


葉からし菜

切れ込みのある大きな葉が特徴で、浅漬け、おひたしなどいろいろな料理に使えます。

・内容量:10ml


赤リアスからし菜

水菜のように細かく切れ込んだ赤葉のからし菜。サラダの彩りにぴったりです。

・内容量:約6ml


わさび菜

葉がフリル状で大きく、柔らかいのが特徴。ベビーリーフから大きな葉まで、おいしく食べられます。

・内容量:8ml

一度で使い切り!便利なミニ野菜2選

大根や白菜など大型の野菜は、サイズの大きなプランターが必要だったり、広がった葉が邪魔になったりと、ベランダなどの狭い場所にはあまり向きません。そこでおすすめしたいのが、コンパクトに育つミニ野菜。味や栄養は普通サイズのものと変わらず、余らせず新鮮なうちに使い切れるのもうれしいポイントです。

ミニ大根

出典:PIXTA
大根にはとてもたくさんの品種がありますが、プランターで育てるなら根の長さが20~30cmのミニタイプがおすすめ。普通サイズの大根に比べて葉の広がりがコンパクトなものも多く、マンションのベランダなどでも十分育てられます。円筒形やおむすび形、青首大根、サラダの彩りで活躍する赤大根や紅芯大根など、色も形もバラエティ豊富です。

栽培のポイント

プランターは深さが30cm以上あるものを準備しましょう。土の中に障害物があると根が真っ直ぐに伸びないので、培養土に固まりが混ざっている場合は、ほぐしてから入れます。ならした土の表面に、底の平らな空き缶などを押し付けて、深さ1cmのまき穴を作ります。種を等間隔に4~5粒まいて土をかぶせ、たっぷりと水やりします。

発芽後したら、双葉がしっかり開いたころ、本葉2~3枚のころ、本葉6~7枚のころの3回に分けて間引きをし、最も元気な株を1本残します。2回目、3回目の間引きの後に、固形肥料または薄めた液体肥料を与えます。収穫のタイミングが品種によって違うので、種のパッケージを確認してください。取り遅れると根が割れたりするので、気をつけましょう。

おすすめ品種

食べきりミニ大根 ころっ娘

根の長さ20〜25cmで、葉もコンパクトに育つ青首大根。

・内容量:約120粒


おむすびッシュ

ころんとしたおむすび型がユニーク。水気が少なく、しっかりした甘みが感じられ、サラダや炒め物などに向きます。

・内容量:約3ml


北京紅芯大根

シャキシャキとみずみずしく、サラダ用に人気の大根。切ると中の赤紫色が鮮やかです。

・内容量:4.5ml


大根紅三太

根の長さ15cm、直径5cmとコンパクトな品種。真っ赤な皮と真っ白な中身のコントラストが鮮やかです。

・内容量:8ml

ミニ白菜



出典:写真AC
なかなか使いきれない野菜といえば、まず白菜を挙げる人が多いかもしれません。外葉も含めると一抱えもの大きさになり、栽培するにも場所を取ります。そこでおすすめなのが、普通の白菜の半分ほどの大きさのミニ品種。栽培期間が短くて、初心者にも育てやすく、新鮮でおいしいうちに食べ切れるのが魅力です。

栽培のポイント

深さ30cm程度のプランターを用意し、培養土を入れて表面をならし、底の平らな空き缶などを押し付けて、深さ1cmのまき穴を作ります。種を等間隔に4~5粒まいて土をかぶせ、たっぷりと水やりします。葉を食べられるときれいな球にならないので、虫の多い場所では、種まき後すぐに防虫ネットを掛けておくと安心です。

発芽後は、双葉がしっかり開いたころ、本葉2~3枚のころ、本葉6~7枚のころの3回に分けて間引きをし、最も元気な株を1本残します。3回目の間引きのあとから、2~3週間に1回を目安に、固形肥料または薄めた液体肥料を与え、葉の枚数を増やします。葉が巻いて、品種ごとの大きさになったら収穫しましょう。

