美味しい『ほうれん草』の育て方!失敗しない栽培のコツ教えます


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鉄やベータカロテンなど、体にうれしい栄養をたくさん含むほうれんそう。自分で育ててモリモリ食べられたら、いいですよね!種まきから収穫までは1〜2か月と成長が早く、特別な作業は必要ありませんが、意外と失敗してしまうことが多い野菜。その失敗例と、対策を教えましょう。後半には、詳しい栽培方法やカレンダーもあります!

ほうれん草に多い失敗例とその対策

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① 芽が出ない!

ほうれんそうが発芽するためには、15〜20℃の温度が必要です。1日の平均気温がこれを下回るときは、ビニールトンネルをかけるなどの対策が必要です。また、種をまく溝が深すぎると、なかなか地上に芽が出てきません。種まきの深さは1cmが目安です。


② 大きくならない!

これは、いくつか原因が考えられます。まず、ほうれんそうには春まきと秋まきの品種があり、栽培する時期に合った種を準備することが大切。種のパッケージをよく確認しましょう。また、ほうれんそうに限らず、野菜は同じ科の野菜を同じ場所で育てる「連作」を嫌います。以前もほうれんそうを育てたことがある場合、別の場所で育てるか、1〜2年あけるようにしてください。もう一つ、ほうれんそうはほかの野菜に比べ、ややアルカリ性の土を好みます。土づくりのとき、pH6.5〜7.0になるように石灰をまいて調整しましょう。

③ 収穫前に花が咲いてしまった!

花茎が伸びて花が咲くことを「とう立ち」と言い、とう立ちする条件は植物によってさまざま。ほうれんそうの場合、日が長くなるととう立ちしやすくなる性質があります。つまり、夏に向けて日が長くなる春まきは、とう立ちしやすいということです。対策は、まず栽培時期に合った種を選ぶこと。一般に葉にギザギザの切れ込みがある東洋種はとう立ちしやすく、春より秋まきが適しています。また、とう立ちしにくいように品種改良されている品種もたくさんあるので、春にスタートする場合は、種のパッケージに「とう立ちしにくい」「晩抽性(ばんちゅうせい)」などと書かれた品種を選びましょう。さらに、盲点になりやすいのが夜間の明かり!夜に光が当たると、ほうれんそうは日が長くなったと勘違いしてとう立ちしてしまいます。街灯やベランダのカーテンから明かりが漏れる場所での栽培は避けましょう。

ほうれん草の栽培時期

栽培のチャンスは春と秋の2回。タイミングを守るのが成功への第一歩です!

栽培カレンダー


⇨次ページ:ほうれん草の栽培方法と育て方のコツ!プランターと畑、それぞれご紹介!


ほうれん草の栽培方法・育て方のコツ【畑編】

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STEP1 用意するもの

畑での家庭菜園に必要なアイテム一覧と選び方はこちらをチェック。後はほうれん草の種があれば始められますよ!


STEP2 土づくり

栽培する場所全体に石灰をまき、クワで耕してよく土となじませ、土の酸度がpH6.5〜7.0になるように調整します。さらに、堆肥、肥料をまいて耕し、必要な栄養分などを補います。土づくりは種まきの1〜2週間前までにすませておきましょう。

STEP3 まき溝をつくる

土を盛り上げて畝を立て、表面を平らにならします。凸凹があると発芽がそろわないので、気をつけましょう。支柱や板などを土に押しつけて、深さ1cmのまき溝をつくります。2列以上まくときは、間隔を30cmほどあけます。

STEP4 種をまく

種まきの間隔は約1cm。土をかぶせたら、土と種が密着するように手のひらで押さえます。ジョウロでたっぷりと水やりして、種まきは完了です。害虫が心配なときは、種まきのすぐあとに防虫ネットをかけると安心ですね。

STEP5 間引きをする

ほうれんそうの間引きは1回。本葉が1〜2枚出たら、株と株が3〜4cm間隔になるように株を抜き取ります。残した株は倒れやすいので、指で軽く土を寄せて支えましょう。

STEP6 追肥をする

葉の高さが7〜8cmになったころを目安に、追加で肥料を与えます。固形でも液体タイプでもどちらでもよいですが、必ず野菜用と書かれたものを使用してください。まく量は、パッケージに書かれたとおりに。

STEP7 収穫

葉の高さが25cmを超えたら収穫できます。

 

⇨次ページ:ほうれん草、プランターで育てる場合は?オススメの種も!


