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今回は、そんなシュンギクの栽培方法について、家庭菜園のプロ・福田先生にお話しを聞きました。育てる際の参考にしてくださいね!
家庭菜園歴40年!福田俊先生にシュンギク栽培のコツをうかがいました
関連サイト
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著書
『市民農園1区画で年間50品目の野菜を育てる本』(学研プラス)
『フクダ流家庭菜園術』(誠文堂新光社)
『福田さんのラクラク大収穫!野菜づくり』(学研パブリッシング)
シュンギクの栽培時期や特徴
栽培カレンダー
・収穫:6~12月
栽培適温
10~20℃栽培期間
種まきから収穫まで約3カ月かかります。シュンギクの花
シュンギクの花はとてもきれいですが、開花すると筋が固くなってしまうため、食用には適さなくなってしまいます。
品種について
シュンギクは、葉の切れ込みの程度により、大葉品種・中葉品種・小葉品種に分類されます。大葉品種は主茎を収穫するタイプで、大ぶりで切れ込みの浅い葉が特徴。関西で多く栽培されている品種です。関東では、葉の切れ込みが多い中葉品種が主に栽培されています。中葉品種は、主茎の下を数cm残せば側枝がたくさん収穫することが可能です。小葉品種は、切れ込みの深い小ぶりな葉が特徴。収穫量が少ないため、現在はあまり栽培されていません。
シュンギクの栽培方法|畑・プランター
Step1. 土作り
福田先生解説!「有機質たっぷりの土づくり」
福田先生直伝!有機ぼかし肥料の作り方
草木灰の詳しい情報はこちらの記事で
Step2. 種まき
・サイズ:幅95cm×長さ50m×厚さ0.02mm、45mm孔×5列
必要な栽培スペース
・B:畝の高さ/10cm
・C:種まきの間隔/15cm
・D:条間/15cm(5条)
Step3.防虫トンネルの設置
種をまいたら、すぐに防虫トンネルを設置します。収穫が終わるまで、そのまま外さずに掛けておきましょう。防虫ネットについてはこちらの記事で!
Step4. 間引き
Step5. 収穫
中葉品種は、地表から5cmほどの長さになるように主茎を残し、はさみで切って収穫しましょう。主茎を採った後は、側枝が収穫できるようになります。
大葉春菊は、主茎取りが多いので地際から切り取ってください。
シュンギクのプランター栽培
シュンギクはプランターでも栽培可能!ベランダなどの狭いスペースしかないという人も、ぜひ挑戦してみてください。プランターのサイズ
一般的な60cmプランターでOKです。栽培可能な株数は10株になります。・サイズ:幅60×奥行32.4×高さ32.4cm
・容量:22L
・材質:ポリプロピレン
プランター選びについてはこちらの記事で!
用土
市販の野菜用培養土で育てることができます。鉢底ネット、鉢底石の順にプランターの底に敷いたら、プランターのフチから3cmほど下まで培養土を入れましょう。種まき
土に指で深さ1cmほどの穴を開け、1穴に3~4粒ずつ、10cm間隔の千鳥植え※にします。シュンギクは好光性種子のため、土は5mm程度に薄く被せましょう。※2条以上で植える際、株を千鳥の足跡のように交互に植えること
水やり
基本的に毎日行います。土の表面が乾いたら、鉢底穴から流れ出るまでたっぷり水やりしましょう。間引き
本葉が出たら、1箇所につき1本になるよう間引きます。収穫
主茎が20cmぐらいに伸びたら収穫します。シュンギクの病気と害虫
「アブラムシ」の詳しい対策方法はこちら!
防虫ネットの種類や設置方法はこちらの記事で!
家庭菜園におすすめのシュンギクの品種
大葉春菊
中葉春菊
菊之助
・内容量:25ml
スティックシュンギク
サラダシュンギク
・内容:小袋