おすすめ品種

タイニーシュシュ

葉が柔らかく、サラダでもおいしく食べられる人気のミニ白菜。収穫サイズは重さ800~1200g。

・内容量:1.8ml

オレンジミニ
ITEM
オレンジミニ
重さ1500gほどに育つ、芯がオレンジ色の白菜。ビタミンAが多く含まれています。

・内容量:3ml

プランターなら手入れも簡単!冬越し野菜

秋に植える野菜の中には、寒い冬を越して春や初夏に収穫するものがあります。栽培に半年以上掛かるので、難易度は高めだといえますが、その分、じっくり育てて収穫を迎えたときの喜びはひとしおです。プランター栽培なら、寒い日に畑に出掛ける手間も省けるので、気軽に育てられます。

なばな(菜の花)

出典:PIXTA
「なばな」は、花のつぼみと柔らかい茎や葉を食用にするアブラナ科野菜全般のことで、春を告げる代表的な野菜の一つです。歯ごたえが良く、爽やかな苦み、辛みがあり、おひたしや炒め物、パスタ、温野菜サラダなど幅広く使えます。秋の終わりから収穫が始まるもの、年明けから春に収穫するものなど、さまざまなタイプがあり、食感や風味も少しずつ違います。

「なばな」として流通している野菜のほかに、白菜や小松菜、水菜、ルッコラなどのアブラナ科野菜を収穫せずに春まで置いておくと、茎が伸びてつぼみが付き、なばなとして楽しむことができます。

栽培のポイント

品種にもよりますが、種まきは8~9月ごろに行います。深さ30cm程度のプランターを用意し、培養土を入れて表面をならし、底の平らな空き缶などを押し付けて、深さ1cmのまき穴を作ります。種を等間隔に4~5粒まいて土をかぶせ、たっぷりと水やりします。虫の多い場所では、発芽前に防虫ネットを掛けましょう。

発芽後は、双葉が開いたころ、本葉2~3枚のころ、本葉4~5枚のころの3回に分けて間引きをし、最も元気な株を1本残します。種まきから1カ月程経ったら、固形肥料または希釈した液体肥料を与えましょう。株の中心の茎が伸びてつぼみが付いたら、20cmほどの長さで収穫します。その後はわき芽が次々に伸びてくるので、手でポキッと折れるところで折り取って収穫します。収穫中も月に1回を目安に追肥すると、長く収穫が続けられます。

おすすめ品種

オータムポエム アスパラ菜

アスパラガスのような甘みのある茎と、さわやかな歯ざわりが特徴。

・内容量:1ml


紅菜苔

漢字では「紅菜苔」と書き、赤い茎と黄色い花のコントラストが美しい中国のなばなです。

・内容量:8ml


三陸つぼみ菜

元は宮城県で古くから栽培されていたなばなで、葉もつぼみもボリュームがあり、食べごたえたっぷりです。

・内容量:4.3ml

玉ねぎ

出典:写真AC
カレーやシチュー、サラダ、スープ、煮物、揚げ物など、毎日の料理に欠かせない野菜の一つ。血液をサラサラにして、生活習慣病の予防に役立つ野菜としても根強い人気があります。秋に苗を植えて、収穫するのは翌年の初夏ごろと半年以上の期間が必要ですが、栽培にはそれほど手間が掛からず、初めての人でも気軽に挑戦できます。春に収穫できる早どり品種はあまり日持ちせず、夏ごろに収穫する晩生(おくて)品種は長期保存が可能です。目的に合わせて、幾つかの種類を育てるのも良いでしょう。

栽培のポイント

植え付けは11月ごろで、時期が近づくと、細いネギのような苗がホームセンターやネット通販などで出回り始めます。年によっては早めになくなってしまうので、確実に入手するなら予約しておくと良いでしょう。苗は数十本単位で売られていますが、あまり細過ぎるものや太過ぎるものは避け、鉛筆よりやや細いくらいの苗を選んで植え付けます。

