アートな野菜!ロマネスコを家庭菜園で育てよう


出典:PIXTA
鮮やかな色と、個性的なフォルムが目を引く「ロマネスコ」。その不思議な形に、つい二度見してしまったという方もいるかもしれませんね。カリフラワーやブロッコリーの仲間のロマネスコは、家庭菜園やプランターでも気軽に育てられる野菜。栽培方法からおいしい食べ方まで、たっぷりとお伝えします!

1. 知ってる?ロマネスコって、こんな野菜

出典:写真AC
マルシェやレストランでよく見かけるようになったロマネスコは、実際のところ、どんな野菜なのでしょうか。知っているようで知らない、ロマネスコのあれこれを解説します。

ローマ生まれだから「ロマネスコ」

ヨーロッパをはじめ、さまざまな国で生産されているロマネスコですが、そのルーツはイタリア・ローマだと言われています。現地での呼び方は「ブロッコロ・ロマネスコ(ローマのブロッコリー)」または「カーヴォルフィオーレ・ロマネスコ(ローマのカリフラワー)」。その名前の通り、味や食感、植物としての性質などはブロッコリーとカリフラワーの中間ですが、一般にはカリフラワーとして分類されることが多いようです。

不思議なビジュアルの秘密

小さな突起がらせん状に並ぶロマネスコの形は、見れば見るほど不思議。小さな突起にクローズしてみると、さらに小さな突起が同じようにらせん状に並び、フラクタル構造(形の一部分を切り取っても、それと全体が似た形状をしていること)を持っていることがわかります。この小さな突起、実は蕾(つぼみ)が集まったもの。ロマネスコを収穫せずに置いておくと、やがて茎が伸びて蕾が開き、菜の花のような黄色い花を咲かせます。

おすすめの食べ方と栄養素

カリフラワーに似た硬めの食感と、ブロッコリーのような甘みを持つロマネスコ。あまり加熱しすぎず、食感を残しながら、甘みを引き出す調理がおすすめです。ゆでる場合は、小房に分けるか、サイズの小さいものは縦に4~6等分して、熱湯で1~2分が目安。手軽にカラフルな温野菜サラダが作れます。他には、ベーコンやアンチョビと炒めたり、パスタに加えたりとシンプルな調理でおいしく食べられます。
ロマネスコの栄養素は、カリフラワーとほとんど同じで、ビタミンB郡、ビタミンC、カリウム、食物繊維などを豊富に含んでいます。

栽培は春と秋

ロマネスコの栽培時期は、3~4月に苗を植えて5~6月に収穫する春植えと、8月に苗を植えて10~11月に収穫する秋植えの年2回。ただし、アブラナ科のロマネスコは、モンシロチョウやガの幼虫などの被害に遭いやすく、防虫ネットなどの対策が必要となります。気温が下がると虫の数は減るので、秋植えの方が比較的簡単に育てられます。

2. ロマネスコの苗作り

ロマネスコは、苗から栽培を始める方法が手軽でおすすめです。栽培時期にはホームセンターなどに苗が出回りますが、手に入りにくい場合は、ポットに種をまき、植え付けできる大きさまで育てましょう。

 

苗の育て方

1. 直径9cmポリポットと種まき用の培養土、ロマネスコの種を用意します。ポットの縁から2cmほど下まで培養土を入れ、表面をならします。
2. 深さ1cmの穴を3カ所あけ、1粒ずつ種をまきます。
3. 土をかぶせて手のひらで軽く押さえ、種が動かないようにそっと水やりします。その後は土が乾かないように水やりをしながら、発芽を待ちます。
4. 発芽したら、本葉2~3枚のときと、本葉3~4枚のときに1本ずつ間引きをして、最も元気のいい株を1本残します。
5. 本葉5~6枚まで育ててから、菜園に植え付けます。

 

FRANCHI社 カリフラワー・ロマネスコ

Franchi社 カリフラワー・ロマネスコ
ITEM
Franchi社 カリフラワー・ロマネスコ
・内容:5g

カリフラワー(ロマネスコ)種【ダ・ヴィンチ】約50粒

ITEM
トキタ種苗 【種子】カリフラワー ダ・ヴィンチ
・内容:50粒

3. ロマネスコの育て方【畑編】

出典:写真AC

Step1. 用意するもの

・ロマネスコの苗

*その他必要なものは、こちらの記事を参照してください。

Step2. 土作り

栽培する区画の土壌酸度を測り、pH5.5~6.5になるように、必要に応じて石灰をまきます。1週間ほどあけて堆肥と肥料をまき、よく耕して畝を立てます。さらに1週間置いて土となじませます。

*詳しい土作りの方法はこちらを参照してください。

Step3. 苗の植えつけ

畝の表面をよくならし、苗のポットと同じ深さの植え穴を掘ります。2株以上植える場合は、間隔を40cmあけましょう。ポットをはずして苗を植えつけ、周りの土を寄せて軽く押さえ、ジョウロで水やりします。

 

Step4. 害虫対策

植えつけ後は、すぐに防虫ネットをかけておくと安心です。虫が入り込まないように、すき間なくかけるのがポイントです。

 

Step5. 追肥

植えつけの2~3週間後に、固形肥料または液体肥料を追加で与えます。散布する量などは製品によって違うので、肥料のパッケージを参照してください。株の中心に蕾が見え始めたころに、もう一度追肥します。

 

Step6. 収穫

収穫サイズは品種によって多少違うので、品種ごとの大きさや栽培日数を目安に収穫しましょう。とり遅れると蕾が開いて味が落ちるので、気をつけてください。

4. ロマネスコの育て方【プランター編】



出典:写真AC
ロマネスコはプランターでも育てられます。直径30cmの丸型プランターなら1株、2株以上植えるなら、幅60cm以上の長方形プランターを準備しましょう。

 

Step1. 用意するもの

・ロマネスコの苗
・深さ30cm程度のプランター

*その他必要なものは、こちらの記事を参照してください

Step2. プランターの準備

プランターの底に鉢底ネットを敷き、底面が見えなくなるくらい鉢底石を入れます。その上に、培養土を縁から2~3cm下まで入れ、ジョウロで水をかけてよく湿らせます。

 

Step3. 苗の植えつけ

苗のポットと同じ深さの植え穴を掘り、ポットをはずして苗を植え付け、もう一度水やりします。2株以上植える場合は、間隔を30~40cmあけます。

 

Step4. 害虫対策

害虫が多い場合は、植え付け後すぐに防虫ネットを掛けましょう。ネットの裾はひもなどで固定し、虫が入り込まないようにします。

 

Step5. 追肥

植え付けの2~3週間後と、株の中心に蕾ができ始めたころの2回、追加で肥料を与えます。

 

Step6. 収穫

品種ごとの収穫サイズになったら、包丁で切り取って収穫します。多少小さめでも味は変わらないので、採り遅れないようにしましょう。

5. 採れたてロマネスコで、レパートリーを広げよう

出典:PIXTA
他の野菜にはないカラフルな色合いが特徴のロマネスコは、いつもの料理にアクセントを添えてくれる野菜です。うまく育てられたら、採れたてを生で食べてみるのもおすすめ。パリパリと歯ざわりが良く、ほんのり甘みが感じられて、新しいおいしさに出会えます。もちろん、他の野菜と一緒にサラダにしてもOK!彩り豊かなイタリア野菜で、料理のレパートリーを広げてみませんか?

紹介されたアイテム

Franchi社 カリフラワー・ロマネスコ

Franchi社 カリフラワー・ロマネスコ

¥514 税込

編集部おすすめ記事


関連する記事

このまとめが気に入ったら
「いいね!」をしよう