イチからわかる!キャベツの育て方

食卓でお馴染みの野菜「キャベツ」。今回はその栽培方法をご紹介します!品種や栽培時期、栽培に必要な道具まで徹底解説。栽培方法は畑とプランターそれぞれお教えします。さらに「育ててるけどうまく巻かない…」なんて方のために、コツも伝授しちゃいますよ!!


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千切りキャベツにロールキャベツ、野菜炒めやお好み焼き…キャベツはいろいろな料理に欠かせない、キッチンの定番野菜。甘くてみずみずしく、ビタミン類や食物繊維などの栄養も豊富です。おいしいキャベツを、菜園やプランターで育ててみませんか?
栽培成功のカギは、種まきや植えつけのタイミングを守り、虫食いを防いで、しっかり葉の巻いたきれいな球に育てること。そのためのポイントを詳しくお伝えします!

1. キャベツの栽培時期はいつ?

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キャベツは、15~20℃の涼しい気温で最もよく成長します。栽培には、主に、2~3月に種をまいて5~6月に収穫する「春まき夏どり」、7~8月に種をまいて10~12月に収穫する「夏まき秋冬どり」、10~11月に種をまいて翌年5月ごろ収穫する「秋まき初夏どり」の3つがあります。

家庭菜園やプランターで育てる場合、おすすめなのは「夏まき秋冬どり」。暑い時期に種をまくのはちょっと面倒ですが、秋になり気温が下がると、病気や害虫の被害が少なくなります。本格的な冬が来る前の収穫できるので、寒さ対策の必要もなく、栽培が成功しやすいというメリットがあります。

2. 種から育てる?苗から育てる?

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キャベツの植えつけシーズンが近づくと、ホームセンターなどに苗が並び始めます。初めて育てるなら、市販の苗からスタートするのが手軽でおすすめ。虫食いがなく、葉の色が濃くて元気な苗を選びましょう。

育てたい品種が決まっていたり、一度にたくさん育てたい場合は、ポリポットに種をまき、次の方法で苗を育てます。種から植えつけに適した大きさの苗に成長するまでには、35~40日ほどかかるので、植えつけのタイミングを逃さないように、逆算して種をまいてください。

キャベツの苗作り

1. ポリポットの縁から2cmほど下まで種まき用の培養土を入れ、表面をならします。
2. 深さ1cmの穴を3カ所あけ、1粒ずつ種をまきます。
3. 土をかぶせて手のひらで軽く押さえ、種が動かないようにそっと水やりします。
4. 日当たりのよい場所に置き、土が乾かないように水やりをしながら発芽を待ちます。
5. 発芽したら、本葉2~3枚のときと、本葉3~4枚のときに1本ずつ間引きをして、最も元気のよい株を1本残します。
6. 本葉5~6枚まで育ててから、菜園に植えつけます。

3. 品種はどう選ぶ?

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キャベツは育てる時期によって、それぞれ適している品種があります。種から育てる場合は、栽培時期に合った品種を選び、種まきのタイミングをきちんと守ることも、大事なポイントです。

4. 害虫対策は?

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キャベツをはじめとするアブラナ科野菜は、モンシロチョウの幼虫や、ヨトウガ、コナガの幼虫、シンクイムシと呼ばれるハイマダラノメイガの幼虫などのイモムシ類がつきやすくなります。成虫が飛んできて卵を産みつけ、孵った幼虫が葉を食い荒らし、ひどいときは葉脈だけが残ったレース状態にされてしまうことも。

対策としては、植えつけ後すぐに防虫ネットをトンネル状にかけるのが効果的です。虫が入りこまないようにネットの端はきちんと土に埋め、追肥などの作業でネットをあけたら、すぐ元どおりにかけ直しておきましょう。

ときどき虫食い跡がないかどうかチェックすることも大切です。葉に穴があいていたら、近くを探して、見つけたら割り箸などで取り除きます。

 

防虫ネット 銀糸入り 1.8×5m

虫よけネット
ITEM
虫よけネット
目合い1mmの網目で、アブラムシやコナガなどの小さな虫の侵入を阻止。透光率90%で、野菜の光合成を妨げません。

・サイズ:幅1.8m×長さ5m
・材質:ポリエチレン・アルミ蒸着テープ
・色:透明
・参考価格:1,480円前後
銀色のテープは、その反射光がアブラ虫や鳥などの対策になるし、1mmの目合は、通気性と光の透光率が良いので購入しました。種から育てたスナップエンドウの定植に使用。防虫ネットをかけるのとかけないのとでは、翌春、大差が出てきます。この時期、防虫 防寒を兼ねて防虫ネットを使えるので便利です。ハーブや野菜に使っています。 出典:楽天市場


 

5. 丸くきれいなキャベツを育てるには?

