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- AGRI PICK 編集部
AGRI PICKの運営・編集スタッフ。農業者や家庭菜園・ガーデニングを楽しむ方に向けて、栽培のコツや便利な農作業グッズなどのお役立ち情報を配信しています。これから農業を始めたい・学びたい方に向けた、栽培の基礎知識や、農業の求人・就農に関する情報も。…続きを読む
農業の年収はどのくらい?
個人経営体の主業農家の農業所得は?
農業を営む個人経営体のスタイルはさまざまで、その所得の中で農業所得がどの程度の割合を占めるかによって、主業農家、準主業農家、副業的農家に分けられます。このうち、農業所得が主(農家所得の 50%以上が農業所得)の主業農家に限ってみると、農業所得は約408万円となっています。農業年収が1,000万円以上のケース
北海道で1億円以上稼ぐ農家をはじめトップランナーたちの本音とは?
農業年収の営農類型別ランキング
区分 | 農業粗収益(万円) | 農業経営費(万円) | 農業所得(万円) | |
1 | 酪農経営 | 6,140.0 | 5,320.0 | 820.0 |
2 | ブロイラー養鶏経営 | 8,093.7 | 7,419.0 | 674.7 |
3 | 養豚経営 | 5,505.1 | 4,917.3 | 587.8 |
4 | 施設野菜作経営 | 1,459.1 | 1,056.8 | 402.3 |
5 | 繁殖牛経営 | 1,606.1 | 1,276.7 | 329.4 |
6 | 施設花き作経営 | 1,436.9 | 1,122.4 | 314.5 |
7 | 肥育牛経営 | 6,422.8 | 6,190.0 | 232.8 |
8 | 畑作経営 | 1,005.7 | 780.8 | 224.9 |
9 | 果樹作経営 | 604.1 | 422.6 | 181.5 |
10 | 露地野菜作経営 | 841.0 | 666.6 | 174.4 |
11 | 露地花き作経営 | 688.8 | 518.5 | 170.3 |
12 | 採卵養鶏経営 | 3,427.1 | 3,360.6 | 66.5 |
13 | 水田作経営 | 274.2 | 261.4 | 12.8 |
レンコン農家やトマト農家の年収や仕事内容をチェック!
農業法人に正社員で雇用される場合の年収|就職・転職するときの注意点
法人名 | 基本給(月額、円) | 賞与 | 推定年収 |
A | 220,000 | なし | 2,640,000 |
B | 172,000 | 3カ月分 | 2,580,000 |
C | 210,000 | なし | 2,520,000 |
D | 180,000 | 2カ月分 | 2,520,000 |
E | 185,000 | 30,000円 | 2,250,000 |
F | 170,000 | 200,000円 | 2,240,000 |
G | 160,000 | 2カ月分 | 2,240,000 |
H | 170,000 | なし | 2,040,000 |
I | 142,800 | なし | 1,713,600 |
J | 138,240 | なし | 1,658,880 |
給与に関する注意点
・基本給の額が低くても、賞与によって年収が高くなる場合も。ただし、賞与は業績によって変動したり、制度があっても支給実績がない場合があるので、就職前によく確認する必要があります。
・将来的に長く働く場合には、昇給がどの程度行われているのかも知っておきたいものです。農業転職サイトなど就職エージェントのサービスを活用すると、賞与や昇給の実態を確認しやすいかもしれません。
転職のプロのアドバイスはこちら
農業を副業とした場合の年収は?
兼業農家の場合
ほかに主な仕事をもっている兼業農家の年収については、農林水産省が実施した2018年の経営形態別経営統計(個別経営)を参考にしてみましょう。この統計では、準主業農家と副業的農家という定義でそれぞれの平均農業所得が算出されています。区分 | 定義 | 農業所得 |
準主業農家 | 農外所得が主(農家所得の50%未満が農業所得)で、 1年間に60日以上自営農業に従事している65歳未満の世帯員がいる農家 | 417,000円 |
副業的農家 | 1年間に60日以上自営農業に従事している65歳未満の世帯員がいない農家 | 565,000円 |
副業のスタイルもいろいろ「週末農業」「半農半X」
農業アルバイトの場合
農業アルバイトの時給は農園によって異なりますが、各都道府県の最低賃金が設定されていることもあります。例えば、2020年度の北海道の最低賃金を基に、週20時間働いた場合について、計算してみましょう。(例)時給861円(2020年度北海道の最低賃金)で1日5時間、週4日、1年間働いた場合
861円×20時間×52週=895,440円(税引き前)
(例)日給10,000円で週6日、6月から9月まで(約17週)働いた場合
10,000円×6日×17週=1,020,000円(税引き前)
農業アルバイトや農業ヘルパーについて知ろう
独立することで年収を上げることが可能に
農業で年収をできるだけ上げることを考えるのであれば、やはり独立して農業経営をすることが最も有力な道筋といえます。規模を拡大したり、ブランド化や六次産業化、コストの削減などの工夫を行うことで、可能性が広がっていきます。AGRI PICKでは、夢を持って新規就農した人たちの就農体験談を掲載していますので、ぜひご覧ください。