茎ブロッコリー(スティック・セニョール)の栽培法&おいしい食べ方

ブロッコリーは食卓野菜の定番ではありますが、茎ブロッコリーはご存知ですか?茎ブロッコリーはスティックセニョールとも呼ばれ、ブロッコリーよりも手軽に食べられるので栽培する人も増えています。今回は育て方から食べ方まで丁寧に解説します!


出典:写真AC
最近、スーパーの野菜売り場でよく見かける、茎の長いブロッコリー。「茎ブロッコリー」「スティックブロッコリー」「スティック・セニョール」など、いろいろな呼び名があり、軟らかく甘みのある茎と、歯ざわりの良いつぼみの部分の両方が楽しめる人気の野菜です。

茎ブロッコリーの栄養価や食べ方、育て方は、普通のブロッコリーとどんな違いがあるのでしょうか?そんな疑問にお答えします!

1. 茎ブロッコリーってどんな野菜?

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茎ブロッコリーは、普通のブロッコリーと芥藍(かいらん)という中国の菜花を掛け合わせて作られた野菜です。普通のブロッコリーが、株の中心に頂花蕾(ちょうからい)という大きなつぼみの塊を付けるのに対して、茎ブロッコリーは頂花蕾が小さく、代わりに側花蕾(そっからい)と呼ばれるわき芽をたくさん伸ばします。この側花蕾を収穫したものが、茎ブロッコリーです。茎の部分はアスパラガスのような歯ざわりで、つぼみは普通のブロッコリーよりもゆるく、菜花のような食感が楽しめます。

2. 茎ブロッコリーのおいしいゆで方・食べ方は?

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茎が細くて火が通りやすく、普通のブロッコリーよりも気軽に使えるのが茎ブロッコリーの良いところ。あまり太いものでなければ、ゆで時間は3分ほどでOKです。電子レンジ調理の場合は、2分程度(600w)が目安。ほんのりと甘みがあり、温野菜サラダにしたり、炒め物にしたりと、シンプルな調理で十分おいしく食べられます。さらに、肉巻きやタルタルソース乗せなど、アレンジ次第でボリュームも大満足。茎とつぼみの部分では食感が違うので、それぞれ使い分けて楽しむこともできます。

おすすめレシピ『茎ブロッコリーの豚バラ巻き』

1. 茎ブロッコリーは塩を入れた熱湯で1~2分ゆでるか、電子レンジ(500W)に1分掛けます。
2. 豚バラ薄切り肉を半分の長さに切って広げ、塩・こしょうを軽く振ります。
3. 豚バラ肉の上に茎ブロッコリーを置き、茎の部分にくるくる巻き付けます。
4. フライパンに油を引いて中火に掛け、3を並べて、時々転がしながら焼きます。
5. 豚肉に火が通ったら、酒・しょうゆ・みりんを1:1:1の割合で混ぜたたれを加え、全体に味を絡めて完成。冷めてもおいしいので、お弁当のおかずにもおすすめです。

3. 茎ブロッコリーの栄養素は?

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栄養面は、普通のブロッコリーとほとんど変わりません。ブロッコリーといえば、ベータカロテンやビタミンC、Eなどのビタミン類が多いとして知られていますが、中でもビタミンCの含有量は100g当たり120mgと、野菜の中でもトップクラス。また、体が新しい細胞を作る働きを助ける葉酸や、カリウムやカルシウム、鉄などのミネラル類も豊富に含まれています。

ベータカロテンやビタミンCは茎の部分に多く含まれているので、茎をたっぷり食べられる茎ブロッコリーは、効率よく栄養が取れる食材だと言えます。

4. 茎ブロッコリーはいつ育てる?収穫まではどのくらい?

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茎ブロッコリーの栽培時期は、春(3~4月)と秋(8~9月)の年2回。気温が上がる春から夏にかけては害虫が増えるため、家庭菜園の場合は秋植えの方が、難易度が低めです。市販の苗を植え付けて栽培を始めれば、1カ月半~2カ月で収穫が始まり、3か月ほど収穫が続けられます。

茎ブロッコリーの苗 スティックセニョール 4株入りパック

茎ブロッコリー苗 スティックセニョール
ITEM
茎ブロッコリー苗 スティックセニョール
苗は連結ポットに入れられているので、植えるのが楽々。縦10×横10×深さ7cmのトレーが縦5×横5cmに区切られています。生産農場から直送されるため、苗は新鮮そのもの!

