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- AGRI PICK 編集部
AGRI PICKの運営・編集スタッフ。農業者や家庭菜園・ガーデニングを楽しむ方に向けて、栽培のコツや便利な農作業グッズなどのお役立ち情報を配信しています。これから農業を始めたい・学びたい方に向けた、栽培の基礎知識や、農業の求人・就農に関する情報も。…続きを読む
ショウガ(生姜)の種生姜の植え付け時期|4〜6月に植えて、秋に収穫!
ショウガの栽培適温は25〜30℃前後なので、ショウガの植え付け時期は4〜6月あたりにします。ただし、4月でもまだ15℃を超えなかったり、遅霜が降りてしまうような地域や天候の場合は植え付けせず、しっかり暖かくなってからにしましょう。1カ月後程度で芽が出て、9〜11月ごろに収穫できます。7月下旬〜夏に、一部を葉ショウガとして収穫するのもOK!ショウガの栽培カレンダー
・植え付け:4~6月・収穫:9~11月
※年間平均気温が12~15℃の温暖(中間)地の場合
栽培適温
25~30℃1. ショウガの「種生姜」を用意する|収穫できる大きさで選ぼう!
ショウガは収穫できる大きさによって、大ショウガ、中ショウガ、小ショウガの品種に分けられます。植え付け時期には、園芸店・ホームセンター・通販などで種生姜が売り出されます。売り切れてしまうこともあるので、育ててみたい品種は少し早めからチェックしたり、予約しておくといいですよ。収穫したいショウガの種生姜を準備
収穫したいショウガの大きさを決めて、種生姜を準備しましょう。種生姜1つにつき、1つの苗になります。おすすめの小ショウガ「三州ショウガ」の種生姜
種生姜が大きい場合
くっついている種生姜を手で割り、白っぽい芽が2~3芽ずつになるようにしておきましょう。2. ショウガを植え付けるための畝と溝をつくる
土づくりはどの野菜もほぼ一緒ですが、ショウガを植え付けるための土も、有機物が豊富に含まれ、それを分解する微生物がいっぱい活動しているふかふかの土が理想です。基本的には、完熟堆肥・草木灰・ぼかし肥などを、土に適量混ぜておきます。土づくりのための肥料などの関連記事はこちら
ショウガの植え付けは、少し日陰がちな場所に
植え付けの時期は寒さに注意しますが、ショウガは生育中、高温と乾燥を嫌います。育てるのは少し日陰がちな場所が最適です。ショウガの植え付けに必要な畝の大きさ
畑の場合は、高さ20cm、幅40cmくらいの畝をつくります。プランターの場合は、高さと幅が30cm程度あって、20〜30L程度の土が入る丸型のプランターを用意して、野菜用培養土を6分目程度入れておきます。畝づくりやプランターのサイズの関連記事はこちら
種生姜を植え付けるための溝を掘る
畝の真ん中に深さ10cmくらいの溝を掘ります。プランターの場合は、溝は必要ありません。3. ショウガの植え付け方法|株間は30cmに
土の中が過湿になると種イモが腐りやすいので、ショウガの植え付けは雨の前後は避け、晴れの天気が続くような日にしましょう。Step1. 30cm間隔で、種生姜の向きに注意して植え付ける
種生姜は掘った溝の中に寝かせるようにして、株間を30cmあけて植え付けます。芽が上を向くようにして、溝の中の土に少し押し込むように置きます。収穫量がアップ!ショウガの植え付けのワンポイント
植え付けのときに、種生姜を植えた箇所にもう1個プラスして置くと、収穫量がアップするのでおすすめです!Step2. 種生姜の上に土をかぶせる&水やり
最後に種生姜がしっかり隠れるぐらいまで、上に土をかぶせましょう。プランターも同様ですが、覆う土の高さが5〜6cmほどで大丈夫です。芽が出るまで約1カ月程度かかります。その間も芽が出た後も、土が乾燥しないように水やりは忘れないようにします。初心者にもわかりやすい!ショウガの植え付け方法を動画でチェック
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