「リーフレタス」の育て方!菜園でもプランターでも

とれたてのレタスを楽しみたい!そんな方には自家栽培がおすすめ。サニーレタス・リーフレタス・ロメインレタスなど種類豊富なレタスも基本の栽培方法をマスターすれば簡単に育てられるんです。今回はプランターと菜園、両方での育て方を紹介します。


リーフレタス

出典:写真AC
サラダで食べたい野菜といえば、まず思い浮かべるのはシャキシャキのレタス!食物繊維たっぷりで、できれば毎日でもとりたいですよね。ただ、意外と値段が変動しやすく、時期によっては気軽に買えないことも……。じつは、レタスの栽培は意外とお手軽。自分で育てれば、ベビーリーフからどんどん収穫できて、摘みたてのレタスを毎日食べるのも夢ではありません。

レタスには丸い玉になる「玉レタス」と、玉にならない「リーフレタス」があります。今回はより簡単なリーフレタスの育て方をご紹介します。グリーンのほかに、赤葉やフリルタイプ、葉が肉厚でシーザーサラダなどに使うコスレタス(ロメインレタス)など、種類も豊富。いろいろな種類をミックスした種も売られているので、飽きずに楽しめますよ。

ヒラヒラにカールしていて結球しない「リーフレタス」

ITEM
リーフレタス(グリーンウェーブ)
生育旺盛で栽培しやすく、家庭菜園で手軽に楽しむことができます。葉が広いので、肉など他の食材を巻いて食べるのもおすすめ!

赤いリーフレタスの総称!「サニーレタス」

ITEM
サニーレタス
サニーレタスは、アカチリメンチシャなどとも呼ばれ、結球しないリーフレタスの一種です。玉のグリーンレタスと混ぜて、彩りよく食卓を囲ってくれます。

これ1つで花壇が華やかに!「ガーデンレタスミックス」

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ガーデンレタス(ミックス)
花壇の緑どりに使うなど観賞用にも楽しめます。さまざまな葉形や色の5種類ものレタスがミックスしてあります。見て美しく、食べておいしい!

シーザーサラダといえば「ロメインレタス」!

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ロメインレタス(コスレタス)
ロメインレタスは、「コスレタス」とも呼ばれます。「ロメイン」とは、「ローマ」という意味で、ローマ時代によく食べられたという説があります。ロメインレタスといえば、シーザーサラダで食べるのが主流となっています。

失敗なし!リーフレタスを上手に育てる4つのコツ

ミックスリーフレタス
出典:写真AC

Point1. 秋まきは栽培スタート時期が重要!

涼しい気候を好み、春と秋の2回育てられるレタスですが、意外にも寒さは苦手。とくに冬の霜に当たると葉が傷んでしまうので、秋からスタートする場合、11月の終わりまでには収穫できるよう、9月中には種まきを済ませておきたいものです。ただし、寒冷紗(かんれいしゃ)などで防寒したり、屋根のある場所でプランター栽培したりする場合は、少し時期が遅くなっても大丈夫です。室内なら、暖かく日当たりのよい場所に置けば真冬でも育てられますよ。

「寒冷紗(かんれいしゃ)」はこちらの記事でチェック!


Point2. 種まき後の土は薄くかぶせる

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レタスは、光が当たることで発芽しやすくなる「好光性種子」です。種まきのあと土をたっぷりかぶせてしまうと、なかなか発芽しないので気をつけましょう。種が風で飛ばない程度に薄く土をかぶせるのがコツです。

Point3. 害虫対策は種まき後すぐに始めよう

レタスは、タバコガ、ヨトウガなどガの幼虫の好物。とくに気温の高い時期に発生しやすく、一晩で葉がボロボロにされてしまうこともあります。ただ、葉を丸ごと食べる野菜なので、できれば農薬は使用したくないですよね。対策として最も効果的なのは、防虫ネットです。種まき後すぐにネットをかけて、すき間ができないように端を土に埋めておきましょう。追肥などの作業後は忘れずにかけ直し、害虫が入り込まないようにしてくださいね。

防虫ネットはこちらの記事でチェック!


「タバコガ対策」はこちらの記事で詳しく解説しています


Point4. 間引きながらどんどん収穫

小さなベビーリーフから大きく育った葉まで、いろいろなタイミングで収穫できるのが、リーフレタスならではのお得なポイント!株の成長に合わせて、葉が混み合いすぎないように、随時間引きを兼ねて収穫しましょう。株と株の間隔をあけるように抜き取っていけば、残した株が大きく育ちます。

リーフレタスの栽培カレンダー

栽培のチャンスは春と秋の2回。タイミングを守るのが成功への第一歩です!

リーフレタスの育て方【畑編】

リーフレタス畑
出典:写真AC

Step1. 用意するもの

畑での家庭菜園に必要なアイテム一覧と選び方はこちらをチェック。あとはリーフレタスの種があれば始められますよ!