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葉が1枚1枚内側に巻き、球形になるのがキャベツの大きな特徴で、これを結球(けっきゅう)と言います。結球することによって、内側の葉はやわらかさとみずみずしさを保っています。

植えつけ後、葉が20枚ほどになると内側の葉が立ち上がり、結球が始まります。28℃以上の高温や、7℃以下の低温では結球しにくく、また、外側の葉がしっかり成長していないと、うまく結球しません。水切れや肥料切れ、害虫被害などに注意して、葉を元気に育てることが、丸くきれいなキャベツを作る大切なポイントです。

6. キャベツの育て方【畑編】

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上で紹介したポイントをきちんと押さえれば、栽培はそれほどむずかしくありません。植え着けから収穫までの期間は、品種や時期にもよりますが、2か月ほどが目安です。

 

Step1. 用意するもの

・キャベツの苗

そのほか必要なものは、こちらの記事を参照してください

Step2. 土作り

栽培する区画の土壌酸度を測り、pH6.5~7.0になるように、必要に応じて石灰をまきます。1週間ほどあけて堆肥と肥料をまき、よく耕して畝を立てます。さらに1週間置いて土となじませます。

詳しい土作りの方法はこちらを参照してください。

Step3. 苗の植えつけ

畝の表面をよくならし、苗のポットと同じ深さの植え穴を掘ります。2株以上植える場合は、間隔を40cmあけましょう。ポットをはずして苗を植えつけ、周りの土を寄せて軽く押さえ、ジョウロで水やりします。

 

Step4. 害虫対策

キャベツはアオムシなどの害虫がつきやすいので、植えつけ後すぐに防虫ネットをかけておくと安心です。虫が入り込まないように、すき間なくかけましょう。

 

Step5. 追肥

葉が10枚ほどになったころと、葉が立ち上がり始めたころの2回肥料を与え、成長を促します。散布量などは、肥料のパッケージの記載をきちんと確認しましょう。

 

Step6. 収穫

品種ごとの栽培日数に達し、十分に大きくなったら株元を包丁で切って収穫します。

7. キャベツの育て方【プランター編】

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キャベツは外葉が大きく広がるので、プランターも大きめサイズを用意します。直径30cmの丸型プランターなら1株、2株以上植えるなら、幅60cm以上の長方形プランターが適しています。

 

Step1. 用意するもの

・キャベツの苗
・深さ30cm程度のプランター

そのほか必要なものは、こちらの記事を参照してください


 

Step2. プランターの準備

プランターの底に鉢底ネットを敷き、底面が見えなくなるくらい鉢底石を入れます。その上に、培養土を縁から2〜3cm下まで入れ、ジョウロで水をかけてよく湿らせます。

 

Step3. 苗の植えつけ

苗のポットと同じ深さの植え穴を掘り、ポットをはずして苗を植えつけ、もう一度水やりします。2株以上植える場合は、間隔を30〜40cmあけます。

 

Step4. 害虫対策

虫が飛んでくる環境なら、プランターの場合も防虫ネットをかけておくと安心です。風で飛ばないように、すそはひもなどでしっかり固定してください。

 

Step5. 追肥

葉が10枚ほどになったころと、葉が立ち上がり始めたころの2回肥料を与え、成長を促します。散布量などは、肥料のパッケージを確認しましょう。

 

Step6. 収穫

品種ごとの栽培日数に達し、十分に大きくなったら株元を包丁で切って収穫します。

8. とれたてキャベツを味わおう!

出典:写真AC
やわらかい春キャベツ、葉のしっかりした冬キャベツなど、キャベツは品種や収穫時期によって味わいが違います。とれたてのみずみずしいキャベツを、いろいろな料理で楽しんでみてくださいね。
一度に使いきれないときは、乾燥しないように、ぴったりとラップで包んで冷蔵庫に入れましょう。

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