シャキシャキでおいしい中国野菜!チンゲンサイを栽培するポイントは?

春まきと秋まきができ、2カ月程度で収穫までできてしまう葉物野菜のチンゲンサイ。失敗しないための栽培のコツや害虫対策など、種まきから収穫までの栽培方法を詳しく解説します。栽培カレンダーで、間引きや収穫の時期もバッチリわかりますよ!


チンゲンサイ

出典:写真AC
くせのない味とシャキシャキした歯ごたえがおいしい、中国野菜のチンゲンサイ(チンゲン菜・青梗菜)。炒め物やスープの具材など、料理に使いやすいだけでなく、ころんとした形で見た目もかわいらしいですね。病気や暑さにも強く、夏でも栽培しやすいので、小松菜などのアブラナ科の野菜と同様に家庭菜園でも人気です。

プランターで収穫できるものも!おすすめチンゲンサイの品種

収穫したチンゲンサイ
出典:写真AC
人気野菜のチンゲンサイには、プランターに最適な品種もあります。スペースに余裕があれば、違う品種をいくつか育ててみては?

暑さに強い!「青帝」

ITEM
青帝 種
比較的に高温に強く、トウ立ちしにくい特徴があります。低温にはやや弱いため、ビニールトンネルを利用して栽培するのがおすすめです。

・内容量:2ml

生育旺盛で暑さに強い品種「涼武」

ITEM
涼武 種
生理障害がほとんど見られず、トウ立ちが起きにくいため春まき栽培に最適!追肥の量を少なくしてもグングン育ちます。畑でもプランター栽培でも。

・内容量:3.3ml

プランター栽培に最適「ミニチンゲンサイ」

ITEM
ミニチンゲンサイ 種
草丈が10~15cmとコンパクトで、プランターで栽培するのに特におすすめ!ほぼ一年中栽培が可能です。すじもなく丸ごと料理に使えます。

・内容量:3ml



押さえておきたい!失敗しないチンゲンサイの栽培のコツ

畑のチンゲンサイ
出典:写真AC
甘くてみずみずしいチンゲンサイを育てるためのポイントは2つ!種まきや植え付けのタイミングを守り、虫食いを防ぐことです。

チンゲンサイの栽培カレンダー

春まき

チンゲン菜カレンダー
図:まつたかずき

秋まき

カレンダー
図:まつたかずき

栽培適温と連作障害

栽培適温:20~25℃
連作障害:1~2年

Point1. 春まきの種まきと収穫は早めに

暑さに比較的に強いチンゲンサイですが、発芽直後の本葉は真夏の日光には太刀打ちできません。畑で春まきする場合は、気温が上昇する前の5月下旬までに完了するようにしてください。また春まきはとう立ちしやすいので、少し早めに収穫するようにしましょう。

Point2. 防虫ネットを忘れず設置

チンゲン菜の栽培
出典:写真AC
チンゲンサイは、アオムシやアブラムシなどの害虫が付きやすいので、植え付け直後に防虫ネットをしっかり設置して予防しましょう。穴があいていたり、裾の部分に隙間があると入り込むので、隙間なく張るようにしてください。
防虫ネットについて、詳しくはこちら!

地植えやプランターでのチンゲンサイの栽培方法



チンゲンサイ
出典:写真AC

Step1. 用意するもの

チンゲンサイの種と、土作りや栽培に必要な道具を用意しましょう。
. 追肥を実施」

Step2. 土づくり

土に肥料を混ぜている様子
撮影:まつたかずき

畑・地植え

1. 種まきの2週間前までに1平方メートルあたり100gの苦土石灰をまき、土に混ぜ込みます。
2. 種まきの1週間前までに1平方メートルあたり1kgの堆肥と200gの化成肥料をまき、土に混ぜ込みます。
3. 高さ10~15cm、畝幅60~70cmの畝を作成します。

プランター

1. プランターは深さ30cm、幅65cm、奥行き20cm以上の物を準備しましょう。
2. 根腐れを防止するため、鉢底石を底に敷き、野菜用培養土を縁から2cm下の高さまで入れます。

Step3. 種まき

畝に溝をつくる様子
撮影:まつたかずき

畑・地植え

1. 支柱や割り箸を利用して、深さ1cmの溝を10cm間隔で平行に作ります。
2. 溝に沿って、種を1cm間隔ですじまきします。
3. まき終わったら、土をかけて鎮圧します。

