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-  AGRI PICK 編集部AGRI PICKの運営・編集スタッフ。農業者や家庭菜園・ガーデニングを楽しむ方に向けて、栽培のコツや便利な農作業グッズなどのお役立ち情報を配信しています。これから農業を始めたい・学びたい方に向けた、栽培の基礎知識や、農業の求人・就農に関する情報も。…続きを読む 
 
 
にんじんを家庭菜園で育てよう
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にんじんを保存するときのポイント
 栄養成分がたっぷりの野菜「にんじん」。にんじんを保存する場合は、乾燥しないように、新聞紙などで包むことが大切です。にんじんを保存するときのポイントをご紹介します。
 栄養成分がたっぷりの野菜「にんじん」。にんじんを保存する場合は、乾燥しないように、新聞紙などで包むことが大切です。にんじんを保存するときのポイントをご紹介します。にんじんの葉は切り落とす
葉付きのにんじんを入手したら、保存する前にまず切り落としましょう。付けたままだと、葉が栄養を吸い上げてしまい、にんじんが早くしなびる原因になってしまいます。切り落とした葉も、「カロテン」や「ビタミンE」、「カリウム」など豊富な栄養素を含んでいます。捨てずに調理しておいしくいただいちゃいましょう。のちほどにんじんの葉の保存方法とレシピもご紹介します!にんじんの保存に最適な温度
根菜であるにんじんは、何となく常温保存で大丈夫…と思いがちですよね。しかしにんじんは、0~5℃が保存に適した温度といわれています。冬場の冷暗所であれば常温保存は可能ですが、それ以外の季節では冷蔵庫の冷蔵室か野菜庫に入れるのがベターです。保存期間はにんじんの保存の仕方次第!
 実際ににんじんがどれくらい保存できるのか気になるところですが、どのくらいもつのかは、常温・冷蔵・冷凍など保存方法で変わってきます。
 実際ににんじんがどれくらい保存できるのか気になるところですが、どのくらいもつのかは、常温・冷蔵・冷凍など保存方法で変わってきます。以下に保存方法別の期間目安を表にまとめました。保存する際の参考にしてくださいね。
| 保存方法 | 保存期間目安 | 
| 常温 | 1週間 | 
| 冷蔵 | 2週間 | 
| 冷凍 | 1カ月 | 
にんじんの保存方法その1|新聞紙に包んで常温で保存
 にんじんを常温で保存する場合のコツをご紹介します。葉の部分を切り落とし、丸ごと保存しましょう。以下の方法で常温保存した場合、保存期間の目安は、冬場で1週間程度です。
 にんじんを常温で保存する場合のコツをご紹介します。葉の部分を切り落とし、丸ごと保存しましょう。以下の方法で常温保存した場合、保存期間の目安は、冬場で1週間程度です。Step1. にんじんの水気を拭き取る
 にんじんは湿気が苦手。にんじんを洗ったら、キッチンペーパーなどで余分な水分をしっかり拭き取りましょう。
 にんじんは湿気が苦手。にんじんを洗ったら、キッチンペーパーなどで余分な水分をしっかり拭き取りましょう。Step2. 一本ずつ新聞紙で包む
 にんじんを湿気から護るために新聞紙で包みます。にんじんの乾燥も防ぐことができるので、長持ちさせる大事なコツです。
 にんじんを湿気から護るために新聞紙で包みます。にんじんの乾燥も防ぐことができるので、長持ちさせる大事なコツです。Step3. にんじんは立てた状態で保存
 新聞紙で包んだら、カゴや箱などに入れて風通しの良い冷暗所へ。ここでポイントですが、にんじんは必ず立てた状態で保存しましょう。にんじんは土中で縦に成長していく根菜。横に倒すと、立ち上がろうと無駄なエネルギーを消費して、早くしなびてしまうので要注意です!
