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- AGRI PICK 編集部
AGRI PICKの運営・編集スタッフ。農業者や家庭菜園・ガーデニングを楽しむ方に向けて、栽培のコツや便利な農作業グッズなどのお役立ち情報を配信しています。これから農業を始めたい・学びたい方に向けた、栽培の基礎知識や、農業の求人・就農に関する情報も。…続きを読む
サツマイモの収穫の時期や目安はいつ?
サツマイモは植え付けてから、120〜150日ほどで収穫できます。収穫適期の目安は、葉が枯れたり、葉の色が黄色っぽくなり始めたら!ただし、土の中のサツマイモの様子はわかりにくいので、まずは一度試し堀りをするのが収穫のポイントです。サツマイモの栽培時期|収穫のタイミングは10〜11月ごろ
・植え付け:5〜6月・収穫:10〜11月
※年間平均気温が12〜15℃の、温暖(中間)地基準
早過ぎる収穫はNG!まずは試し堀りをしよう
収穫の適期になったからといって、地上部の葉を取ったり、つる切りなどをして一気に掘ってしまうと、早過ぎて小さいサツマイモばかり…ということも。まずは一度試し堀りをして、食用部分の太り具合を確認してから、収穫するか、もう少しサツマイモを育てるかを決めましょう。収穫開始!つる切り後、土を掘り起こしてサツマイモを収穫
試し堀りをしてサツマイモが十分に太っていたら、収穫開始です。サツマイモの収穫は、土が湿っているよりも やや乾いていたほうが楽に作業することができます。また、土が濡れているとイモの傷から雑菌が入り腐敗しやすくなるので、雨の降った後ではなく、晴れた日が続いたころに収穫するといいでしょう。1. 地上部の葉やつるを根元から切る
土の中のサツマイモを収穫するために、作業のじゃまになる地上部のつるや葉は切り取り、畝の横によけておきます。2. サツマイモを折らないように慎重に
手で土をほぐしながら、サツマイモを収穫していきます。サツマイモの皮は薄くて柔らかくとても傷つきやすいので、軍手などをして手作業で行いましょう。もし、スコップを使用する場合は、サツマイモに直に当たらないように丁寧に。プランター栽培したサツマイモの収穫時期と方法
収穫のタイミングは、地植えと同様です。晴天が続いてプランターの土が乾いているときに行いましょう。プランター栽培したサツマイモの収穫は、簡単です。つる切りをして、つるや葉を取ったら、プランターに入った土ごとひっくり返すだけでOK!手で軽く土を広げると、サツマイモがゴロゴロと出てきますよ。収穫後の土の後片付けを楽にするために、広めにビニールシートや新聞紙を下に敷いておくのがおすすめです。
収穫後のサツマイモの上手な保存方法
貯蔵の温度は11~14℃を目安に、収穫してから2週間くらいは、サツマイモが甘くなるまでじ〜っと待ってくださいね!1. 収穫後は、1日程度サツマイモを天日干しさせる
風通しが良い場所で、新聞紙紙などを敷いた上にサツマイモを並べて、1日程度乾燥させます。2. 天日干し後、サツマイモを2週間寝かせる
その後、サツマイモを新聞紙に包んで、2週間ほど室内の冷暗所で保存しましょう。デンプンが糖に変化して甘みが増しますよ♪農家直伝!サツマイモの保存方法や期間についての関連記事はこちら
初心者にもわかりやすい!サツマイモの収穫方法を動画でチェック
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