・内容:4株パック

5. 茎ブロッコリーの育て方【畑編】



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栽培方法はブロッコリーと似ていますが、中心のつぼみが小さいうちに収穫して、わき芽を伸ばすのがポイント。どっさり収穫を目指して挑戦してみましょう。

Step1. 用意するもの

・茎ブロッコリーの苗

*そのほか必要なものは、こちらの記事を参照してください。


Step2. 土作り

栽培する区画の土壌酸度を測り、pH6.0~6.5になるように石灰をまいて調整します。1週間ほど空けて堆肥と肥料をまき、よく耕して畝を立てます。さらに1週間置いて土となじませます。

*詳しい土作りの方法はこちらを参照してください。


Step3. 苗の植えつけ

畝の表面をよくならし、苗のポットと同じ深さの植え穴を掘ります。2株以上植える場合は、間隔を40cm空けましょう。ポットを外して苗を植え付け、周りの土を寄せて軽く押さえ、ジョウロで水やりします。

Step4. 害虫対策

茎ブロッコリーなどのアブラナ科野菜は、モンシロチョウやガの幼虫など害虫に狙われやすいので、植え付け後は防虫ネットを掛けておくと安心です。虫が入り込まないように、ネットの端は土に埋めて、きちんと閉じましょう。

Step5. 追肥

植えつけの2~3週間後に、固形または液体肥料を追加で与え、株の成長を促します。さらに1カ月ほど経つと、株の中心につぼみ(頂花蕾/ちょうからい)ができてくるので、この頃にもう一度追肥します。肥料の散布量などは製品によって違うので、パッケージをよく確認してください。

Step6. 頂花蕾の収穫

中心にできたつぼみ(頂花蕾)が500円玉サイズになったら、切り取って収穫します。頂花蕾を収穫しないでいると、わき芽(側花蕾)が伸びないので、早めに収穫しましょう。

Step7. 側花蕾の収穫

株の下の方からわき芽(惻花蕾)が伸びてきたら、15~20cmの長さになったものから収穫します。取り遅れるとつぼみが開いて食感が悪くなるので、こまめに見回って収穫しましょう。収穫中も定期的に追肥を続けると、次々にわき芽が出ます。

6. 茎ブロッコリーの育て方【プランター編】

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プランターは、直径30cmの丸型なら1株、2株以上植えるなら、幅60cm以上の長方形タイプが適しています。

Step1. 用意するもの

茎ブロッコリーの苗、深さ30cm程度のプランター
*そのほか必要なものは、こちらの記事を参照してください。

Step2. プランターの準備

プランターの底に鉢底ネットを敷き、底面が見えなくなるくらい鉢底石を入れます。その上に、培養土を縁から2~3cm下まで入れ、ジョウロで水を掛けてよく湿らせます。

Step3. 苗の植えつけ

苗のポットと同じ深さの植え穴を掘り、ポットをはずして苗を植え付け、もう一度水やりします。2株以上植える場合は、間隔を30~40cm空けます。

Step4. 害虫対策

害虫が多い場合は、植え付け後すぐに防虫ネットを掛けましょう。ネットの裾はひもなどで固定し、虫が入り込まないようにします。

Step5. 追肥

植え付けの2~3週間後に、固形または液体肥料を追加で与え、株の成長を促します。さらに1カ月ほど経つと、株の中心につぼみ(頂花蕾/ちょうからい)ができてくるので、この頃にもう一度追肥します。

Step6. 頂花蕾の収穫

中心にできたつぼみ(頂花蕾)が500円玉サイズになったら、切り取って収穫します。

Step7. 側花蕾の収穫

株の下の方からわき芽(惻花蕾)が伸びてきたら、15~20cmの長さになったものから収穫します。取り遅れに注意し、収穫中も定期的に追肥を続けると、次々にわき芽が出ます。

7. とれたて茎ブロッコリーで、食卓が豊かに

出典:PIXTA
おいしくて栄養豊富な茎ブロッコリー。調理も簡単なので、忙しい朝や、夕飯にもう一品欲しいときなど、いろいろな場面で活躍してくれます。畑やベランダで、食べたい分だけ茎ブロッコリーを収穫して、新鮮なうちにテーブルへ。そんな暮らしを目指してみてはいかがでしょうか。

紹介されたアイテム

茎ブロッコリー苗 スティックセニョール

茎ブロッコリー苗 スティックセニョール

¥260 税込

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