▼台風の対策についてはこちらもご覧ください。
曇天・長雨で野菜が生育不良になる原因
カビや細菌による病気
曇天や長雨で湿度が高くなったり、葉がぬれている状態が長く続くことは、カビによる病気が発生する原因となります。また、雨滴などと共に土壌から病原菌が跳ね上がることによって、地面に近い部分では細菌による病気が起こりやすいです。
カビ(糸状菌)による病気
細菌による病気
根傷み
長雨が続くと、水はけの悪い土地や水たまりができやすい場所では冠水状態となり、根が水に浸かり続け、酸欠のため根傷みを起こしてしまいます。根傷みが起こると、雨があがった後でも十分な栄養分や水分が吸収できなくなるほか、傷口から病害虫が侵入し生育不良の原因となります。
根傷みによって発生しやすい被害
日照不足
野菜が育つためには、十分な量の太陽光が必要です。曇天や雨天が続き日射量が不足すると、十分な光合成を行えずに、生育不良となってしまいます。特にハウス栽培では、ガラスやビニールなどハウス被覆資材の影響で、より日射量が減少してしまいます。
▼光合成について詳しくはこちらをご覧ください。
露地栽培におすすめの曇天・長雨対策
根傷み対策
冠水による根の酸欠を予防するために、酸素資材を投入することもおすすめです。日ごろから水はけの良い土作りを心がけましょう。
生分解性マルチシート カエルーチ
▼マルチシートの選び方についてはこちらをご覧ください。
▼土壌水分についてはこちらをご覧ください。
圃場(ほじょう)が冠水してしまった際に今すぐ効かせたい即効性のM.O.X
根の酸欠予防に ネハリエース
▼酸素供給剤についてはこちらをご覧ください。
病気対策
雨滴などの地面からの跳ね上がりなどによって、地面に近い地際部の腐りや、葉菜類の病気に感染しやすくなるため、雨の前や後に農薬の予防散布が効果的です。有機農産物にも使用できる!ジーファイン水和剤
黒腐病をはじめ株腐病、軟腐病、苗立枯病にも バリダシン液剤5
ハウス栽培におすすめの曇天・長雨対策
日照不足対策
ハウス栽培はガラスやビニール資材のせいで光の入る量が減っているため、曇天、雨天の天候不良の影響が大きく出てしまいます。光合成を促進するような葉面散布剤の施用がおすすめです。また肥料の吸収が悪い場合には、微量要素の葉面散布も効果的です。
葉緑素を増やし光合成を助ける!ペンタキープ
微量要素を含むアミノ酸肥料で野菜が元気に!アミノメリット青
アミノメリット青
不足している栄養分を速効的に葉から直接補給できます。
吸収しやすいアミノ酸がたっぷり入っているので、作物の生理作用を助け生育を促進します。
肥効の高いポリリン酸、アミノ酸が、天候不良時や低温などでも活力を高めます。
微量要素により健全な生育(光沢と厚みのある葉をつくり)、光合成を助けます。
・内容量:1kg
・成分:窒素 7% りん酸 4% 加里 3% マンガン 0.1% ほう素 0.05% 鉄 0.08% 銅 0.02% 亜鉛 0.05% モリブデン 0.01%(アミノ酸、有機酸、糖ほか)
吸収しやすいアミノ酸がたっぷり入っているので、作物の生理作用を助け生育を促進します。
肥効の高いポリリン酸、アミノ酸が、天候不良時や低温などでも活力を高めます。
微量要素により健全な生育(光沢と厚みのある葉をつくり)、光合成を助けます。
・内容量:1kg
・成分:窒素 7% りん酸 4% 加里 3% マンガン 0.1% ほう素 0.05% 鉄 0.08% 銅 0.02% 亜鉛 0.05% モリブデン 0.01%(アミノ酸、有機酸、糖ほか)
低温対策
冬場に曇雨天が続くと、温度が通常より下がるため、昼間でも生育限界の最低気温を下回り、低温障害を起こしてしまうこともあります。暖房機は昼間でも温度が大きく下がった場合に稼働するよう設定しておきましょう。最低最高温度計で室温をチェック
▼低温障害について詳しくはこちらをご覧ください。
▼ハウス栽培の管理については詳しくはこちらをご覧ください。
▼ハウスの温度管理について詳しくはこちらをご覧ください。
病気・湿度対策
雨の日はハウスを閉め切るため、空気が停滞して湿度が高く病気が発生しやすい環境になり、注意が必要です。空気を循環させるために循環扇の設置がおすすめです。
▼循環扇について詳しくはこちらをご覧ください。
サイドや入口まわりなど、圃場の中をよく観察して病気が発生していないか確認しましょう。病気の予防として農薬を散布しておくのもおすすめです。
病気の予防に広範囲に効く ダコニール
土壌からの病気にも効果あり ベンレート
▼ハウス栽培で発生しやすい病気について詳しくはこちらをご覧ください。
曇天・長雨には予防が肝心!
圃場では、日ごろから水はけの良い土づくりや風通りの良い植え方、育て方を心がけます。天候が悪くなると思われる時期は、降雨の前後に予防的に農薬を散布して病気の対策をしましょう。