四季なりイチゴのおすすめ品種と育て方

真冬にも収穫できちゃう、「四季なりイチゴ」とは?おすすめの品種やその苗、育て方までご紹介します。真冬の、しかもリビングやキッチンで簡単に栽培できて見た目にもかわいらしい「四季なりイチゴ」。うまく育てて手作りクリスマスケーキにトッピング、なんて素敵ですね…!


ピンクの花咲く ストロベリー栽培キット GD-79

「四季なりイチゴ」って、聞いたことありますか?品種のバラエティが豊富で、普通のイチゴよりも収穫できる期間が長いのが特徴です。温度管理をすることで、なんと真冬の収穫も可能!
今年のクリスマスは、自家製イチゴをたっぷりのせたクリスマスケーキを・・・そんなすてきな夢も、実現するかもしれません!

四季なりイチゴって?普通のイチゴとは、どう違うの?

らくなりイチゴ 四季なりイチゴとは、温度や日照などの条件にあまり左右されずに花を咲かせ、実をつける種類のイチゴです。普通のイチゴ(一季なりイチゴ)が、露地での栽培では3月ごろから花が咲き、4〜6月に実をつけるのに対して、四季なりイチゴは春〜秋の長期間にわたって収穫できるのが特徴。品種によって、真冬以外はずっと実をつけるものや、夏と秋の2回実をつけるものがあり、「夏イチゴ」「夏秋イチゴ」などとも呼ばれています。

以前は、四季なりイチゴは小粒で甘みが少なく、一季なりイチゴに比べておいしくないと言われていましたが、最近では改良が進み、大粒の品種や一季なりに負けないほどの甘みを持つ品種も増えてきました。また、花の色も、白のほかにピンクや赤などバラエティ豊富で、観賞用としての楽しみもあります。

バラエティ豊富!四季なりイチゴ品種

天使のイチゴ
出典:楽天市場【天使のイチゴ
イチゴを育てるなら、まずは品種選びから。苗は主に春と秋に出回ります。四季なりイチゴは品種がたくさんあり、収穫時期、実や花の色など、選ぶ楽しみもいろいろです。

桃娘

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四季なりいちご桃娘
かわいらしいピンクの花が咲き、丈夫で実をつけやすいのが特徴。春植えは初夏〜秋、秋植えは翌春〜秋まで収穫できます。

夏姫

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四季なりいちご夏姫
たくさん実がつき、四季なり品種の中では甘みが強いと言われています。真夏はいったん収穫量が減ることがありますが、春〜秋の長い期間収穫が続きます。

ルビーアン

ITEM
四季なりイチゴ・ルビーアン
ルビーのような真っ赤な花が楽しめる、丈夫で育てやすいいちご。寄せ植えやハンギングバスケットで楽しむのもおすすめです!

・サイズ:3号ポット

天使のイチゴ

ITEM
天使のイチゴ
最近話題の白イチゴ!5〜10月が収穫時期で、白い実がほんのりピンクに色づいたら食べごろです。

・サイズ:3号ポット

デルモンテ めちゃデカッ!イチゴ

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デルモンテ めちゃデカッ!いちご
名前のとおり四季なりの中ではかなりの大粒で、次々と花が咲き実をつけます。食べごたえ重視の人にはおすすめ!

・サイズ:3号ポット

サントリー本気野菜 らくなりイチゴ

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サントリー らくなりイチゴ
病気に強く育てやすい、初心者でも失敗知らずのイチゴ。春から秋に、大ぶりで果汁たっぷりの実が収穫できます。

・サイズ:3号ポット

四季なりイチゴのプランター栽培

プランターとシャベル
出典:写真AC
育ててみたい品種の苗を手に入れたら、さっそく栽培スタート!
かわいらしい花や実をつける様子が近くで観察できる、プランターでの育て方をご紹介します。たっぷり日の当たる場所で育てましょう。

Step1.用意するもの

四季なりイチゴの苗とプランター、野菜用培養土がマストアイテム。プランターは深さが15cm程度あればどんなものでもOKです。横長プランターに1列に並べたり、ストロベリーポットで寄せ植えにしたり、ハンギングタイプのプランターで空中栽培したりと、お好みのアレンジを楽しんでくださいね。
そのほかに必要な道具などは、こちらを参照。


イチゴ栽培セット(ハーベリーポット)

ITEM
イチゴ用ハーベリーポット3段と土と肥料のセット
重ねるタイプのイチゴ専用プランターと、培養土や肥料のセット。

・セット内容:ハーベリーポット43型ブラウン×3、培養土12L×2、肥料500g

ストロベリーポット テラコッタ

ITEM
ストロベリーポット テラコッタ NC1029
雰囲気のあるテラコッタのポットは、中央と各ポケットに苗を植えられます。花やハーブとの寄せ植えも楽しめますね。

・サイズ:直径×約30cm 高さ×約17cm

タカショー ラタンハンギングバスケット

ITEM
タカショー ラタンハンギングバスケット M
天然柳でできたナチュラルなハンギングバスケッット。イチゴの実がかわいくぶら下がる様子が楽しめます!

