からし菜(マスタードリーフ)の育て方!プランターでの栽培方法も伝授!!

ピリッとした辛みが人気の「からし菜」の育て方をご紹介!マスタードリーフとも呼ばれるこの野菜は、ベビーリーフのサラダにもよく使われていますね。自分で育てると好みの大きさで収穫できるのも魅力です。プランターでも栽培することができるので、ぜひチャレンジしてみてください!


出典:PIXTA
ピリッとした辛みが特長のからし菜。大きく育った葉を「からし菜漬け」にするのが定番ですが、小さめのうちに収穫すると辛みがマイルドで、ベビーリーフのサラダにもよく使われています。「マスタードリーフ」「マスタードグリーン」などの呼び名もあり、和風にも洋風にもマルチに活躍してくれる野菜です。

品種がいろいろあり、グリーンの葉のほかに、赤葉、フリルタイプ、水菜のように葉が細かく切れ込んだタイプなど、バラエティ豊富。カラフルな菜園をめざす方には、ぜひ挑戦してほしい野菜です!

ピリ辛がくせになる!自家製からし菜のおすすめ品種

家庭菜園におすすめの、からし菜の品種をご紹介します!
ITEM
葉からし菜 サカタのタネ
葉からし菜は、「からし菜」とも呼ばれます。葉が濃い緑色で切れ込みがあり、ほどよい辛みがあります。漬物やおひたし、炒め物がオススメです!

ITEM
赤リアスからし菜
形状は、水菜に似ています。葉の刻みが深くて、赤シソのような葉の色が特徴です。からし菜独特の辛みがあります。

ITEM
有機種子 からし菜 (ゴールデンフリル )
ゴールデンフリルは、「からし菜」とも呼ばれます。ピリッとした甘味がありクリスピーな歯ざわりのマスタード風味の野菜です。春先から秋まで種まきできます。

失敗しない栽培のポイント

からし菜
出典:写真AC

Point1. 種まきは深さと間隔を一定に

種をまくときの深さや間隔がバラバラだと、発芽のタイミングや成長スピードにもムラが出ます。あとから発芽した株の成長が遅れたり、間引きがしにくかったりとデメリットが多いので、最初にきちんとそろえておくことが大切。指で土に溝を掘ったり、穴をあけたりするよりも、支柱や板などを土に押し当てたほうが、深さが一定になります。

Point2. 種まき後すぐに防虫ネットをかける

からし菜や水菜などのアブラナ科野菜は、アオムシ(モンシロチョウの幼虫)の大好物。特に春〜夏に多く、数日で葉が穴だらけ!なんていうことも。被害を避けるには、種まき後すぐに防虫ネットをかけるのが確実です。栽培の途中からかけると、中に害虫を閉じ込めてしまうことになるので、種まき後すぐにかけるのが重要ポイント。ほかの害虫も、ほとんどが防虫ネットで対策できます。

防虫ネットはこちらの記事でチェック!


「アオムシ対策」はこちらの記事で詳しく紹介しています!


Point3. 成長段階に合わせて間引きをする

株が成長して葉が増えると、隣り合った株の葉が重なり合って、お互いに成長を邪魔してしまいます。葉物野菜は、収穫までの間に数回間引きをして間隔を広げていくのが大切なポイント。葉の形がいびつなものや小さいものなどを抜き取り、元気な株を残しながら育てましょう。収穫のときも株同士の間隔をあけるように抜き取ると、残った株が大きく育ちます。

Point4. 用途に合わせた大きさで収穫しよう

からし菜は大きくなるほど辛みが強くなりやすいので、サラダなど生で食べるなら、10cmくらいまでの大きさで収穫するのがおすすめ。もちろん、間引いた小さな葉も食べられますよ。炒め物や漬物に使うなら、30cmくらいまで育ててから収穫すると、辛みがしっかりと味わえます。

からし菜の栽培カレンダー

からし菜は栽培できる期間が長いので、時期を少しずつずらして種をまけば、春から冬にかけて収穫が楽しめます。

からし菜の栽培方法・育て方【菜園編】

出典:PIXTA

Step1. 用意するもの

畑での家庭菜園に必要なアイテム一覧と選び方はこちらをチェック。後はからし菜の種があれば始められますよ!

