目次
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さつまいもの保存期間と長期保存をするコツ
農家は収穫したら土つきのまま長期保存
さつまいも農家は、収穫後、土が付いたまま新聞紙などで包んで風通しのいいところで保存します。さつまいもは水分に弱く、洗うと水気のあるところから傷んできてしまうからです。収穫してすぐのさつまいもは、約5カ月の保存が可能。保存期間中、追熟して甘みが増します。家庭菜園で収穫したさつまいもも、同様に土が付いたまま保存しましょう。
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さつまいもの保存に適した温度は?
おいしく甘いさつまいも。すぐに食べられない場合は、できるだけおいしく保存したいですね。ここでは、さつまいもの保存に適した温度や保存方法をご紹介します。
さつまいもの保存に適した温度
さつまいもは寒さに弱く、冷蔵庫に入れると傷みやすくなります。適温は10~15℃。風通しのいい冷暗所が最適です。20℃を超えると芽が出やすくなってしまうので、直射日光が当たる場所などは避けるようにしましょう。長持ちさせるには新聞紙に包んで常温保存
購入してきたさつまいもは、土が付いていても付いていなくても、新聞紙などで1本ずつ包みます。かごや段ボール、発泡スチロールなどに入れて常温で保存。2週間~1カ月保ちます。新聞紙がない場合はどうすればいい?
新聞紙がない場合は、キッチンペーパーや紙袋、コピー用紙でも代用できます。ビニール袋は、空気を完全に遮断してしまうので、傷みやすくなります。さつまいもなどの根菜を保存するのに!麻&綿のバッグ
傷みやすい夏は冷蔵or冷凍保存できる?
室温が20℃を超えてしまう夏は、常温での保存が難しいですね。さつまいもの冷蔵保存の方法と、冷凍の保存方法をご紹介します。
冷蔵保存の方法
さつまいもを冷蔵庫で保存したい場合は、野菜室を利用します。冷蔵室では冷えすぎるので注意。この場合も1本ずつさつまいもを新聞紙で包み、密封袋などに入れてから野菜室へ。2週間くらいの保存が可能です。
使いかけのさつまいもは、ラップにくるんで野菜室に入れ、1週間程度で使い切るようにしましょう。
冷凍保存の方法
生のままのさつまいもを冷凍する時は、皮をむきカットして保存袋に入れ、なるべく薄く平らにします。1ヵ月くらいの保存が可能です。冷凍保存方法については、このあと詳しくご紹介します。カット野菜にして保存できる?
もちろんできます。さつまいもをカットしたときの冷蔵保存期間は、1週間です。切った断面から乾燥するので、断面をラップし保存袋に入れて冷蔵しましょう。さつまいもを冷凍保存したい!その方法は?
1. カットして冷凍
Step1. カットする
さつまいもを輪切りにします。皮にも栄養があるので、皮をむく必要はありません。Step2. あく抜きをする
切ったさつまいもは15分程度水につけてあく抜きをします。Step3. 水気をとる
キッチンペーパーなどで水分をよく拭き取ります。Step4. 密封袋に入れる
密封袋に入れ、空気を抜いて冷凍庫へ。1カ月くらいの保存が可能です。使う時は…
凍ったまま甘煮にしたり、バターで炒めたりするほか、電子レンジで解凍後に天ぷらや素揚げに!2. 加熱してから冷凍
ゆでて冷凍
輪切りや角切りにして、ゆでるかレンジで加熱します。密封袋やシール容器に入れて冷凍を。保存期間は1カ月です。解凍して、またはそのまま料理に使います。
例えばこんな使い方も
凍ったままさつまいもをバターで炒めます。砂糖も入れて甘さプラス。3. マッシュして冷凍
Step1. カットしてあく抜き
さつまいもの皮をむき、適当なサイズに切って水にさらします。Step2. 火を通す
さつまいもをゆでるか、レンジで加熱(500Wで6分程度)します。Step3. マッシュ
さつまいもをマッシャーでつぶして、冷まします。Step4. 冷凍
シール容器や密封袋に入れて冷凍庫で保存。1カ月くらいで使うようにしましょう。使用方法
自然解凍またはレンジ解凍をして、サラダやコロッケ、スイートポテトなどに。凍ったままポタージュスープも作れますよ。さつまいもをマッシュ&保存するのにおすすめのグッズ
さつまいもご飯を作って保存!そのレシピは?
参考:みんなのきょうの料理『さつまいもご飯』