 新聞紙で包んだら、カゴや箱などに入れて風通しの良い冷暗所へ。ここでポイントですが、にんじんは必ず立てた状態で保存しましょう。にんじんは土中で縦に成長していく根菜。横に倒すと、立ち上がろうと無駄なエネルギーを消費して、早くしなびてしまうので要注意です!にんじんの保存方法その2|新聞紙に包んで冷蔵で保存
 にんじんを新聞紙に包んで、冷蔵で保存する方法をご紹介します。
 にんじんを新聞紙に包んで、冷蔵で保存する方法をご紹介します。冷蔵のコツ
冷蔵保存する場合も、湿気と乾燥から護るためににんじんを新聞紙で包みます。さらにポリ袋に入れて口を閉じたら、冷蔵庫の冷蔵室・野菜室で保管しましょう。この際も、にんじんは立てておくことをお忘れなく!冷蔵庫での保存期間目安は2週間ほどです。にんじんの保存方法その3|カットしてから冷凍で保存
 にんじんは冷凍して保存することもできます。ただ、丸ごと凍らせてしまうと使うときに大変なので、調理しやすいようにカットしてから冷凍しましょう。イチョウ切りや乱切り、または千切りにしておくと、さまざまな料理に使えるのでおすすめですよ。冷凍では1カ月ほど保存が可能です。
 にんじんは冷凍して保存することもできます。ただ、丸ごと凍らせてしまうと使うときに大変なので、調理しやすいようにカットしてから冷凍しましょう。イチョウ切りや乱切り、または千切りにしておくと、さまざまな料理に使えるのでおすすめですよ。冷凍では1カ月ほど保存が可能です。冷凍のコツ
にんじんをカットしたら、チャック式の保存袋に入れて冷凍します。千切りは冷凍すると固まってしまうので、ラップで小分けにしてから保存袋に入れましょう。乱切りなど大きめにカットする場合は、固めに下茹でしてから凍らせると調理時間の短縮になります。解凍方法
冷凍したカットにんじんは、常温で解凍すると水分が出やすくなり、風味も落ちてしまいます。調理する前日に冷蔵庫に移し、低温下で解凍しましょう。急ぎの場合は電子レンジで解凍してもOKです。煮物や汁物、炒め物は凍ったまま調理しても大丈夫ですが、大量に投入すると温度が急激に下がったり水っぽくなってしまいます。量が多い場合は、レンジで解凍してから使うのをおすすめします。土付きはどうする?畑や家庭菜園のにんじんを保存する方法
 畑や家庭菜園で収穫した、土付きのにんじんの保存方法をご紹介します。
 畑や家庭菜園で収穫した、土付きのにんじんの保存方法をご紹介します。土付きは洗ったほうがいいの?
家庭菜園で収穫したにんじんは、洗わずに土付きのまま保存しましょう。にんじんは湿度に弱い野菜ですが、乾燥に強いというわけではありません。土や泥についた水分が程よく乾燥を防いでくれるので、土を落とさずにいたほうが良いのです。土付きにんじんの保存方法
土付きのにんじんは、新聞紙に包んで冷暗所で保存しましょう。土付きであっても、常温保存は傷みが早くなるので、気温の低い冬場のみでにしてくださいね。にんじんの葉の保存方法とおすすめレシピ
 にんじんの葉にはβ-カロテンやビタミンEなど、栄養素がたくさん!葉付きにんじんが手に入ったら、捨てずにぜひ料理に活用しましょう。
 にんじんの葉にはβ-カロテンやビタミンEなど、栄養素がたくさん!葉付きにんじんが手に入ったら、捨てずにぜひ料理に活用しましょう。常温保存
カットしたにんじんの葉を、水を入れたビンに挿して保存します。水を毎日取り換えれば、1週間ほど新鮮な状態を保てますよ。冷蔵保存
湿らせた新聞紙に包み、ポリ袋に入れて冷蔵庫で保存します。生の状態では日持ちしないので、できるだけ早めに使いましょう。冷凍保存
洗って余分な水気を切ったら、チャック式の保存袋に入れて冷凍庫へ。冷凍すると葉がパラパラと手で崩せるようになるので、パセリやハーブのように料理のトッピングに使えます。乾燥保存
洗ってから細かくカットして、電子レンジで加熱して乾燥させます。密閉容器に入れて保存しましょう。にんじんの葉を使ったおすすめレシピ