プランターは深さ20cm程度のものを準備し、培養土を入れて、苗を12cm間隔で植えます。このとき、葉の分岐する部分を埋めないように気を付けましょう。植え付け後の水やりは不要ですが、苗がしっかり根付いた後は、土が乾いたらたっぷりと与えるようにします。植え付けの1カ月後から、2週間に1回を目安に液体肥料や固形肥料を追肥します。玉ねぎは太り始める4月以降は追肥をストップし、収穫を待ちましょう。

おすすめ品種



ネオアース

色つやが良く、形のそろった玉ねぎが収穫できます。貯蔵性も◎

内容:2.2ml


赤タマネギ 猩々赤

サラダなどの生食向きで、大玉の赤玉ねぎ。

・内容:約5.5ml

そら豆

出典:写真AC
春の訪れを感じさせるさわやかな色合いと、ホクホクした甘さが人気のそら豆。さやが上向きに付くことから「空豆」、蚕が作るまゆの形に似ていることから「蚕豆」と、2つの漢字が当てられています。タンパク質、ビタミン、ミネラルなどの栄養素をバランスよく含み、中でもビタミンB群が豊富。時間が経つと味や栄養価が落ちてしまうので、収穫後はできるだけ早めに調理しましょう。塩ゆでや、さやごと蒸し焼きにするなど、シンプルに素材を味わう料理がおすすめです。

栽培のポイント

種まきは10~11月に掛けて。うまく発芽しない場合もあるので、ポットに種をまいて多めに苗を作り、本葉2~3枚まで育ててからプランターに植え付けると、より確実です。培養土を入れたポットに、種の「お歯黒」と呼ばれる黒い筋を下にして、上部が少し見える程度に、斜めに土に差し込むだけで種まきは完了。たっぷりと水やりして、その後も土が乾いたら水やりを続けます。プランターに直接種をまく場合も、方法は同じです。プランターは深さが30cm以上あるものを準備しましょう。

冬の間はあまり成長しませんが、春先になると株元から茎がたくさん出てきます。太く勢いのある茎を6~8本残し、ほかは根元から切り取ります。また、成長の始まる2月ごろから、2週間に1回を目安に肥料を与えます。アブラムシが付きやすいので、目の細かい防虫ネットを掛けて予防すると良いでしょう。

収穫は5~6月で、上を向いていたさやが豆の重みで下向きになってきたら、食べごろです。

おすすめ品種

一寸そら豆

ホクホクの食感と上品な甘みが持ち味。粒のそろったふっくら大きな豆が収穫できます。

・内容量:約45ml

スナップエンドウ

出典:写真AC
えんどう豆の仲間には、さやの甘みを楽しむ「絹さや」、甘く香りの良い豆を味わう「グリーンピース」、そして、それぞれのおいしさが一度に味わえる「スナップエンドウ」の3種類があります。歯切れの良いさやと、プチプチした食感の豆が同時に味わえるスナップエンドウは、初夏にぜひ味わいたい野菜。特に、収穫したての甘みは格別です。ベータカロテン、ビタミンC、カリウム、カルシウムなどを豊富に含み、栄養面でも優れています。

栽培のポイント

10~11月に種をまいて、栽培をスタートします。深さ30cm以上のプランターを用意し、培養土を入れて表面をならし、底の平らな空き缶などを押し当てて、深さ1cmのまき穴を作ります。種を4~5粒まいて水やりし、発芽を待ちます。発芽したら本葉2~3枚のころに間引きをして、元気な株を2本残します。霜や強い風に当たると株が傷むので、冬の間は軒下などにプランターを移動しましょう。

2月ごろになるとつるが伸び始めるので、早めに支柱とネットを設置します。また、種まきの1カ月後と、花が咲き始める前に肥料を与えましょう。収穫は4月半ばごろから始まります。

