天然の日よけ!ゴーヤの育て方|最適なプランターのサイズや土、肥料など

初心者でもプランターでも栽培しやすい夏野菜、ゴーヤの育て方を解説。摘心して横に広げれば、天然の日よけグリーンカーテンを作ることもできますよ!種から育てる方法や、苗を植え付ける時期、グリーンカーテンをうまく作るのコツも紹介しています。


テーブルの上に乗ったゴーヤとつる

出典:写真AC
ニガウリ、ツルレイシとも呼ばれる沖縄野菜、ゴーヤ。病害虫もほとんど発生しないため、初心者向きの夏野菜です!グリーンカーテン用の植物としても人気があります。ゴーヤの育て方や、ゴーヤでグリーンカーテンを作るときのポイントも紹介します。

ゴーヤはプランターでも栽培OK!

木のプランター
出典:Pixabay
ゴーヤはプランターでも栽培できます!横幅65~85cmくらいのプランターに、苗を2つ植えましょう。つるが多く、樹勢も強い植物なので、近くに植え過ぎると栄養を取り合って育ちが悪くなります。余裕あるサイズのプランターを用意してあげれば、ぐんぐんつるを伸ばして旺盛に育ちますよ。限られたスペースでも緑をたっぷり感じることができ、ベランダ菜園にもおすすめの野菜です。

ゴーヤの栽培カレンダー

栽培カレンダー

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
種まき
植え付け
収穫

種まき・植え付け・肥料など|ゴーヤの育て方

種まき

ゴーヤの芽がでる
出典:写真AC
ゴーヤは28℃くらいの暖かい環境が好きな植物なので、肌寒い日があるような時期に種まきすると、芽が出ず失敗しやすいです。

種まきの一晩前から、種を水に浸けておきましょう。プラスチックの空き容器や使い捨てコップを利用するのがおすすめです。こうすることで種が水を吸いこみ、発芽しやすくなります。
翌日、園芸用のポリポットに、花や野菜に使える一般的な培養土を入れ、1〜3粒ずつ種まきします。種と種が近くなり過ぎないように、三角形を描くようなイメージでまきましょう。最後に優しく水やりします。

その後の水やりは、土の表面が白く乾きはじめる前に都度行ってください。
ITEM
サカタのタネ 緑のカーテンゴーヤ
グリーンカーテン作りにもぴったりなゴーヤの種です。25~30℃の環境下では、6~10日くらいで発芽します。収穫期間が長く、はじめから終わりまで安定して収穫できる品種です。

・内容量:3.3ml

発芽は何もしないと時間かかりますが、きちんと管理すれば、全部発芽しました。最長13日かかりました。素晴らしいです。収穫を確認してないので、一点は保留です。


苗を植える

ポットに入ったゴーヤの苗
出典:写真AC
発芽したゴーヤの本葉が2~3枚になったら、育ちのいいものを選んで定植します。もちろん購入してきた苗から育ててもOKです。

地植えの場合、植え付けの2週間以上前に苦土石灰をまき、しっかり耕しておきましょう。植え穴を掘り、堆肥と化成肥料ひと握りをよく混ぜて定植します。

プランターの場合、底が見えなくなるくらいまで赤玉土大粒などの鉢底石を敷き詰め、その上から土を入れます。種まきのときと同じ園芸培養土で大丈夫です。プランターと土の準備ができたら、株間を40cmくらいあけて植え付けてください。

おすすめのゴーヤ苗

ITEM
あばしゴーヤ 苗
一般的なゴーヤより苦みが少なめで、食べやすいのが特徴です。20〜23cmのずんぐりとした果実は肉厚で、食べ応えがあります!もちろんグリーンカーテンにも利用できますよ。

・内容:9cmポット 苗

すくすく育ってます。植え付けが七月下旬でしたが割といける!東京です。


ゴーヤにおすすめの専用土

ITEM
緑のカーテン ゴーヤ・つる性植物培養土
ゴーヤをはじめとした、つる性植物専用の土です。保水性の高い有機質が豊富に配合されているので、乾燥しやすい夏場も水切れを起こしにくいですよ。ゴーヤの生育に重要なカルシウムとミネラルも豊富!

・容量:25L

良いです!朝顔、トマト、きゅうり、全部すくすくと育っております。


支柱を立てる・ネットを張る

ゴーヤの葉と花とネット
出典:写真AC
ゴーヤは茎とつるを高く伸ばす作物なので、支えがないと行き場がなくなり倒れてしまいます。本格的に生長する前に、支柱やネットを張ってあげましょう。

絶対にこれでなくてはいけない、というやり方があるわけではありませんが、長さ2mくらいの細長い支柱ときゅうりネットを組み合わせる方法だと、費用も抑えられて簡単!一つのプランターに対して、両端と中央に合計3本の支柱を立て、それを枠組みにきゅうりネットを垂らします。支柱は倒れやすいので、家の壁やベランダの柵を支えに固定しておくといいでしょう。

日当たり

ゴーヤは太陽の光が好きな植物です。しっかり日に当てて育てましょう。日光が不足すると、葉があまり茂らず、うどんこ病などの病気も発生しやすくなります。ただし定植する前は、風通しのいい日陰で管理してください。

水やり

ベンチとじょうろ
出典:Pixabay
プランター栽培では、土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと水やりします。地植えの場合も、雨が何日か降らないときは人の手で水やりしてあげましょう。ゴーヤの生育期は土が乾燥しやすい夏なので、水切れには注意してください。朝と夕方の2回、様子を見ると安心です。