Step2. 土づくり

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栽培する場所全体に石灰をまき、クワで耕してよく土となじませ、土の酸度がpH6.0〜6.5になるように調整します。さらに、堆肥、肥料をまいて耕し、必要な栄養分などを補います。土づくりは種まきの1〜2週間前までにすませておきましょう。

Step3. まき溝をつくる

土を盛り上げて畝を立てます。凸凹があると発芽がそろわないので、表面をきれいにならします。支柱や板などを土に押しつけて、浅いまき溝をつくります。2列以上まくときは、間隔を20cmほどあけてください。

Step4. 種をまく

レタスの種は薄くて小さいので、ちょっと扱いにくいのが難点。種同士が重ならないように気をつけながら、溝の中に1列にまきます。ごく薄く土をかぶせて、手のひらで軽く押さえます。ジョウロでたっぷりと水やりして、種まきは完了。害虫が心配なときは、種まきのすぐあとに防虫ネットをかけましょう。

Step5. 間引きをする

出典:写真AC



種が発芽して双葉が開いたら、1株おきに抜き取って間隔をあけます。残した株が倒れないように、指先で軽く土を寄せておきましょう。その後は、葉が重なり合わない程度に間引きをして、少しずつ間隔を広げていきます。小さな葉はやわらかく、ベビーリーフとして楽しめますよ。

Step6. 追肥をする

種まきの2〜3週間後から、追加で肥料を与えます。固形でも液体タイプでもどちらでもよいですが、必ず野菜用と書かれたものを使用しましょう。まく量や回数は、製品のパッケージを参考にしてください。

Step7. 収穫

本来の収穫サイズは、高さ25〜30cmくらい。丸ごと抜き取って収穫してもよいですが、外側の葉から使う分だけ摘み取って、長く収穫を楽しむのもおすすめです!

リーフレタスの育て方【プランター編】

リーフレタスのプランター栽培
出典:写真AC

Step1. 用意するもの

プランター栽培の基本的なアイテムとリーフレタスの種があれば育てられます。必須アイテム一覧と選び方を詳しく解説しているこの記事を参考にしてください。

Step2. プランターの準備

深さ15cmほどのプランターを準備します。鉢底ネット、鉢底石の順にプランターの底に敷き、縁から3cmほど下まで野菜用培養土を入れます。
ITEM
種まきしやすい!育ちやすい!!緑のやさいプランター50型
ベランダ菜園や家庭菜園におすすめ!広々したプランターは、葉物野菜に最適です。底面メッシュ・脚付きで、通気性と排水性を高めます。

・サイズ:幅50×奥行40.2×高さ18cm
・重量:640g
・容量:約21L

ITEM
底のトレーに水を貯められる!給水式葉野菜用プランター400型
底のトレーに水を貯めて、底面吸水ができるプランター。長期外出時などペットボトルに水を入れて差しておけば安心です。移動に便利なコロ付き。

・サイズ:幅30×奥行40×高さ19.4cm
・重量:約650g
・容量:約10L

ITEM
野菜の培養土はコレ!アイリスオーヤマ ゴールデン粒状培養
粒状の培養土なので根の成長を妨げず、通気性・排水性もとてもいいです。特に野菜は通気性の良い土を好むので、植物が元気に育ちますよ!

・容量:14L
・成分:粒状培養土、バーミキュライト、緩効性肥料

Step3. 種をまく

土の表面を平らにならし、支柱や板などを押しつけて浅い溝をつくります。種が重ならないように注意して、溝の中に1列にまきます。

Step4. 土をかぶせて水やり

種の上にごく薄く土をかぶせたら、ジョウロでたっぷりと水やりしましょう。土が乾くと発芽しないので、こまめに確認して水やりを続けます。

Step5. 間引きをする

出典:写真AC
双葉が開いたら、1株おきに抜き取って間隔をあけます。残した株が倒れないように、指先で軽く土を寄せましょう。ベビーリーフの収穫を兼ねて、葉が重なり合わない程度に間引きをし、少しずつ間隔を広げていきます。

Step6. 追肥をする

栽培期間が1カ月を超える場合は、追加で肥料を与えます。固形でも液体タイプでもどちらでもよいですが、必ず野菜用と書かれたものを使用しましょう。まく量や回数は、製品のパッケージを参考にしてください。

Step7. 収穫

出典:Pixabay



収穫の目安となるサイズは、高さ25〜30cmくらい。外側の葉から少しずつ収穫すれば、内側の葉が成長していくので長く収穫が楽しめます。

リーフレタスの病気と害虫

畑の防虫ネット
出典:写真AC
リーフレタスは早ければ1カ月ほどで収穫できるので、病気の心配はそれほどありません。株同士の間隔が狭すぎたり、湿気がこもっていたりすると、べと病などのかびによる病気が起こることがあるので、適宜間引きをして予防しましょう。
タバコガやハスモンヨトウなどのイモムシは、防虫ネットで防ぎます。食べられた跡がないか、ときどき葉の内側や裏側をチェックし、もし見つけたら割り箸で取り除きます。アブラムシやハダニなどの小さな害虫も、防虫ネットをすき間なくかけて侵入させないようにしましょう。銀線の入った防虫ネットは、アブラムシなどを寄せつけない効果があります。

防虫ネットはこちらの記事でチェック!


「べと病」についてはこちらの記事で詳しく説明しています!


「タバコガ」や「アブラムシ」「ハダニ」などの害虫対策はこちら!


とれたてのリーフレタスでいろいろなレシピを味わおう!

リーフレタスのサラダ
出典:写真AC
リーフレタスの楽しみ方は、サラダだけではありません。しっかり育った葉は食べごたえがあり、炒め物やチャーハン、スープにもぴったりです。たくさん食べられるのが家庭菜園のメリットですから、この機会にあなただけのレシピを開発してみてはいかがでしょうか?

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Akiko Isono
Akiko Isono

編集者兼ライター。家庭菜園・ガーデニング専門誌の編集に8年間携わり、現在は雑誌やムック、WEBを中心に、植物、農業、環境、食などをテーマとした記事を執筆。好きな野菜はケールとにんじん。