玉ねぎの特徴と栽培時期
栽培カレンダー
連作障害
連作障害はなし栽培適温
15~20℃玉ねぎのトウ立ち|肥料不足を防ごう
【ワンポイント!】
ネギ坊主は天ぷらにして食べたり、炒め物で食べるとおいしく利用ができます。捨てずに料理に使ってみましょう。
玉ねぎの品種と苗の選び方が失敗を避けるポイント
購入時期を逃さない
9~10月ごろになると、玉ねぎの苗がホームセンターに数百円で並びます。タイミングを逃さずに購入することが、最初のポイントです。収穫時期を要チェック!
早生品種の収穫は3~4月、中生と晩生は収穫期間が長く3~6月までです。収穫時期が大きく変わりますので、品種を選ぶときは事前に確認しておきましょう。サイズをよく見て選ぼう
品種の特徴や苗の選び方、種から苗を作る方法を詳しく知るなら、こちらの記事を参考に。
【畑編】玉ねぎの栽培方法
Step1. 用意するもの
玉ねぎの苗と土作りや栽培に必要な道具を用意しましょう。Step2. 土づくり
2. 苗の植え付け1週間前までに1平方メートルあたり3kgの堆肥と100gの化成肥料をまき、土に混ぜ込みます。
3. 高さ10~15cm、畝幅60~70cmの畝を作成しましょう。
4. 植え付けまでに穴あきマルチでマルチングをします。
Step3. 種まき
2. 苗の根が地上に出ないように丸めて、埋め込み鎮圧しましょう。
3. 植え付け後にしっかり水を与えましょう。
除草はこまめに!
マルチを使っていても穴の隙間から雑草が生えてくることがあります。除草作業は定期的に行いましょう。伸ばしたままで放置しておくと通気性が悪くなり、病気のリスクが高まります。Step4. 追肥を実施
冬の間は生育が止まり冬眠状態になるため、追肥は不要です。春先の2月下旬~3月上旬に追肥を行いましょう。1穴に対して3gの化成肥料を混ぜ込みます。手でパラパラまいて混ぜ込む方法が根を傷つけないため、おすすめです。水やり頻度を調整する
常に地面がぬれている場合、病気にかかりやすくなります。特に冬場は水やりを控えてください。春先の3月ごろになったら、逆に水やりの頻度を上げるようにしましょう。Step5. 収穫
収穫のタイミングは土が乾燥して、晴天が続いている日です。地表がぬれているときに収穫すると、腐敗の原因となってしまいます。
プレゼントやマルシェでの販売に。メッセージ入りの野菜が作れる!
【プランター編】玉ねぎの栽培方法
Step1. 用意するもの
玉ねぎの苗と土作りや栽培に必要な道具を用意しましょう。苗の選び方
Step2. プランターを準備する
1. プランターは深さ20~30cm、横が65cmの物を準備しましょう。2. 根腐れを防止するため、鉢底石を底に敷き野菜用培養土を縁から2cm下の高さまで入れます。
3. 日当たりが良い場所に置き、プランターの下にすのこなどを置き風通しを良くしましょう。
Step3. 苗の植え付け
2. 深さは約2cmくらいにし、苗の白い部分が少しはみ出るくらいに植えます。
3. 苗の根が地上に出ないように丸めて、埋め込み鎮圧しましょう。
4. 植え付け後に、プランターの底から水があふれるくらい水を与えます。
Step4. 追肥を実施
冬の間は生育が止まり冬眠状態になるため、追肥は不要です。春先の2下旬~3月上旬に追費を行いましょう。株元に対して10gの化成肥料を混ぜ込みます。手でパラパラまいて混ぜ込む方法が根を傷つけず、おすすめです。追肥後は土寄せしましょう。水やり頻度を調整する
常に地面がぬれていると、病気にかかりやすくなります。特に冬場は水やりを控えてください。プランターの場合は、暖かくなる4月ごろから水やりの頻度を上げるようにしましょう。Step5. 収穫
玉ねぎの保管方法
中生・晩生の品種は貯蔵ができるため、収穫後に3日ほど並べて乾燥させましょう。干し野菜や干し柿にも使える|万能ほしかご
玉ねぎを貯蔵する際に、吊るすだけで乾燥させることができるかごです。幅広くできているため、玉ねぎ以外にも干しいもや干し柿作りに使えます。家庭菜園ユーザーなら1つは持っておくといいでしょう。柿アーチ玉ねぎつるし
プラスチック製のアーチに柿の軸や玉ねぎの葉をひっかけるだけで、吊るし干しができます。ひもを使うよりも衛生的に吊るすことができるのがメリットです。スペースも最小限で済むので、ベランダくらいしか乾燥スペースがない人にもおすすめです。玉ねぎを長く保存するコツは?
玉ねぎの病害虫対策
玉ねぎは天敵の少ない野菜ですが、長期間の栽培のため害虫被害が発生したらすぐに対応しないと収穫量に影響が出ます。被害を未然に防ぐことが大切です。ヨトウムシ
一度に大量の卵を産み付けて、食害を繰り返す厄介な害虫です。夜は土に潜んでいることが多いため、日中や夕方に見付け次第、すぐに駆除しましょう。ヨトウムシの撃退方法はこちら!
ハモグリバエ
葉の内部に潜り込んで食害するハエの仲間です。葉の表面に波紋のような食害の跡がつきます。放置すると葉が光合成をできなくなり、枯れてしまうこともあるので注意です。ハモグリバエの撃退方法はこちら!
ネギコガ
葉の内側から表皮を残して食害されますが、被害が進むとところどころ葉に穴があきます。雨が少なく、高温で乾燥した環境下で発生しやすくなります。べと病
白~黒色のカビが発生する糸状菌(カビ)による病気。葉にぼんやりとした黄色の斑点ができたり、病斑に白っぽいカビが生えるのが特徴です。梅雨時に発生することが多く、被害が進むと下葉から枯れあがってしまいます。水はけや日当たり、風通しの悪さなどで多湿状態になると発生しやすくなるので注意が必要です。詳しいべと病対策はこちら!
いつでも使えて便利!定番野菜・玉ねぎの栽培に挑戦しよう
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