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秋から冬に植える!人気の定番野菜
春キャベツ
ふわっとゆるく結球する春キャベツは、葉がとてもみずみずしくやわらかいので、生のままか軽く炒めて食べると最高です。11~12月中に植え付けをして、5月ごろに収穫します。おすすめ!秋まき春採りのキャベツの種
キャベツの基本的な育て方
そら豆
10~11月中に種まきを行います。冬になる前に種まきを終わらせるのがポイントです。冬を越した後から追肥をしながら育てることで、急激に生育していきます。収穫時期は5月ごろです。おすすめ!大粒そら豆の種
そら豆の栽培方法をもっと詳しく知る
大根
小ぶりな大根の場合は、10~12月まで種まきしても栽培可能。収穫時期は12~3月ごろです。また、気温が下がり害虫が減れば、栄養たっぷりの葉も収穫できますよ!おすすめ!冬に育つ大根の種
そのほかの秋から冬に植えられる野菜
冬の野菜栽培に必要な作業|土づくり・防寒対策など
土づくり|肥料投入は早めの3週間前に
10月以降、気温が低下してくると、肥料の分解が遅くなり効き目も鈍ります。元肥の投入は、種まきや植え付けの3週間前に実施しましょう。夏野菜の栽培で肥料がまだ効いている場所なら、あえて元肥をせずに栽培してみましょう。元肥が遅れたら!
大根やカブなどの根菜類は、元肥がないと育ちが悪くなる可能性があります。元肥が遅れた場合は、比較的寒さに強い葉物を育ててみましょう。おすすめは、小松菜、ほうれんそう、チンゲンサイです。
黒マルチシート|地温を上げよう
マルチシートについて、しっかり知ろう
肥料|即効性なら液肥が万能
土づくりが遅れてしまった場合は、追肥をしましょう。固形肥料の場合、効き目が出るまでに時間がかかるので、生育の悪さが気になるようなら、効果が早く出やすい液肥を使用してみましょう。液肥の効果について
害虫・害鳥対策|ネットで野菜をガード!
防鳥ネットや防虫ネットの具体的な張り方
防寒対策|ビニールトンネルを作る
ビニールトンネルについての張り方など、詳しくはこちら!
冬だからこそ土壌改善!寒起こしのやり方とは?
ここでは、冬に行いたい寒起こしのポイントを解説します。
どんな畑に寒起こしが必要か?
実施時期
12~2月が適期です。寒冷地帯では12月から開始しましょう。作業手順
Step1. 1平方メートルあたり、1リットルの米ぬかをまんべんなく散布します。米ぬかは微生物のエサになり、養分の多いふかふかの土になるため、あれば使いましょう。Step2. スコップを使い、30cmくらいの深さから、てこの原理で土を地表に裏返しにするように掘り起こし、表面積を広げます。土の塊は、崩さないようにそのままにしておきましょう。
Step3. 約1カ月、寒さにさらします。
プランター栽培の冬対策
プランターにカバーをしよう!
寒さに強い野菜でも、霜が降りると葉を傷める可能性があります。日中が10℃以下の日が続くようなら、プランター全体を園芸用ビニールなどで覆って保温します。市販の霜除カバーなどを使いましょう。室内に移動しよう!
プランターを寒くなり過ぎない室内に移動すれば、防寒対策は必要ありません。日中の日当たりが良いときは外で、寒くなる夕方から夜だけ室内にと、移動するのもいい方法です。ただし、室内でも窓際は寒くなる場合もあるので注意しましょう。土をクリーニングしよう
Step1. ふるいを使って、土の中の根や害虫を取り除きます。
Step2. 不織布やビニールシートの上に土を広げて、熱湯をかけます。
Step3. 屋外に置いて霜と寒さにさらします。2~3週間に1度かき混ぜると、病害虫を死滅させることができます。2カ月間は冷気にあてましょう。
【番外編】イチゴ栽培は寒さにあてるのがポイント!
冬に枯れた葉は摘み取りましょう。
寒くなる12月ごろにイチゴは休眠し始め、一部の葉は枯れます。枯れた葉は残しておくと病気の原因になる場合もあるので、摘み取っておきましょう。いちごの栽培についてはこの記事もチェック!
防寒対策して、冬も菜園ライフを楽しもう!
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