バーク堆肥のおすすめ10選!使い方や価格、腐葉土との違いなども紹介

畑の土壌改良に使われるバーク堆肥。ここではバーク堆肥の使い方や使用量、効果、価格などの基礎情報はもちろん、バーク堆肥を使ったマルチングの方法や腐葉土との違い、作り方などもご紹介!市販のおすすめバーク堆肥もピックアップ。「バーク堆肥とは?」の全ての疑問に答えます!


コメリやカインズ、コーナンなどのホームセンターで購入できるバーク堆肥。いろいろな種類があって、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。ここではおすすめのバーク堆肥を10種類ご紹介。使い方や価格、腐葉土との違いについても解説します。バーク堆肥の特徴を把握して、ほかの堆肥や肥料と使い分けられるようになりましょう!

バーク堆肥とは?

出典:Pixabay
バーク堆肥とは、主原料に樹皮(バーク)を8割以上使用し、2割未満の鶏ふんや尿素、発酵促進剤を加え、微生物の働きによって作られた有機質の堆肥です。材木作り、ウッドチップ作りなどで大量に出る樹皮がリサイクルされています。農業・ガーデニングでは、土質をアップさせるために地面へすき込む「土壌改良材」や、作物の周りを覆って保護する「マルチング材」として使われます。

成分

バーク堆肥は植物を元気に育てる微量元素や、病害が発生しにくくなる有用微生物を含んでいます。「全国バーク堆肥工業会」が定めるバーク堆肥の品質基準は以下の通りです(一部抜粋)。

有機物 70%以上
全チッ素 1.2%以上
全リン酸 0.5%以上
全カリ 0.3%以上

植物の肥料は主に、葉っぱを茂らせる「チッ素」、実や花を育てる「リン酸」、根を丈夫にして病気への耐性をアップさせる「カリ」の3要素で構成されています。ですがバーク堆肥はご覧の通り、この3要素がほとんど含まれていません。これは同じ堆肥である鶏ふんや牛ふんと比較しても、各5%程度劣る数値です。

バーク堆肥は、こんなときに使おう!

このように、「有機質肥料」とはいっても、肥料分をほとんど含んでいないバーク堆肥。「じゃあ、もっと肥料分の多い鶏ふんや牛ふんを使ったほうがいいんじゃないの?」と思えるかもしれませんが、バーク堆肥は微生物に分解されるスピードが遅いので長く効き、ほかの土材に比べて土壌改良効果が高いという特徴があります。具体的な効果は、以下の通り。

・微生物をたくさん呼び込み、土壌の団粒化を促進する
・土を軟らかくする
・通気性や保水性を高める
・保肥力をアップさせる

バーク堆肥の注意点は?

バーク堆肥は上記のように肥料としてではなく、土壌の質をアップさせる改良材として使われるもの。そのため肥料は別途必要になります。また、バーク堆肥は使用量に注意が必要です。量が多過ぎると土の窒素が不足し、植物が生育不良になる要因に。さらに発酵が未熟でも植物の成長を阻害してしまうこともあるので、十分発酵されているものを選びましょう。水分が多く、日当たりが悪いところで使用していると、キノコの発生が見られるケースもあります。

バーク堆肥の使い方や使用量

土壌改良材として

土壌改良
出典:PIXTA
植物を育てるときの土は、微生物がたくさん存在し、通気性や水持ち、保肥性に優れている状態が望ましいです。地面にそのまま植物を植えたのでは、このコンディションが十分に整っていないため、植え付け前に「土壌改良」を行います。
畑や花壇をよく耕し、バーク堆肥など植物から作られる堆肥や、牛ふんなど動物質堆肥などの土壌改良材を混ぜてください。バーク堆肥の場合、量は1平方メートルあたり3~5kg、土の量に対して20%前後が目安です。腐葉土、牛ふんとバーク堆肥の違いは後ほど解説しています。バーク堆肥の効果は数週間経たないと現れないので、植え付けの1カ月くらい前から土壌改良を始めましょう。

マルチング材として

菜園
出典:写真AC
植物の周りをわらやバーク堆肥で覆うことをマルチングといいます。マルチングの主な効果は、以下の通り。

・夏の雑草が生えてくるのを防止する
・冬の寒さから植物を守る
・水分の蒸発を防ぐ
・雨後の泥はねによる病気を予防
・土の柔らかさを保ち、団粒構造を維持する

バーク堆肥のマルチングは特にバラとの相性がいいことで知られています。バーク堆肥でマルチングするときの厚さは5cmくらいです。蒸れ防止のため、株元から2~3cm離してマルチングすることをおすすめします。

バーク堆肥の価格は?