おすすめ品種

スナップエンドウ グルメ

大きなさやがたくさんつく品種。厚みのあるさやは端切れがよく、しっかりした甘みがあります。

・内容量:約20ml

いちご

出典:写真AC
市販のいちごは12月ごろから出荷が始まりますが、家庭菜園で育てる場合は、10~11月に苗を植えて、翌年の5月ごろから収穫が始まります。真っ赤に完熟させてから収穫したいちごは、香りも甘みもバツグン。ビタミンCや水溶性食物繊維のペクチンを多く含み、フルーツの中でも特に美容効果が高いことが知られています。

栽培のポイント

市販の苗を植えて栽培をスタートします。プランターは深さが20cm程度あれば育てられますが、実が外側にぶら下がって付くので、地面に実が接しないように、高さを出すなどの工夫をしましょう。また、植え付けのとき、株の中心の「クラウン」と呼ばれる新芽の部分を埋めてしまわないように注意してください。

冬の間はほとんど成長しませんが、3月ごろから花が咲き始め、きちんと受粉させることでおいしいいちごができます。

いちごの詳しい育て方は、こちらの記事を参考にしてください。


おすすめ品種

とちおとめ

栃木県生まれの品種で、強い甘みと程よい酸味が持ち味。口に入れるとたっぷりの果汁があふれます。

・内容:3号ポット6株セット


おいCベリー

ずっしり大きな果実には、100g中87μgと、ほかのいちごよりもビタミンCが豊富に含まれています。糖度の高さも人気のポイント。

・内容:9cmポット6株入り

天使のいちご エンジェルエイト

ここ数年大人気の、白いいちご。四季なり性で、春から秋に掛けて大きな実を付けます。

・内容:3号ポット

秋冬に植えるおすすめプランター野菜を月別にチェック!

野菜の苗
出典:写真AC
ここでは、9~12月に苗の定植や種まきができる野菜の種類を紹介します。

9月に種をまく・植えるおすすめ野菜

スティックブロッコリー(茎ブロッコリー)

スティックブロッコリー
出典:写真AC
側花蕾(そくからい)と呼ばれるわき芽を育て、収穫するスティックブロッコリー。2~3月の春まきのほか、7月の夏まき苗を9月に定植することも可能です。収穫時期は9~12月。プランター栽培にする場合は、60cm幅のプランターで2株植えが目安です。

▼スティックブロッコリーの詳しい育て方は、こちらの記事で!

ワケギ(分葱)

ワケギ
出典:写真AC
ワケギは9月に球根を植え付け、収穫は10~12月、翌3~4月。長期間収穫できるので、何かと重宝する野菜です。5月になったら収穫を止めて球根を太らせ、6月に掘り上げておけば、再び栽培することができます。

▼ワケギの詳しい育て方は、こちらの記事で!

シュンギク(春菊)

シュンギク
出典:写真AC
シュンギクは春~秋まで種まきができますが、9月の秋まきにすると、収穫が長く楽しめます。幅60cmの野菜用プランターの場合、10株ほど栽培が可能です。

▼シュンギクの詳しい育て方は、こちらの記事で!

9月に栽培がスタートできる野菜の種類は、こちらの記事でも紹介しています!


10月に種をまく・植えるおすすめ野菜

キャベツ

キャベツ
出典:写真AC
キャベツは、春・初夏・夏・秋の年4回種まきが可能です。10月の秋まきにする場合は、苗の状態で冬越しさせ、翌年の5月に収穫します。キャベツをプランターで育てるときは、直径30cm以上の大きな鉢に1株植えにしましょう。

▼キャベツの詳しい育て方は、こちらの記事で!

ザーサイ

ザーサイ
出典:PIXTA
ザーサイは10月が苗の植え付けの適期。虫がつきやすいので、定植後すぐに防虫トンネルを設置するようにします。収穫は翌年の1月。プランターは深さ30cm以上のものを使用し、1株植えにしましょう。

▼ザーサイの詳しい育て方は、こちらの記事で!

パクチー

パクチー
出典:写真AC
エスニック料理には欠かせないパクチー。春と秋の年2回、種まきのチャンスがあります。秋まき栽培は、9月に種まきして苗を用意し、10月に定植します。過湿に弱いので、プランターで育てるときは水のやり過ぎに注意!

