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【連載第1回】地方にはいろんな暮らしがある!自分の理想の暮らしをイメージしよう|移住支援員の移住のはなし


岡山県真庭市の移住支援員、藤本一志は、2拠点居住の兼業農家。地方移住の現場から、移住に関する話題をお届けします。今回は、地方での主な暮らし方を3つ紹介。自分はどんな暮らし方が理想なのか、イメージしながら読み進めてみましょう。

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藤本一志

1994年岡山県岡山市生まれ。岡山大学環境生命科学研究科修了後、岡山市の企業に1年勤務した後、2020年3月に真庭市に移住。真庭市交流定住センターで移住支援員として情報発信に取り組みつつ、米農家、Webライターとしても活動中。ライター活動の一環で、移住に関するブログ「赤トンボの田舎暮らし」を運営。活動のミッションは「今ある風景を次世代につなぐ」。…続きを読む

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藤本一志のプロフィール

写真提供:真庭市交流定住センター
皆さんはじめまして。岡山県の北部、真庭市という町で移住支援員をしている藤本一志(ふじもとかずし)と申します。今回から「地方移住」をテーマに連載をスタートします。ここ数年、地方移住の動きは盛んですよね。僕も2020年3月に、岡山市から真庭市に移り住んだ“移住者”です。地方での暮らしをイメージしやすいよう、日々の生活や四季折々の風景の写真を交えながら、月に1度のコラムをお届けしたいと思います。

藤本一志プロフィール
1994年岡山県岡山市生まれ。岡山大学環境生命科学研究科修了後、岡山市の企業に1年勤務した後、2020年3月に真庭市に移住。真庭市交流定住センターで移住支援員として情報発信に取り組みつつ、米農家、Webライターとしても活動中。ライター活動の一環で、移住に関するブログ「赤トンボの田舎暮らし」を運営。活動のミッションは「今ある風景を次世代につなぐ」。
ブログ「赤トンボの田舎暮らし」


ぼくフジモトは、2拠点居住の兼業農家です

2拠点居住の兼業農家
写真提供:石澤農園
まずは僕の自己紹介をしておきます。現在は岡山県真庭市で移住支援員をしながら、副業で米農家とWebライターをしています。農業は、岡山市の実家が稲作の兼業農家なので、それを手伝っています。農繁期を中心に真庭市と岡山市を行ったり来たり。いわゆる「2拠点生活」をしています。

農業も移住支援(地域づくり)も、学生時代から続けています。真庭市には学生のころから通っており、いずれ暮らしてみたいと思っていました。一方で農業も好きだったので、実家の稲作をやりたいとも思っていました。「岡山市で農業しながら、真庭市の地域づくりに関われないか?」と考えた結果、現在の「2拠点居住の兼業農家」というスタイルになりました。生き方・働き方が多様化している流れに乗った形ですね。

「地方移住」といっても、暮らし方はさまざま

田舎暮らしの種類
撮影:藤本一志
「地方移住」と聞くと、自然に囲まれた場所での暮らしをイメージしませんか?実は地方での暮らし方はさまざま。今回は、そんな地方での暮らしを3つ紹介します。自分はどんな暮らしがしたいか、イメージしながら読み進めてもらえると幸いです。

1.人口数千~数万人の町での暮らし

町での暮らし
写真提供:真庭市交流定住センター
最初に紹介するのは、地方都市や旧市町村の中心部での暮らしです。
この規模だと、生活に必要なお店・施設がそろっているので、車があれば不便には感じないでしょう。移動手段が車になる以外、暮らしぶりは都会と変わりません。ただ、自然との距離は近くなります。車で少し移動すれば自然豊かな場所に出られることが多いので、アウトドア系の趣味を手軽に楽しむことができます。キャンプに行くときは半日かかっていた道のりが30分になった、ということもあります。

ちなみに、僕が住んでいるのは人口5千人程度の町です。スーパーや商店街が近いので不便はなく、車で10分走れば自然豊かな風景が広がっています。

2.町に近い農村

半農半Xな暮らし
撮影:藤本一志
次に紹介するのは、町から車で10分程度の場所にある農村地域での暮らしです。
このエリアの特徴は、半農半Xな暮らしがしやすいことです。近くの町で働きつつ、家庭菜園を楽しみながら生活できます。スーパーなどの商業施設が近いことも多いので、不便さは感じないでしょう。田舎暮らしに憧れるけど、ある程度の利便性も重視したい人におすすめです。

半農半Xについてはこちらをご覧ください。

3.町から離れた集落

村の暮らし
撮影:藤本一志
最後に紹介するのは、山の中の村や源流域の村など、町まで車で30分以上かかる場所での暮らしです。
見渡す限りの大自然の中で、自給自足に近い暮らしができます。買い物や通勤・通学にエネルギーを使いますが、美しい清流や満天の星空などの豊かな自然を毎日楽しめます。豊かな自然環境を活かして農業がしたい人や、自然の中でのびのびと子育てしたい人におすすめです。

暮らし方は違っても、地方移住では「人とのつながり」が大切

移住では人とのつながりが大切
写真提供:真庭市交流定住センター

地方では人と関わることが多い

暮らし方はさまざまですが、どの暮らしにおいても、地方では「人とのつながり」が大切です。お祭りや町内会、消防団など、地方では人と会う機会が都会に比べてたくさんあります。「仕事でよく一緒になる人が、実は近くに住んでいた」なんてこともあります。

地域の人々との関わり度合いでいうと、1→2→3の順に大きくなります。家族と会社の人に加えて、地域との関りが増えるのです。だからこそ、良い関係性を築くことが大切です。

移住前から地域の人々と知り合っておこう

関係作りについては、移住前からやっておくことが理想です。まったく知らない土地に行くわけですから、1人でも知り合いがいる方が不安が和らぎます。いい関係ができれば、住まい探しや仕事探し、暮らしの相談など、助けてもらえることもあります。移住支援員などを通じて、その地域の人々と移住前に知り合っておくといいでしょう。

僕も移住前から真庭市に通って知り合いがいたので、物件探しや仕事探しの面で助けていただきました。ゴミの出し方や雪が降ったときの暮らし方など、日々の生活で知らないことも気軽に聞けました。これも、関係性を築けていたからだと思います。

移住を考えている人は、まずは希望の地域で移住支援をしている機関に問い合わせてみるといいですよ。

どんな暮らしをしたいかイメージして移住しよう

理想の暮らしをイメージしよう
撮影:藤本一志
自分にはどんな暮らしが合いそうか、イメージできましたか?
コロナ禍で、地方移住に興味を持っている人も増えていると思います。今回紹介したように、地方での暮らしは場所によってさまざまなので、自分の理想の暮らしをイメージしておきましょう。そうすると、移住後に理想を実現しようと積極的に動けるため、充実した新生活につながります。

移住先で「人とのつながり」を大切にすることで、さらに生活が充実していきます。地方移住では「どこで」「どのように」暮らすかも重要ですが、「どんな人たちがいる地域か」も重要です。真庭市は「地域をもっとおもしろくしよう」という人が多いので、僕は暮らしていて楽しく思っています。田舎でワクワクしたい人におすすめですね。

移住体験談についてはこちらもぜひチェックしてみてください。

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