・サイズ:縦300mm×横300mm×高さ570mm

Step2.苗の植えつけ

プランターの底に鉢底石を敷き、培養土を下から数cm入れて平らにならします。苗のポットをはずし、15cmほど間隔をあけてプランターに並べ、苗の土がプランターの縁から2cmくらい下になるように土を足していきます。縁ギリギリに植えてしまうと、水やりのときあふれてしまうので、気をつけてくださいね。

Step3.水やり

植え終わったら土の表面を平らにならし、プランターの底から流れ出るくらいたっぷり水やりしてください。その後は土をチェックして、表面が乾いていたら同じように水やりします。

Step4.肥料

培養土には肥料が含まれていますが、1カ月ほど経つと効果がなくなります。液体肥料、固形肥料などを追肥してください。特に、花や実がつき始めた頃に肥料を切らすと、実がうまく太らなくなってしまいます。

朝日工業 イチゴの肥料

ITEM
朝日工業 いちごの肥料
実つきを良くするリン酸を多く含み、甘いいちごが収穫できる配合肥料。

・容量:550g

Step5.人工授粉

四季なりイチゴは、そのままでも実をつけることが多いのですが、実がうまくつかないときは人工授粉をしてみましょう。花粉のたくさん出る朝のうちに、柔らかい筆などで花の中心をなでて花粉を雌しべにつけます。

Step6.収穫

イチゴ
出典:写真AC
実が大きくなり、へたの近くまで赤くなったら収穫しましょう。

イチゴに出やすい病害虫

イチゴは育てやすく、初心者がプランターで育ててもうまくいくことが多いです。とはいっても、正しく育てなければ病害虫が発生してしまう可能性はあります。事前に対策をして元気なイチゴを育てましょう!

うどんこ病

かびが原因で起こる病気で、最初は葉の表面がポツポツと白くなり、やがて葉や果実に広がります。被害の出た葉を早めに摘み取ることが肝心です。窒素過多になると起こりやすいため、肥料のやりすぎに注意しましょう。

「うどんこ病」についてはこちらの記事で詳しく解説しています!

灰色かび病

こちらもかびが原因の病気で、果実に菌が入り込み、そこから全体に広がっていきます。被害が進むと株全体が枯れてしまうことも。熟した実は早めに摘み取り、実が直接地面につかないようにすることが予防になります。一度灰色かび病になった部分は回復しないため、早めに摘み取りましょう。

「灰色かび病」についてはこちらの記事で詳しく解説しています!

アブラムシ

新芽の葉の間などに隠れているので、ときどき葉をめくってチェックしましょう。アブラムシは、茎などから汁を吸って植物を弱らせるほか、ウィルスなどを運んでくることがあります。発見した場合にはガムテープなどで吸着し、取り除きます。

「アブラムシ対策」はこちらの記事をチェック!

ナメクジ

夜に出没します。新芽や葉を食べることで植物の育成の妨げになります。発見した場合は割り箸などで取り除きましょう。湿度が高くじめじめしたところを好みます。ナメクジや這い跡を発見した場合はプランターの下もチェック。

「ナメクジ対策」はこちらの記事をチェック!

コガネムシの幼虫

夜に活動し、根を食い切って株を倒してしまいます。昼間は土の中に隠れていることが多いので、被害に気付きにくい厄介な害虫です。なぜかイチゴに元気がないな…と思ったら、もしかするとコガネムシかも。株元付近の土の中を掘り出して取り除きましょう。

「コガネムシ対策」はこちらの記事をチェック!

ヨトウガの幼虫(ヨトウムシ)

ヨトウムシはヨトウガと呼ばれる蛾の幼虫で、群生して葉を食害します。葉の表皮を残して食害するため、葉がかすり状になっていたら、ヨトウムシを疑いましょう。成長したヨトウムシは食欲も旺盛になるので、放置すると株全体が食害されてしまうことも。被害を発見したら、早めの対策を行いましょう。

「ヨトウムシ対策」はこちらの記事をチェック!

裏ワザ教えます!クリスマスに自家製イチゴを食べるには?

イチゴのクリスマスケーキ
出典:写真AC
一季なりイチゴは、冬の寒さにしっかり当たることで春に花が咲き、実をつけます。ところが、四季なりイチゴは温度や日照などの条件にあまり左右されずに実をつける性質があります。これを利用して、真冬にイチゴを収穫する裏ワザがあるんです。

方法は簡単で、暖かい室内に置いて育てること。苗を植えたら、リビングやキッチンなどの日当たりの良い場所に置いて育てましょう。冷え込む夜は、部屋の中央に移動させて暖かさをキープすると安心です。水や肥料は通常どおり与えてくださいね。
花瓶とノート
出典:写真AC
品種にもよりますが、開花から実を収穫するまでは1カ月ほどかかります。逆算して準備すれば、自家製イチゴのケーキやデザートでクリスマスパーティーが楽しめるかもしれません!
イチゴのクリスマスケーキ
出典:写真AC

楽しみが広がる、四季なりイチゴ

丈夫で育てやすく、収穫できる期間が長くて品種もバラエティ豊富な四季なりイチゴ。寄せ植えで自分だけのアレンジを楽しんだり、ふだん食べているイチゴと食べ比べしてみたりと、まだまだいろいろな楽しみが広がりそうですね!

紹介されたアイテム

四季なりいちご桃娘
四季なりいちご夏姫
四季なりイチゴ・ルビーアン
天使のイチゴ
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サントリー らくなりイチゴ
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Akiko Isono
Akiko Isono

編集者兼ライター。家庭菜園・ガーデニング専門誌の編集に8年間携わり、現在は雑誌やムック、WEBを中心に、植物、農業、環境、食などをテーマとした記事を執筆。好きな野菜はケールとにんじん。

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