目次
温室ヒーターの選び方〜温室の大きさとワット数の目安〜
温室の大きさとワット数(消費電力)の目安
温室サイズ | ヒーター消費電力 |
~0.3立方メートル | 150W |
~0.6立方メートル | 200W |
~0.8立方メートル | 250W |
~1.0立方メートル | 300W |
~1.4立方メートル | 400W |
~1.8立方メートル | 500W |
ワット数は大きめを選ぶのがコツ
ヒーターを選ぶ際、必要なものの一つ上のワット数のモデルを買っておくのがおすすめです。サーモスタット(自動温度調節機器)で適正な温度をきちんと設定すれば電気代が無駄になることはありません。逆に容量が足りないと十分に温まらず後で困ってしまいます。おすすめの家庭用温室はこちら
サーモスタットってなに?温度を自動で一定に
・商品の重量:不明
・サイズ:7×4.3×10cm
・消費電力:600W
・電圧:100V
・サーモスタット付属の有無:有
・加湿機能の有無:無
温室のヒーター温度管理が大変楽になりました、また植木鉢の土の温度管理も出来るので便利に使っています。
出典: Amazon
複数のヒーターを1台のサーモスタットに接続する場合、それぞれのヒーターを複数口の電源タップにつなぎ、電源タップとコンセントの間にサーモスタットを噛ませて電源に接続します。この際、電気容量が超えないように気を付けましょう。
温室ヒーターの電気代はどれくらい
一般的な電気代の目安は1kWh単価26円です。1日のうち、8時間使用する条件で算定すると、消費電力150Wのタイプで、電気代が1時間あたり3.9円、1日あたり31.2円となります。消費電力2000Wのタイプで1時間あたり52.0円、1日あたり416.0円となります。つまり一般的な温室ヒーターの場合、1日あたり31.2円〜416円になります。※電気代の計算は以下のサイトを参考に算出しました。
出典:電気代計算シュミレーター
小型から大規模まで!消費電力数別おすすめ温室ヒーター15選【2021年版】
温室の大きさに合わせてヒーターを選べるように、ワット数別に温室用ヒーターをまとめました。~150W
【100W】昭和精機パネルヒーター NS-100
・霜よけや補助ヒーターとして
・商品の重量:0.9kg
・サイズ:16.8×13.6×13.4cm
・消費電力:150W
・電圧:100V
・サーモスタット付属の有無:無
・加湿機能の有無:無
【150W】昭和精機 園芸温室用パネルヒーター 150W SPZ-150
・ゆるやかな放熱により温室に自然対流を起こすため静音
・ケガ・ヤケド防止のヘッドリング付など安全面も◎
・商品の重量:0.87kg
・サイズ:12.7×12.7×12.4cm
・消費電力:150W
・電圧:100V
・サーモスタット付属の有無:有
・加湿機能の有無:無
温室用に購入。空調の無い室内での使用なのでパワーは十分です。
出典: 楽天市場
【150W】トップクリエイト(TOPCREATE) 温室用パネルヒーター TOP-150W
・サーモスタット内蔵
・商品の重量:0.79kg
・サイズ:14.4×9.8×9.8cm
・消費電力:150W
・電圧:100V
・サーモスタット付属の有無:有
・加湿機能の有無:無
・コンパクトで場所を取らないので温度さえうまく設定できればこれほど便利な物はないでしょう。
・サーモスタットの設定ダイヤルと温度の差は感じますが、温度計を併用すれば問題無いです。
出典: 楽天市場
【150W】海野製作所 ウイングヒーター W-1500
・サーモ付きで0度~40度の調整が可能
・商品の重量:不明
・サイズ:14.5×10.0×9.5cm
・消費電力:200W
・電圧:100V
・サーモスタット付属の有無:有
・加湿機能の有無:無
~200W
【200W】昭和精機パネルヒーター SP-200
・商品の重量:1.09kg
・サイズ:12.7×12.7×16.0cm
・消費電力:200W
・電圧:100V
・サーモスタット付属の有無:無
・加湿機能の有無:無
いい。プチプチで自作の温室内、27度から30度以下に保たれていて、2本のバナナの木も元気いっぱいで買って良かったです。
出典: 楽天市場
【200W】室内温室用保湿プレートヒーター FHA-PH60
・適度な自動加湿により根腐れなどを防止
・商品の重量:2.7kg
・サイズ:63×30×4.3cm
・消費電力:200W
・電圧:不明
・サーモスタット付属の有無:無
・加湿機能の有無:有
冬のお助け!これで大好きなトロピカル植物が今年の冬を過ごせるはずです!電気だ大も節約出来そう!