弁当のおかずにも「にんじんの葉とツナの和え物」
にんじんの葉を食べやすい長さに切ったら、レンジで加熱し、調味料と一緒にツナと混ぜるだけ!あわただしい朝のお弁当作りにも助かる一品です。にんじんの葉の風味が楽しめる「ふりかけ」
しょうがとごま油の香りが食欲をそそる、にんじんの葉のふりかけです。ごはんのお供にどうぞ!ふんわりサクサク!「にんじんの葉の天ぷら」
にんじんの葉に、衣をつけたらサッと揚げるだけ。お酒のつまみに最適なサクサクの天ぷらの出来上がりです。味付けはシンプルに塩がおすすめ。大量のにんじんを長期保存!おすすめの保存食レシピ
 にんじんを長期保存するには、保存食に加工するのもおすすめです。ピクルスやジャムなら、1カ月ほど日持ちしますよ。
 にんじんを長期保存するには、保存食に加工するのもおすすめです。ピクルスやジャムなら、1カ月ほど日持ちしますよ。にんじんピクルス|保存期間:1カ月
 作り方が簡単で、ちょっとしたおつまみにも最適なピクルス。保存期間は1カ月と長く、時間が経つほど味が濃くなっていき、味の変化も楽しめます。にんじんだけでなく、きゅうりなどほかの野菜と一緒に漬けるとカラフルに!
 作り方が簡単で、ちょっとしたおつまみにも最適なピクルス。保存期間は1カ月と長く、時間が経つほど味が濃くなっていき、味の変化も楽しめます。にんじんだけでなく、きゅうりなどほかの野菜と一緒に漬けるとカラフルに!材料
・人参…1~2本(サイズにより異なる)・(A)酢…200cc
・(A)水…150cc
・(A)粗糖(そとう)…50g
・(A)塩…4g
・(A)ローリエ…1枚
・(A)マスタードシード…適量
作り方
1. にんじんを好きな形に切って瓶に詰める。2. (A)を鍋で加熱し、沸騰したらにんじんを入れた瓶に注ぐ。
引用:西東社『農家が教える 野菜の収穫・保存・料理』
にんじんジャム|保存期間:1カ月
 ヨーグルトに混ぜたり、バケットにトッピングしたりと、いろいろ楽しめる人参ジャム。甘くておいしいジャムは、にんじん嫌いなお子さんにもおすすめです。スパイスを入れるとちょっぴり大人な味わいに!
 ヨーグルトに混ぜたり、バケットにトッピングしたりと、いろいろ楽しめる人参ジャム。甘くておいしいジャムは、にんじん嫌いなお子さんにもおすすめです。スパイスを入れるとちょっぴり大人な味わいに!材料
・にんじん…5本・粗糖(そとう)…人参の重さの50%
・シナモン…少々
・レモン汁…少々
作り方
1. にんじんは5mm厚程度の輪切りにし、たっぷりの水でやわらかくなるまで煮てザルに上げる。2. 1のにんじんと、粗糖と水を鍋に入れ、30分程煮込む。再びにんじんをザルに上げて水気を切ったら、ミキサーでペースト状にし、レモン汁とシナモンを加える。
3. 2のペースト状になったにんじんを鍋に入れ加熱する。沸騰したらできあがり!
4. 粗熱がとれたら保存用の瓶に移して冷蔵庫で保管する。
キャロットラペ|保存期間:1週間
 フランスの家庭料理として知られる、キャロットラペ。オリーブオイルやドレッシングであえるだけなので、かんたんです。忙しい朝や、もう1品欲しいときに役立ちますよ。今回はフレンチのシェフが考案した、本格的なレシピをご紹介します。
 フランスの家庭料理として知られる、キャロットラペ。オリーブオイルやドレッシングであえるだけなので、かんたんです。忙しい朝や、もう1品欲しいときに役立ちますよ。今回はフレンチのシェフが考案した、本格的なレシピをご紹介します。材料
・にんじん…小2本(約400g)・りんご…1/2個
・くるみ、ドライクランベリー(あれば)…各適量
■ドレッシング
・ディジョンマスタード…小さじ2
・はちみつ…小さじ1/2
・塩…小さじ1
・白ワインビネガー…大さじ2
・エクストラバージンオリーブオイル…120ml
・クミンパウダー…少々
作り方
1. にんじんの皮を剥き、チーズクレーターの粗いほうでおろす。チーズクレーターが無ければ、スライサーや包丁で細切りにしてもOK。2. りんごは芯を取り、皮付きのまま細切りにする。
3. ドレッシングは、ボウルにマスタード、はちみつ、塩を入れて、白ワインビネガーを少しずつ混ぜながら加える。泡だて器で混ぜながらオリーブオイルを少しずつ加え、仕上げにクミンを加えて混ぜる。
4. ボウルに軽く水気を絞ったにんじんとりんご、砕いたくるみ、クランベリー、ドレッシングを入れ、ざっくり混ぜたら完成!
にんじんの保存に使えるおすすめアイテム
 にんじんを保存する際に必要なアイテムをご紹介します。おしゃれな瓶にピクルスやジャムなどを詰めれば、そのまま食卓に出せるのでいいですね。
 にんじんを保存する際に必要なアイテムをご紹介します。おしゃれな瓶にピクルスやジャムなどを詰めれば、そのまま食卓に出せるのでいいですね。保存容器
ステンレストレー
保存袋
保存瓶
Le Parfait(ル・パルフェ)ガラス ボーカルジャー
 食卓に映えるおしゃれなガラス瓶です。人参のピクルス作りににおすすめ!
 
・サイズ:11×10cm
・容量:0.5L
・サイズ:11×10cm
・容量:0.5L
にんじんを丸ごとおいしく保存しよう!
 にんじんを大量に手に入れても、正しい保存方法を知っていれば安心です。冷凍や保存食加工など、アイデアを活用して上手に保存してみてくださいね!
 にんじんを大量に手に入れても、正しい保存方法を知っていれば安心です。冷凍や保存食加工など、アイデアを活用して上手に保存してみてくださいね!
 
 







 
 










 
 








