Step2. 土づくり

土
出典:写真AC
栽培する場所全体に石灰をまき、クワで耕してよく土となじませ、土の酸度がpH6.0〜6.5になるように調整します。さらに、堆肥と肥料をまいて耕し、必要な栄養分などを補います。土づくりは種まきの1〜2週間前までにすませておきましょう。

Step3. まき溝をつくる

土を盛り上げて畝を立て、表面を平らにならします。支柱や板などを土に押しつけて、深さ1cmのまき溝をつくります。2列以上まくときは、間隔を20〜30cmあけます。

Step4. 種をまく

種まきの間隔は約1cm。土をかぶせたら、土と種が密着するように手のひらで押さえます。ジョウロでたっぷりと水やりして、種まきは完了です。害虫が心配なときは、種まきのすぐあとに防虫ネットをかけると安心ですね。

Step5. 間引きをする

種が発芽し、双葉が開いたら、3cm間隔になるように株を抜き取ります。同様に、本葉が3〜4枚にふえたら約10cm間隔にします。大株で収穫するなら、葉が15cmを超えたころを目安に、間隔を20〜30cmまで広げましょう。

Step6. 追肥する

種まきから2〜3週間たったら、追加で肥料を与えます。野菜用の固形肥料または液体肥料を、パッケージの表示に従って散布します。秋まきの場合は栽培期間が長くなるので、このあとも2週間に1回を目安に追肥を続けてください。

Step7. 収穫

収穫はお好みに合わせて(上の項目を参照してください)。葉を少しずつ使うなら、外側から数枚ずつ摘み取ると、残った葉が大きく育って繰り返し収穫が楽しめますよ。

からし菜の栽培方法・育て方【プランター編】


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Step1. 用意するもの

プランター栽培の基本的なアイテムとからし菜の種があれば育てられます。必須アイテム一覧と選び方を詳しく解説しているこの記事を参考にしてください。

Step2. プランターの準備

深さ20cm程度のプランターを準備します。鉢底ネット、鉢底石の順にプランターの底に敷き、縁から3cmほど下まで野菜用培養土を入れます。
ITEM
葉物野菜に最適!ベジタブルプランター
ベランダでの野菜栽培にちょうどいい軽量スリムタイプ。26cmの深さがあり、葉物野菜の栽培にも最適なプランターです。

・サイズ:幅34×奥行68×高さ26cm
・重量:1.1kg
・容量:約37L
・カラー:テラコッタブラウン、ベジタブルグリーン

ベランダでプランターを始めたくて購入しました。1Kのベランダにもちょうどいいサイズで気に入っています。結構変な色のプランターが多いのですが、色も気に入っているので、まだ追加するときはこれを買おうと思います。


ITEM
野菜の培養土はコレ!アイリスオーヤマ ゴールデン粒状培養土
粒状の培養土なので根の成長を妨げず、通気性・排水性もとてもいいです。特に野菜は通気性の良い土を好むので、植物が元気に育ちますよ!

・容量:25L
・成分:粒状培養土、バーミキュライト、緩効性肥料

Step3. まき溝をつくる

土の表面をきれいにならし、支柱や板などを土に押しつけて、深さ1cmのまき溝をつくります。2列以上まくときは、間隔を20cmほどあけます。

Step4. 種をまく

ベランダ栽培
出典:写真AC
種まきの間隔は約1cm。土をかぶせたら、土と種が密着するように手のひらで押さえます。ジョウロでたっぷりと水やりして、種まきは完了です。収穫までの間、土が乾いたらたっぷりと水やりをしましょう。

Step5. 間引きをする

間引きのタイミングは菜園と同じ。間引いた葉もちゃんとからし菜の味がするので、どんどん料理に使ってください!

Step6. 追肥

栽培期間が1カ月を超えるようなら、液体肥料を薄めて与えましょう。

Step7. 収穫

好みの大きさで収穫を。株を丸ごと抜いてもよいですが、使う分だけ外側から少しずつ収穫して、長く楽しむのもおすすめです。

からし菜の病気と害虫

きちんと間引きをして風通しよく育てれば、あまり病気の心配はありません。春〜夏はアオムシやコナガがつきやすいので、菜園でもプランターでも、種まき後すぐに防虫ネットをかけておくと安心です。葉の汁を吸うアブラムシやハダニを防ぐには、銀線入りの防虫ネットが効果的です。秋になって気温が下がると、害虫は徐々に減っていきます。

防虫ネットはこちらの記事でチェック!


「アオムシ」や「コナガ」「アブラムシ」などの害虫対策はこちら!


食欲のないときは、からし菜で料理にアクセントを

からし菜のサラダ
出典:写真AC
からし菜のピリ辛は「アリルイソチオシアネート」という成分によるもの。殺菌効果や食欲増進効果があることで注目されています。ちょっと食欲がないな、というときは、自家製からし菜を薬味や料理に取り入れてみるといいかもしれませんね!

紹介されたアイテム

葉からし菜 サカタのタネ
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Akiko Isono
Akiko Isono

編集者兼ライター。家庭菜園・ガーデニング専門誌の編集に8年間携わり、現在は雑誌やムック、WEBを中心に、植物、農業、環境、食などをテーマとした記事を執筆。好きな野菜はケールとにんじん。