出典: 楽天市場
【200W】海野製作所 ウイングヒーター W-2000
・植物にやさしいゆっくり加熱・加湿器標準装備
・商品の重量:不明
・サイズ:14.5×10.0×12.0cm
・消費電力:200W
・電圧:不明
・サーモスタット付属の有無:有
・加湿機能の有無:有
満足してます。温度幅が大きいので、小さい容量の予備ヒーターをつけるとよいかも?
出典: Amazon
~300W
【210W】海野製作所 温室用ベースヒーター BH-210
・水抜き加工とステンレス素材で長寿命
・商品の重量:2.0kg
・サイズ:19.5×45.5×6.0cm
・消費電力:210W
・電圧:100V
・サーモスタット付属の有無:無
・加湿機能の有無:無
【210W】ベースヒーター サーモスタット付き BHS-210
・腐食に強いステンレス製&耐熱・耐衝撃に強いポリカーボネイド樹脂製
・上部や内部に水がたまらない設計
・商品の重量:2.0kg
・サイズ:19.5×45.5×6.0cm
・消費電力:210W
・電圧:100V
・サーモスタット付属の有無:有
・加湿機能の有無:無
暖かく、耐水があり、デザインもとても良く
温室フラワーラック設置などに最適です。
出典: Amazon
【210W】トップクリエイト(TOPCREATE) 園芸用ヒーター TOP-210SW
・長寿命
・商品の重量:2.0kg
・サイズ:19.3×45.6×6.0cm
・消費電力:210W
・電圧:100V
・サーモスタット付属の有無:無
・加湿機能の有無:無
薄型で温室内はスッキリ。円筒タイプのパネルヒーターを4年間使用していましたが、こちらに切り替え。 まだ稼働していませんが、温室内がスッキリしていていい感じです。
出典: 楽天市場
【250W】昭和精機 園芸温室用パネルヒーター 250W SPZ-250
・土中に挿し込み温度管理が可能なプロ仕様サーモ
・ヒューズ内蔵だから異常高温を防止できる
・商品の重量:1.33kg
・サイズ:12.7×12.7×19.4cm
・消費電力:250W
・電圧:100V
・サーモスタット付属の有無:有
・加湿機能の有無:無
家庭用のビニールハウスで多肉植物やサボテンなどを育てています。
毎年寒い時期には、屋内に取り込んでいましたが、
今年は、園芸温室用パネルヒーター 250W SPZ-250でビニールハウスを暖房しています。
これまでに夜間マイナス1°Cの日がありましたが確実に暖房できています。
サーモスタットが働きどんなに寒くても10°Cをキープしています。
出典: 楽天市場
~500W
【450W】ハーベスト室内温室用プレートヒーター加温装置 FHP-PH45
・商品の重量:5.5kg
・サイズ:81.5×42.6×4.2cm
・消費電力:500W
・電圧:100V
・サーモスタット付属の有無:無
・加湿機能の有無:無
1000W以上
【1000W】ソーワ 園芸温室用 温風器 サンヒート SF-1016A
・温室内の温度差を解消するサーキュレーター機能
・商品の重量:3.9kg
・サイズ:27.0×27.0×33.0cm
・消費電力:500W/1000W
・電圧:100V
・サーモスタット付属の有無:有
・加湿機能の有無:無
【2000W】電気温風器サンヒートSF-2005A-T
・上下温度差を解消してくれるから暖房費が10~20%節約
・場所を取らない吊り下げ式
・商品の重量:2.7kg
・サイズ:27.0×27.0×33.0cm
・消費電力:2000W
・電圧:200V
・サーモスタット付属の有無:無
・加湿機能の有無:無
前にも同じものを購入しました。EMぼかしの発酵に使っています。
温度むらがなく安定しています。
天井からのつりさげタイプなので場所をとらないので良いと思います。