バーク堆肥の販売価格は、20L入り500円くらいです。圧縮されているペレットタイプのものは、同じ容量でも200~300円くらい高めに設定されています。ペレットタイプなら普通のバーク堆肥より少量で済むので、コストパフォーマンスはあまり変わりません。

通販で買えるおすすめバーク堆肥10選

1. 良質な針葉樹の樹皮原料‼品質重視の人におすすめ

ITEM
バーク堆肥 みどり
日本バーク堆肥協会認定品。植物や人体に有害な産業廃棄物や建材廃材は不使用。熟成・堆積を数回行って仕上げた、質の高い商品です!

・容量:40L

前回、試しに購入したのですが、軽くて臭いも無いので使いやすいです。素手で触るとふかふかで気持ち良いです。今回は追加で二袋購入しましたが、あっという間に無くなってしまいました。冬のマルチングにも利用したいのでまたリピート予定。
放射能の心配がない地域の製品なので安心です。


2. 使い切りに便利な小容量

ITEM
自然応用科学 栽培名人 バーク堆肥
バラのマルチングや、ちょっとした栽培スペースにおすすめ。使い切りしやすい容量5Lです。20L、30Lサイズの販売もあります。

・容量:5L

果樹や花をたくさん育てて楽しんでいる。高齢となり免許を返したため重い肥料等をネットで注文することになりこの商品は初めて購入した。
効果はまだわからないが、しっかりしたたい肥のようで春を楽しみにしている。


3. 連作障害の出やすい植物に

ITEM
瀬戸ヶ原花苑 菌の黒汁配合バーク堆肥
菌の黒汁が土中の有機微生物を増やし、悪い菌を減らします。連作障害の防止効果が高いバーク堆肥です!ナスやトマト、ピーマンなどにおすすめ。

・容量:18L

4. まきやすいペレットタイプ

ITEM
ペレットバーク堆肥
手が汚れにくいペレット状に加工されています!2分の1に圧縮されているので、撒く量は少なくてOK。手軽さ、扱いやすさ重視の人におすすめです。

・容量:20L

バラの鉢植え用の土を配合する際に使っています。乾燥圧縮なので混合しやすく重宝しています。 


5. 発酵促進剤不使用

ITEM
無添加バーク堆肥
放射能測定済み、農薬や発酵促進剤も不使用。九州産桧と杉の樹皮100%のを大量に集積し、時間をかけて自然発酵を促進した無添加のバークです。

・容量:20L×3袋

素人にとって堆肥の安全性は検証が難しいので助かります。
作物はよく育っています。


6. 安くてスタンダードな製品

ITEM
完熟醗酵 土ふかふかバーク堆肥
容量25Lのリーズナブルな製品です。初めてバーク堆肥を購入する方にもおすすめ!

・容量:25L

7. まとめ買いがお得

ITEM
あかぎ園芸 バーク堆肥
まとめ買いに便利!容量40Lの2袋セットです。Amazonや楽天市場での購入なら、重い袋を家まで持ち帰る必要がなく、とても便利ですよ。

・容量:40L×2袋

ココグリーン 4CU に(あかぎのくん炭・バーク堆肥・有機石灰・肥料など)混ぜて、毎年使ってますとてもいい商品だと思います。
量は多いですが、まとめ買いした方がお得です。


