おしゃれな木製プランター14選！腐るのを防ぐ対策や、DIY方法も

ナチュラルな風合いが、植物によく映える木製のプランター。ホームセンターでは取り扱いが少なかったり、似たようなものしか売っていなかったり…。欲しいサイズや、おしゃれなデザインのものを探すのは、けっこう難しいですよね。
そこでこの記事では、編集部で厳選したおすすめの木製プランターをご紹介。購入する前にチェックしたいデメリットや、その対策方法もお届けします！

木製プランターのメリット

自然に溶け込み、植物をより美しく見せてくれる木製のプランター。もちろん見た目だけでなく、実用的な魅力もあります。ここでは、木製プランターのメリットを紹介します。

ナチュラルな雰囲気を演出できる

木製ならではの温かみがあり、ハーブや草花、観葉植物など、どんな植物にもぴったり合います。木製プランターにはデザイン性の高いものが多くあるので、ナチュラルかつおしゃれな雰囲気を演出できますよ。

水分の急な蒸発や蒸れを防ぐ

木製プランターは吸湿性があり、熱を伝えにくいという特性もあります。そのため、太陽の光で土の水分が急速に蒸発してしまったり、コンクリートの上で蒸れたりするのを防いでくれます。乾燥や水切れに弱い植物や、高温を苦手とする植物の栽培に木製プランターはぴったりです。

木製プランターのデメリット

木製プランナーには、注意したいデメリットもあります。

腐敗しやすく長持ちしにくい

木製のプランターは水分や湿気を吸収するため、どうしても腐りやすくなります。陶器やプラスチックなど、ほかの素材のプランターに比べると、長持ちしにくいのがデメリットです。

雨風や紫外線の影響で劣化しやすい

木材は水分を吸うと膨張したり、乾燥で縮んだりする性質があります。そのため木製プランターは、変形や色あせなど、経年劣化しやすくなります。

木製プランターが腐るのを防ぐには？長持ちさせる使い方

前述のように、木製プランターは腐敗や経年劣化しやすいのが欠点。そこでここでは、お気に入りの木製プランターを長く使うための対策方法を紹介します！

雨の当たる場所や、湿気が多い場所に置かない

木製プランターは、屋根のない場所で長期間使用していると、雨にさらされて水分を吸収し、腐りやすくなります。屋外で使用する場合は、雨が当たらないように軒下に置き、湿気が多い場所も避けましょう。

DIYで防腐剤加工すれば長持ち！

市販の木製プランターには、防腐処理が施されているものもありますが、ほとんどは未加工品です。デザインは気に入っているけれど、寿命が短いのは困る…という人は、自分で防腐剤を塗付してみましょう！防腐剤には多くの種類がありますが、木の質感を楽しむなら表面に膜をつくらない「浸透タイプ」がおすすめです。

防腐塗料の種類や塗り方は、こちらの記事をチェック！

底がプラスチックのものや、スタンド付きは腐りにくい

木製プランターのなかには、底の部分にプラスチックを使ったものも。底部分から腐食するのを防ぐため、長持ちする効果があります。またスタンドが付いたタイプも、鉢底が地面から離れることで通気性がよくなり、木材を腐りにくくするメリットがあります。

木製プランターの種類

ひと口に木製プランターといっても、使われている木材はさまざま。質感や耐久性も木材の種類によって変わります。ここでは、プランターに使われる主な木材の特徴を解説します。また、木製プランターのサイズの選び方やおすすめのデザインも紹介！

プランターによく使われる木材の種類と特徴

木材の種類	特徴
杉	木製のプランターで一番使用されている木材。耐水性が強く、比較的値段が安め。軽くて加工しやすく、ほかの木材に比べ、空気を含みやすいため、調湿作用が強い。
アカシア	見た目が美しく、深みのある色合いと高級感が特徴。耐久性も高いので、家具や床材にも使われる人気の木材。
パイン	白っぽく、やや黄色味のある色合いが特徴。針葉樹特有の香りを持ち、やわらかく加工しやすい木材。
人工木	木粉に樹脂などを配合し、木材に似せて作った人工的な木材。水に強く、腐食も起こりにくいためメンテナンスも容易。