摘心

ゴーヤのつるが支柱のてっぺんまで達したら、そのつるの先を剪定ばさみでカット。さらに真ん中の茎から出ている芽を摘心すると、たくさんつるが伸びて葉の数も多くなります。

肥料

実つきをよくしたいならリンの配合が多い肥料、葉をたくさん茂らせてグリーンカーテンにしたいならチッ素の配合が多い肥料をあげましょう。粒状の肥料を軽く手に取り、株元にパラパラとまぶします。育てはじめた最初のうちは、ゆっくり効く固形の緩効性肥料、収穫前は素早く効く液体肥料がおすすめです。
ITEM
大実野菜の肥料
スイカなど大きめの実を付ける野菜におすすめな、有機質主体の肥料です。追肥としても、元肥としても使えて便利!試しで使ってみたい人には、2kg入りも販売されていますよ。

・重量:5kg

ゴーヤの追肥として使っています。ゴーヤが面白いように沢山採れます。
気に入ったのでトウモロコシにも追肥として与えたところ、これまたよく実ってます。


収穫

収穫したゴーヤをざるに乗せる
出典:写真AC
緑の実が、長さ15~20cmになったころが収穫適期です。ゴーヤは完熟するまで実をつけておくと、黄色くなって果実が裂けてしまうので、こまめに確認しましょう。また、確実に収穫したいなら人工受粉を行うと◎。ゴーヤのおしべを摘み取り、めしべに花粉をチョンチョンと付ければOKです。

ゴーヤで涼しいグリーンカーテンを作ろう!摘心を忘れずに



ゴーヤのグリーンカーテンから日が差す
出典:写真AC
グリーンカーテンとして長期間楽しめるのもゴーヤの魅力。グリーンカーテンとは、つる性植物をネットなどに這わせて作る天然の日よけのこと。窓辺に設置すれば室内温度の上昇を抑える効果が期待でき、冷房費などの節約に。種まき・苗の植え付けなどの作業は、上記の栽培方法と同じです。

たくさん広げるポイントは、摘心にあり!

ゴーヤの苗は植えつけてから1週間くらいで、本葉5~6枚になります。このタイミングで、真ん中の茎(主軸)から出ている芽を切り、生長を止めましょう。摘心しないと茎はまっすぐ伸びるだけで、横に葉がしっかり広がらないので、日よけ効果の低いグリーンカーテンになってしまいます。
この摘心作業を行うことで、わき芽が増え、より葉の数が多いグリーンカーテンになります。わき芽はネット全体に広がるように誘引しながら育ててください。

ネット・支柱の設置

ゴーヤのグリーンカーテンに使うネットや支柱は、設置したい場所に合わせて選びましょう。
グリーンカーテンのネットや支柱については、こちらの記事で張り方やおすすめのネットやフェンスを紹介しています!

液体肥料を使ってみよう

葉っぱをどんどん茂らせたり、立派な実を収穫したいなら、液体肥料を追肥としてあげるのがおすすめ。商品によって与える頻度は違いますが、ここで紹介するものは1週間に1回、水やりするときに少量をジョウロに垂らして使います。
ITEM
ハイポネックス いろいろな野菜用液体肥料 800ml
15種類の養分とアミノ酸がバランス良く配合されているので、ゴーヤがより元気に育ちます!いろいろな野菜に使えるので、家庭菜園を楽しむなら1本あると便利です。

・内容量: 800ml

ゴーヤに週2のペースで与えてみました。
それまでも肥料は固形、液体をしていましたが、いろいろな野菜を使ってからは脇芽の出方、花のつき方、実のなり方の勢いが凄かったです!
オススメできます!!


必要なものが揃った栽培セットもおすすめ

ITEM
ゴーヤ栽培 緑のカーテンセット
100%再生資源を原料にしたプランター、有機野菜栽培に最適な培養土、ネットなど、グリーンカーテンを作る道具や土が全てそろっているセットで、簡単に栽培が始められます!

・セット内容:プランター(幅55×奥行30×高さ32cm)、培養土、野菜の肥料、鉢底石、菜園ネット

ゴーヤの連作障害に注意!

きれいな葉の中のゴーヤ
出典:写真AC
ゴーヤを毎年同じ場所で育てていると、連作障害を起こします。プランターや鉢での栽培なら、土を交換すれば問題ありませんが、地植えの場合は間隔を2〜3年あけるようにしましょう。
アサガオ・キュウリ・パッションフルーツなど、ほかのつる性植物に替えると連作障害を防げます。

グリーンカーテンにおすすめの植物はこちらの記事で紹介しています。

夏バテ対策にもおすすめ!栄養豊富なゴーヤを育てよう

苦みが食欲を増進してくれるゴーヤ。ビタミン・ミネラル豊富で、夏バテしやすい時期におすすめの野菜です。野菜の中でも果実が大きめなので、収穫の達成感は格別ですよ!真夏の水切れに注意して、元気いっぱいに育ててくださいね。

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ゴーヤとゴーヤのつる
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MitsuyaNao
MitsuyaNao

埼玉県の山奥で、約1反のブルーベリー畑を管理しています。ハイブッシュとラビットアイを約20品種栽培中。野菜、花、ハーブなども育てています。AGRI PICKでは、家庭菜園や園芸の初心者に向けた記事を中心に担当。他メディアでも多数執筆中。