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今回は、ミズナがたくさん収穫できる栽培のコツを、家庭菜園のプロに聞きました。
家庭菜園歴40年!福田俊先生にお話をうかがいました
関連サイト
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著書
『市民農園1区画で年間50品目の野菜を育てる本』(学研プラス)
『フクダ流家庭菜園術』(誠文堂新光社)
『福田さんのラクラク大収穫!野菜づくり』(学研パブリッシング)
ミズナ栽培を成功させるためのポイント
- ミズナ栽培は、春まき・夏まき・冬まきが可能
- 点まきでは15cm間隔で2~3粒ずつ、筋まきでは3cm間隔で溝底にまきます。
- 種まき直後に防虫トンネルを設置し、害虫対策します。
- 葉の長さが20cmほどになったら収穫
- 種まきから収穫までは、春まきは1カ月、夏なら3週間、冬なら2~3カ月が目安です。
ミズナの栽培に最適な時期
栽培カレンダー
栽培適温
20~30℃ミズナの基本的な栽培方法|地植え・プランター
Step1. 土作り
土作りはどの野菜も一緒です。有機物がたくさん入っていてそれを分解する微生物がいっぱい活動しているふかふかの土が理想です。土壌改良は完熟堆肥を平米当たり5kg以上入れると良いでしょう。福田先生解説!「有機質たっぷりの土づくり」
必要な栽培スペース(小株採りの場合)
・B:畝の高さ/10cm
・C:種まきの間隔/15cm
・D:条間/10~15cm(平行に5条)
※筋まきの場合は、3cm間隔で平行に5条
Step2. 種まき
点まき
・サイズ:95cm×10m(厚み:0.02mm)
・材質:ポリエチレン
穴が開いているので使いやすいです!
また足りないときはリピートします(^^)
出典: 楽天市場
筋まき
条間は15cmで、3cm程度の間隔でまきます。角材などでV字型の溝をつけ、種を溝底に並ぶようにまくとよいでしょう。Step3. 防虫トンネル
防虫ネットはこちらの記事で!
Step4. 肥料の散布
新たに畝を立てた場合、1平米当たりボカシ300gと、草木灰か有機石灰を一握りまきます。前作がある場合の畝をそのまま使用するのであれば、ほとんど無肥料でもOKです。ぼかし肥料の作り方はこちら!
Step5. 間引き
Step6. 収穫
福田流!ミズナの苗植え
ミズナは、直まきがほとんどで移植はしませんが、できないことはありません。セルトレイに1粒ずつまき、本葉が出たら、15cmの株間・条間で定植すればよく育ちます。
移植したミズナは、種まきしたものが採れた後、時間差で3週間ぐらいで収穫できます。10月末に種をまくよりはるかに早く収穫できるのです。
苗植えの時期は、秋がおすすめです。例えば、9月末に種をまいたら、移植は10月末頃になります。ただし、秋まきは時期が遅くなるほど発芽もしにくくなるので注意が必要です。
ミズナのプランター栽培
Point1. プランターの大きさ
ごく普通の60cmプランターで栽培できます。Point2. 種まき
条間10cm・2条の筋まきで、種は2~3cmおきに落とします。Point3. 苗植え
直まきがほとんでですが、苗を移植するなら5cm間隔で良いでしょう。Point4. 水やり
地植えと異なり、プランターは水切れしやすいので注意が必要。雨の日以外は、毎日水やりしましょう。ミズナの栽培におすすめの品種
清流みず菜|小株採りに最適
・内容量:20ml
紅法師|料理のアクセントに
・内容量:6ml
サラダ京水菜|シャキシャキ食感が楽しめる
・内容量:10ml
京みぞれ|生育旺盛で株ぞろいも優秀
・内容量:6ml