そのほかの素材のプランターもチェック！

木製プランターのサイズ選び

木製プランターには、小さいものから大きなものまで、サイズのバリエーションがあります。植える植物に最適なサイズを選ぶのが重要です。何種類か寄せ植えにしたい場合は大きいサイズ、樹木など背の高い植物には、深型の大きいプランターが適しています。
室内に置く観葉植物のプランターは、大き過ぎるとおしゃれに見えません。センス良く見せるには、植物の根鉢とちょうど同じくらいか、少しだけオーバーサイズのプランターがベストです。

観葉植物の鉢選びや飾り方は、こちらの記事で！

おすすめデザインは蒸れにくい「スタンド付き」

スタンド付きのデザインなら、鉢底が地面から離れているので通気性もよく、地面からの照り返しでプランター内が高温になるのを防げます。湿気もこもりにくいので、害虫が寄りつきにくいです。地面から高いため水はけもよくて蒸れにくく、植物の根腐れも防いでくれますよ。

プランターの選び方はこちらでも解説！

おすすめの木製プランター14選

お庭やベランダをおしゃれな雰囲気にしてくれる、おすすめの木製プランターを紹介します。通気性のよいスタンド付きや、樹木も育てられる大きなサイズなど、人気の木製プランターをピックアップしました！

スタンド付きで通気性抜群！

奥行き15cｍのスリムタイプ

コーヒー樽をモチーフにしたおしゃれなデザイン

カラーとサイズのバリエーションが豊富！

おしゃれなポスト付きのプランターボックス

お庭がなくても家庭菜園ができる！

通気性＆水はけが良い！底上げメッシュ構造

水や雨に強く腐らない！人工木のプランター

草花が映える！樽風デザイン

お庭や玄関先のアクセントに！

樹木にも最適な深型＆大容量

おしゃれなカントリー風デザイン

遊び心抜群！機関車型のキュートなプランター

目隠しにもなるフェンス付き

プランターカバーなら木製でも長く使える！おすすめ5選

木製プランターに直接土を入れると、水分を吸って劣化しやすくなります。気になる人は、木製のプランターカバーを利用するのもおすすめです。植物自体はプラ鉢などに植え、水やりをするときは鉢を取り出し、水が切れたらカバーに戻すと木製でも長持ちしますよ。

天然のアカシアウッドが美しいプランターカバー

使い込んだ無垢板でアンティークな風合いに

植物を引き立てるシンプルなデザイン

収納やテーブルにもなるプランタースタンド

インナーポット付き！存在感のあるトールタイプ

木製プランターのDIY方法｜作り方を動画でチェック！

「自分好みの木製プランターが見つからない」「ぴったりなサイズのプランターが欲しい」という人は、木材を使ってプランターをDIYするのもおすすめ！そこでここでは、木製プランターの自作方法を紹介します。

必要な材料

・木材
・防腐剤
・ビス
・お好みの塗料（色を塗る場合）

必要な道具

・電動ドリル
・木材を切断する道具（ノコギリなど）
・ハケ（木材に防腐剤を塗る時に使用します）
・軍手
・やすり、サンドペーパー

作り方

1. プランターの大きさを決め、使用する木材を寸法通りにカットします。ホームセンターで木材をカットしてくれるサービスもありますよ。
2. カットした木材をやすりやサンドペーパーで研磨し、防腐剤を二度塗りして（防腐処理済みの木材であれば、塗る必要はなし）乾燥させます。
3. 乾燥させた木材を組み立て、ビスを打つ位置に印をつけて、木が割れないようにドリルで下穴を開けてから、ビスで固定していきます。
4. 底板を取り付ける前に、50mm幅の脚をビスで取り付け、ひっくり返し、底板を上から入れて、上から底板と脚をビスで固定します。
5. 底板を固定し、ボックス型になったら、ひっくり返します。底板に水抜き穴をいくつか開けたら、完成です！このままでもよいですが、お好みの色を塗装しても、おしゃれでステキですよ。

木製プランター作りの動画を紹介

木製プランターで庭やベランダをおしゃれに演出！

木製プランターの魅力は、なんといっても自然と調和した雰囲気を出せること。熱を伝えにくく、植物にとって良い環境を保てるのもグッドポイントです。おしゃれで実用的な木製プランターで、ガーデニングを楽しみましょう！