8. 安心の完熟品

ITEM
バーク堆肥 土乃素1号
愛媛産の針葉樹皮100%。深い色、臭いのなさが、しっかり完熟されていることを物語っています。放射性物質測定済みです。

・容量:40L

バーク堆肥の分析項目にCECというものが有り、数値70以上が良判定の目安であることを知った。しかしながら、数あるバーク堆肥商品で分析項目の内容を明らかにしている商品は稀であり、たとえ提示されていたとしても情報が正確なのかどうかの検証は私にはできない。到着した商品は軽く、フカフカ。これまで店舗で手に持った商品とは異なる、まるで上質な掛け布団かと感じた。製品臭気は、気にならない。今回購入した4袋(計160L)の製品の色にバラツキはなく、CEC値 87.8、水分58.9の実力を実感した。



9. 森で作られたバーク堆肥

ITEM
サンヨーバーク
広葉樹皮のみを厳選し、森の蔵で2年間熟成。森で生まれ育ったバーク堆肥です!

・容量:40L

もう何袋目のリピートか忘れてしまいました。それほど繰り返し使いたい土です。常備しておいて、植え付けやマルチに使ったり、硬い土と混ぜて団粒化させたりしています。これからも使い続けると思います。


10. この容量がちょうどいい

ITEM
バーク堆肥
多過ぎず、少な過ぎない容量18L。家庭菜園やガーデニングの土壌改良材に最適です。

・容量:18L

臭いが良いバーク堆肥です。
鶏糞や牛糞などは含んでないそうです。
1袋目の時には、C/N比は60と記載されていましたが、2袋目の時には、C/N比は37と記載されていました。
このバーク堆肥を、赤玉土、鹿沼土、日向土と等量混ぜ、混合用土として、用いました。
混合用土は、水はけが良く、クンシランなどの栽培には適していましたが、カンキツ類の栽培には、赤玉土の分量が多くないと、細根の張りが悪いようでした。
バーク堆肥は、田舎の堆肥に比しても、袋の中で湿っていることが多いですが、地表に施して、苗(ヤマシャクヤクなど)の芽に触れると、障害を起こすことがあるようでした。
細かい繊維と細かい木片が混じっていますが、細かい木片が、どのくらいの年数で土壌中で分解されのか、興味が残りました。


腐葉土や牛ふん堆肥との違いは?

腐葉土との違い

腐葉土
出典:写真AC
腐葉土は植物の葉を発酵させたもので、マルチ材・土壌改良材として使われます。肥料成分は少なく、あくまで有機質に富んだ土を作るためのものです。バーク堆肥は樹皮なので硬く、地中の微生物に分解されるスピードが遅い一方、葉っぱから作られている腐葉土は軟らかく、分解速度も早いという違いがあります。


牛ふん堆肥との違い

発酵牛糞
出典:写真AC
牛ふん堆肥はバーク堆肥よりも豊富な肥料成分を含んでいます。土壌改良の際、もっと肥料成分も含ませたいなら混ぜてみると良いでしょう。なお、効き目がゆっくりなので、追肥として使うには不向きです。土作りの段階で利用するようにしましょう。


バーク堆肥の作り方

堆肥
バーク堆肥作りには樹皮が必要です。腐葉土の落ち葉と違って大量入手が難しく、完成するまでに数年とかなり時間も掛かるため、ご家庭で自作するのは難易度が高め。ここでは参考までに作り方をご紹介しますね!

Step1. 樹皮を屋外で積み重ね、2~3年放置します。
Step2. 樹皮を細かく粉砕し、鶏ふんや尿素を混ぜます。
Step3. 何度か天地返しを行うことで微生物を活発化させながら、さらに5~6カ月屋外で放置します。
Step4. 水分含有量を50~60%に調整し、高温発酵を行います。熟成したら完成です。

バーク堆肥を使いこなそう

バーク堆肥 水はけや根張りの良い土へと導いてくれるバーク堆肥。ほかの土壌改良材より硬く、分解に時間が掛かるため、長期にわたって土壌改良効果が期待できます。生育期間の長い多年草や樹木を育てるスペースや、ゆっくりと土壌改良を行いたい畑におすすめです!

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MitsuyaNao
MitsuyaNao

ブルーベリー畑やってます。農業、ガーデニング、アイテム紹介系中心のライター。