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- AGRI PICK 編集部
AGRI PICKの運営・編集スタッフ。農業者や家庭菜園・ガーデニングを楽しむ方に向けて、栽培のコツや便利な農作業グッズなどのお役立ち情報を配信しています。これから農業を始めたい・学びたい方に向けた、栽培の基礎知識や、農業の求人・就農に関する情報も。…続きを読む
ニンニクを植え付けるときに必要な肥料
ニンニク栽培に最適な土は、有機物が豊富に含まれ、それを分解する微生物がいっぱい活動しているふかふかの土が理想です。畝立ての際、ぼかし肥料を1平米あたり300g、草木灰を100gほど混ぜ込んでおくと良いでしょう。ニンニクをプランターで育てる場合の元肥
ニンニクをプランターで栽培するときは、一般的な野菜培養土を使います。根張りを良くするものや、ニンニクの生長を促す元肥入りのものを選びましょう。土づくりのための肥料の関連記事はこちら
ニンニクへの追肥の最適な時期と回数
ニンニクは土の中でじっくりと生長させる野菜なので、栽培期間が長く、種球の植え付けから収穫まで150日ほどかかります。追肥はニンニクを植え付けてから収穫するまでの間に、1〜2回程度行いましょう。生育を見ながらですが、収穫前の3月までであれば、1カ月に1回程度追加で与えても大丈夫です。ニンニクの栽培カレンダー
・植え付け:9~10月・収穫:5~6月
※関東地方など、年間平均気温が12〜15℃の温暖(中間)地基準
ニンニクへの追肥は1〜2回程度|時期やタイミングの目安
冬を越すニンニクの追肥は、生育の状態や以下の時期を参考にして与えましょう。1回目 | 2回目 | |
暖地栽培 | 10月上旬〜11上旬 | 翌年3月 |
寒地栽培 | 翌年4月上旬 | 翌年5月上旬 |
ニンニクへの追肥の方法|茎の大きさに注目!
追肥の目安をもとに、苗の大きさを見ながら追肥をしましょう。やり過ぎても肥料切れをしても、ニンニクはまるまる太った球になりません。生長を見ながら調整してくださいね。1回目の追肥|植え付けから2〜3週間後
植え付けから2〜3週間経過した、写真のような草丈に生長したころに追肥します。株元にパラパラと、油かすなどの固形肥料を置くようにまけばOK!水やりを兼ねて、ぼかし液肥を散水するのもおすすめです。※ぼかし液肥は、1Lのペットボトルにぼかし肥料を一掴み入れて、2〜3日置いたものの上澄み液を100倍程度に薄めたものです。
1回目の追肥をした1カ月後のニンニクの様子
1回目の追肥から1カ月経過すると、ニンニクの茎が太くなってきます。茎も太く、しっかりしてきましたね♪冬を越した後のニンニクの様子
冬を越すと茎はさらに太くなって、草丈もかなり大きくなります!2回目の追肥|3月までに与えよう
最後の追肥は、肥大が始まる前の3月までに施しましょう。1回目と同様、株元に固形肥料を置き肥するだけでOKです。ニンニクをプランターで育てているときの追肥
プランターへの追肥は、固形の油かすを一握り、草木灰を一握りを与えましょう。2月ごろから比較的暖かい日を選んで、月に一度の頻度で追肥します。追肥におすすめ!ニンニク栽培に最適な肥料
丈夫で大きなニンニクを育てるのに役立つ!おすすめの発酵油かす
ニンニクの球の育成に欠かせない!おすすめの草木灰
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初心者にもわかりやすい!ニンニクへの肥料・追肥のやり方を動画でチェック
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