▼パクチーの詳しい育て方は、こちらの記事で!

10月に栽培がスタートできる野菜の種類は、こちらの記事でも紹介しています!


11月に種をまく・植えるおすすめ野菜

コマツナ(小松菜)

コマツナ
出典:写真AC
コマツナは春と夏のほか、10~12月の冬まきも可能です。収穫は12月~翌3月。葉の長さが20cmぐらいになったら採れどきです。コマツナをプランター栽培にするときは、60cm幅で10cm間隔の2条まきにします。水切れしないように注意しましょう。

▼コマツナの詳しい育て方は、こちらの記事で!

チンゲンサイ

チンゲンサイ
出典:写真AC
チンゲンサイは、通年栽培ができる家庭菜園の強い味方。11月でも種まきと苗の植え付けができます。収穫までの期間は約50~60日が目安。60cm幅のプランターでは、ミニチンゲンサイは10株、普通種であれば4~5株育てられます。

▼チンゲンサイの詳しい育て方は、こちらの記事で!

12月に種をまく・植えるおすすめ野菜

レタス

レタス
出典:写真AC
レタスは冷涼な気候を好むことから、10月以降でも苗植えは可能。12月に種まきすると、収穫は翌年の2~4月。厳寒期はポリトンネルで保温し、上手に越冬させましょう。

▼レタスの詳しい育て方は、こちらの記事で!

キャベツ(秋まき苗の定植)

キャベツ
出典:写真AC
秋まきのキャベツは10月に種まきし、育てた苗を12月に定植します。収穫は翌年の5月になるので、苗にポリトンネルをかけて越冬させます。苗を植え付けるときは、根を切ってしまわないように注意しましょう。

▼キャベツの詳しい育て方は、こちらの記事で!

虫がつかない!おすすめ秋冬プランター野菜

プランター栽培
出典:写真AC
「野菜をプランターで育ててみたいけれど、虫が苦手…」という人も大丈夫!虫に強い野菜の種類を紹介します。

アイスプラント

アイスプラント
出典:写真AC
透明な粒々に覆われた見た目と、独特の食感が楽しいアイスプラント。塩水を与えて育てるため、露地栽培よりもプランター栽培に適した野菜です。そんなアイスプラントは非常に丈夫で、害虫の心配がありません。9月の種まきで11月の収穫が可能です。

アイスプラントの詳しい育て方は、こちらの記事で!


ニンニク

ニンニク
出典:写真AC
ニンニクは9~10月に植え付け、収穫は翌年の5~6月と栽培期間は長め。ですが、植え付けしてしまえば、あとはほとんど手間がかからず、害虫も付きにくいのが魅力です。ニンニクの鱗片を植え付けるときは、とがった方を上にしましょう。プランターでの栽培目安は、幅60cmの野菜用プランターで10株です。

ニンニクの詳しい育て方は、こちらの記事で!


カイワレダイコン(かいわれ大根)

カイワレダイコン
出典:写真AC
厳寒期以外であれば、いつでも栽培ができるカイワレダイコン。水耕栽培にして室内で育てれば、害虫リスクもありません。種まきから7~10日ほどで収穫できるのもうれしいですね!

カイワレダイコンの詳しい育て方は、こちらの記事で!


秋冬野菜、成功のポイントは?

出典:PIXTA
夏の暑さが残る初秋から、木枯らしの吹く晩秋、そして本格的な冬と、秋に育てる野菜は、気温や天候が大きく移り変わる時期に成長します。その分、種まきや植え付けのタイミングがずれると、その後の成長に影響しやすいので、それぞれの野菜の栽培適期を守ることが大切なポイントです。
また、冬の間は成長が止まっているように見えても、植物は内部で着々と春に向けての準備をしています。寒い日はベランダに出るのがちょっと面倒ですが、水やりや追肥など、この時期の管理作業がその後の成長を左右するので、ぜひ忘れずに続けましょう。

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