出典: Yahoo!ショッピング
電気代ゼロに!灯油を使うタイプの園芸ヒーター3選
灯油タイプのヒーターは電源を確保する必要がなく、場所を問わず設置することができるのがメリットです。電気を使用したタイプよりも圧倒的にコストダウンにつながりますし、停電時も安心です。・サイズ:縦横高さ(cm):25cm×25cm×66cm
・消費電力:無
・電圧:不要
・サーモスタット付属:無
・加湿機能:無
・サイズ:37cm×37cm×48cm
・消費電力:無
・電圧:不要
・サーモスタット付属:無
・加湿機能:無
・サイズ:38 cm×30 cm×30 cm
・消費電力:2000W
・電圧:200V
・サーモスタット付属:無
・加湿機能:無
胡蝶蘭は18°C~25℃!植物ごとに適した温度をチェック
植物ごとの適正温度をチェック
植物の品目・品種により適した生育温度は異なります。生育適温でない環境では植物の育成不良や品質低下、収穫量減を招く恐れがあります。特に気にしておきたいのが、最高限界温度と最低限界温度。育てたい品種の温度を栽培開始前に必ず確認しましょう。同じナス科の植物でも、トマトの場合、最低限界温度が5℃なのに対し、ピーマンは12℃など異なります。また、いちごのように高設栽培の場合、温室内の設定温度を高めに設定する必要があります。こうした栽培方法による適正温度の違いも把握しておく必要があります。生育温度例)
・トマトの場合:最低限界温度5℃、最高限界温度35℃
・ピーマンの場合:最低限界温度12℃、最高限界温度35℃
・きゅうりの場合:最低限界温度8℃、最高限界温度35℃
・メロンの場合:最低限界温度10℃、最高限界温度35℃
出典:農林水産省 生産局「施設園芸省エネルギー生産管理マニュアル【改定版】」
園芸エリアの最低気温を調べる
また植物の品目・品種ごとの生育温度だけでなく、そのエリアの最低気温を確認するのも重要です。特に冬の最低気温が何度で、生育している植物のために、何度、温度を上昇させる必要があるのかを把握しましょう。温室内の環境管理に役立つ温湿度計
温室の効果の測定や温度・湿度の管理に役立つ温湿度計はこちらの記事で紹介しています。温室の保温性アップで暖房代節約
温室の温度管理のコツ
温室の温度を上昇させるためには、太陽光が透過しその熱が温室内の空気を暖めることが必要です。屋外では空気の動きによって拡散してしまう熱も温室内ではビニールに遮られ、熱の放射が妨げられることで上昇していきます。そのため、温室を目的の気温に上昇させるためには放射冷却を防ぐことがコツとなります。外張りと内張りのビニールの間に空気層を挟むことで内側の熱が逃げにくく、保温が可能となります。温室はちょっとした工夫で暖房効率が大幅アップ
温室は熱が逃げることで暖房効率が悪くなってしまいます。ビニールのちょっとした隙間も暖房効率を下げることにつながるので注意が必要です。以下は一般的な温室の場合のチェックポイントです。熱を逃がす箇所がないか日頃から注意深く確認をするようにしましょう。・被覆資材に汚れはないか?(温室内の採光を確保するには被覆資材の透明性が重要です)
・ビニールの隙間や破れはないか?
・被覆資材留具のゆるみはないか?
・換気扇シャッターや使用しない出入口はないか? (冬の間は目張りして塞ぐ方法があります)
温室に取り付ける内張りカーテンも便利
内張りカーテンは温室内に設置することで夏場は遮熱・冬場は保温効果をもたらします。開閉式のものもあり、日照量の調節やボタ落ち対策にも有効です。幅 : 135cm / 長さ : 100m
特長 : 軽い、熱融着を起こさない(耐熱性)、保温性、光線透過率80%以上(施工直後)、ほこりがつきにくい、すべりやすい
空気層 : 約1.2mm
タイプ : 透明