プランター

カブプランター栽培の図
図:まつたかずき
1. プランターの横幅と平行に、深さ1cmの溝を15cm間隔で2本程度作ります。
2. 溝に沿って、種を1cm間隔ですじまきします。
3. まき終わったら、土をかけて軽く鎮圧します。

Step4. 水やり

種を植えた直後は、種が流れたりしないように優しく水を与えてください。その後は、土が乾いたときにたっぷりと水やりをするようにしましょう。

Step5. 防虫ネットをかぶせる

防虫ネットをしてある野菜
出典:写真AC
種まきをしたら、すぐに防虫ネットをかぶせましょう。暑い時期は虫の活動も活発なため、植えた直後に主軸を食べられてしまうことも多々あります。種まきして間髪入れずに、防虫ネットまで設置して作業を終えるのがポイント!

Step6. 間引き1~2回目

1. 本葉が2~4枚になったら、生育が悪い株を中心に3~5cm間隔で間引きをします。
2. 1回目の間引き後は、株元の土を寄せます。本葉まで埋めないようにしましょう。
3. 本葉が5~6枚になったら、隣同士の株の葉が重ならないように、5~7cm間隔で2回目の間引きをします。間引きしたチンゲンサイは、ベビーリーフとして食べられますよ!

Step7. 追肥

2回目の間引き後、畑や地植えには1平方メートルあたり10~20g、プランターには10gの追肥を行いましょう。生長の様子を見て、2週間に1回程度追肥を実施します。

Step8. 間引き3回目

畑のチンゲンサイ
出典:写真AC
高さが10~15cmになったら、生育が悪い株を中心に10~15cm間隔で間引きをします。根ごと土から引き抜くと、隣同士の株の根が絡み、健康な株も一緒に抜けてしまうことがあります。株元から、はさみでカットするように間引きするのがコツです。

Step9. 収穫

高さが20cm前後になったら、株元からカットして収穫しましょう。大きく育ち過ぎると味が落ちるため、早めに収穫してくださいね!

チンゲンサイの害虫対策

虫食い葉
出典:写真AC
アブラナ科のチンゲンサイは、アオムシやアブラムシの大好物。食欲旺盛なヨトウムシに、あっという間に葉を食害されてしまうことも。万全な予防と対策を忘れずに!

アオムシ

アオムシ
出典:写真AC
チンゲンサイの天敵はアオムシです。防虫ネットをしないと、確実に被害にあうと言ってもいいかもしれません。アオムシはキク科の植物を嫌います。チンゲンサイのコンパニオンプランツといわれている、レタスや春菊を一緒に植えてみるのもいいでしょう。

アブラムシ

小さなアブラムシが白い布の上にいる
出典:写真AC
アブラムシはアブラナ科が好物なこともあり、一度発生すると被害が拡大します。発見したら葉をカットして、通気性を良くしましょう。窒素肥料を与え過ぎたり、土の表面にまいたままにするのも発生の原因となるので、肥料は適量を土にしっかり混ぜ込んでください。

ヨトウムシ

まずはしっかり防虫ネットをして、卵を産み付けられないようにしましょう。対策をしても葉に食害が見られた場合、ヨトウムシが潜んでいる可能性が高いです。株元を掘って見つけたら捕殺しましょう。米ぬかを入れた缶詰の空き缶を土に埋めたトラップを作り、誘き寄せてから駆除するのも有効です。
ヨトウムシ対策を詳しく知るならこちら!

チンゲンサイを栽培して、本来の甘さや食感を堪能しよう!

担々麺
出典:写真AC
チンゲンサイが収穫できたら、ぜひみずみずしいうちに味わってみてください。特に、シャキシャキ食感やさっぱりとした野菜の甘みを感じられる炒め物は最高です!くせのない葉物野菜なので、卵や肉、ほかの野菜とも相性ぴったり。たくさん栽培して、いろいろな料理に活用してみてくださいね。

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収穫したチンゲンサイ
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まつたかずき
まつたかずき

市民農園のスタッフをしながらライターとして活動しています。野菜づくりを誰もが気軽に出来る趣味にすることを目標に、初心者の方でも興味を持っていただける記事を執筆していきます!