ほうれん草の栽培方法・育て方のコツ【プランター編】

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STEP1 用意するもの

プランター栽培の基本的なアイテムとほうれん草の種があれば育てられます。必須アイテム一覧と選び方を詳しく解説しているこの記事を参考にしてください。


STEP2 プランターの準備

ほうれん草には、深さ20cmほどのプランターがベスト。鉢底ネット、鉢底石の順にプランターの底に敷き、縁から3cmほど下まで野菜用培養土を入れます。

葉物野菜に最適!ベジタブルプランター
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葉物野菜に最適!ベジタブルプランター
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野菜の培養土はコレ!アイリスオーヤマ ゴールデン粒状培養土
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野菜の培養土はコレ!アイリスオーヤマ ゴールデン粒状培養土
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STEP3 まき溝をつくる

土の表面をきれいにならし、支柱や板などを土に押しつけて、深さ1cmのまき溝をつくります。2列以上まくときは、間隔を20cmほどあけます。

STEP4 種をまく

種まきの間隔は約1cm。土をかぶせたら、土と種が密着するように手のひらで押さえます。ジョウロでたっぷりと水やりして、種まきは完了です。収穫までの間、土が乾いたらたっぷりと水やりをしましょう。

STEP5 間引きをする

ほうれん草の間引きは1回。本葉が1〜2枚出たら、株と株が3〜4cm間隔になるように株を抜き取ります。残した株は倒れやすいので、指で軽く土を寄せて支えましょう。

STEP6 (必要に応じて)追肥をする

秋まきの場合、気温が低いため成長も遅くなります。収穫までの期間が1か月を超える場合、追加で肥料を与えます。固形でも液体タイプでもどちらでもよいですが、必ず野菜用と書かれたものを使用してください。まく量は、パッケージに書かれたとおりに。

STEP7 収穫

葉の高さが25cmを超えたら収穫できます。

秋・冬にオススメの種!

ほうれん草栽培は病気や害虫の少ない秋が特におすすめです。秋まきの他の野菜についてはこちらの記事も参考にしてみてください。


野菜の種はしっかりとした種苗会社が出しているものでないと、発芽率が低くなってしまうので注意してくださいね。それでは、オススメの種をご紹介します。

■ 生でも美味しい『サラダほうれん草』

サラダほうれんそう『ディンプル』 トキタの種
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サラダほうれんそう『ディンプル』 トキタの種
生食してもアクが少なく、サラダでも食べられます。光沢のある淡い緑色の葉は横に広がらず、暑さや、べと病にも強いつくりやすいホウレンソウです。
発芽率も、美味しさも申し分ありません。 出典:Amazon

■ 冬の寒さに当てて甘みが増す『ちぢみほうれん草』

ちぢみほうれん草『寒味』種 トキタ種苗
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ちぢみほうれん草『寒味』種 トキタ種苗
晩夏から初秋まきで冬どり(寒期)タイプのF1種です。草姿は開性で、極濃緑色で光沢があり、株揃いが非常に良好です。じっくり型の生育スピードで在圃性に優れます。葉肉厚く、風味、甘味強くおいしいです。特に降霜後はさらに味が濃くなります。
スーパーに出回っている甘くて美味しい「ちぢみほうれん草」を家庭菜園で育てようと、「寒味」を購入しました。 出典:

ほうれん草の病気と害虫

べと病など、かびによる病気が起こることがあります。葉に斑点のような変色が見られたら病気の可能性があるので、早めにその株を抜き取って被害が広がるのを防ぎます。アブラムシや、春〜夏はハスモンヨトウなどのガの幼虫がつくことがあります。防虫ネットで対策しましょう。


栄養たっぷりのほうれん草を味わおう!

栽培成功のためのポイントは押さえましたか?栄養たっぷりのほうれん草を、ぜひおいしく味わってくださいね!

ちなみに、一度にたくさんとれすぎたときは、サッとゆでてから冷凍がおすすめです!!

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葉物野菜に最適!ベジタブルプランター

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¥861 税込

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