目次
- 知っていますか? 秋は葉物野菜のベストシーズン!
- 秋からの家庭菜園・プランター栽培におすすめの種類一覧と人気の食べ方レシピ!
- ① 【小松菜】の栽培時期・栄養素・レシピ
- ② 【水菜】の栽培時期・栄養素・レシピ
- ③ 【チンゲン菜】の栽培時期・栄養素・レシピ
- ④ 【タアサイ】の栽培時期・栄養素・レシピ
- ⑤ 【からし菜】の栽培時期・栄養素・食べ方とレシピ
- ⑥ 【わさび菜】の栽培時期・栄養素・レシピ
- ⑦ 【リーフレタス】の栽培時期・栄養素・レシピ
- ⑧ 【春菊】の栽培時期・栄養素・食べ方とレシピ
- ⑨ 【ほうれん草】の栽培時期・栄養素・レシピ
- ⑩ 【スイスチャード】の栽培時期・栄養素・レシピ
- 秋に種まき!美味しい葉物野菜を育てよう!
- Akiko Isono
編集者兼ライター。家庭菜園・ガーデニング専門誌の編集に8年間携わり、現在は雑誌やムック、WEBを中心に、植物、農業、環境、食などをテーマとした記事を執筆。好きな野菜はケールとにんじん。…続きを読む
知っていますか? 秋は葉物野菜のベストシーズン!
秋は葉物野菜を育てるベストシーズン!その理由は2つあります。まず、種まき時期の9〜10月が発芽に適した気温であること。もう1つは、葉物野菜につきやすいアオムシなどの害虫が春〜夏に比べると少なく、防虫ネットをかけたりする手間が省けることです。「成長がバラバラ」「せっかく育てたのに虫食いだらけ」そんな失敗が少なく、初心者でもお手軽にスタートできるので、ぜひ挑戦してみてください!秋からの家庭菜園・プランター栽培におすすめの種類一覧と人気の食べ方レシピ!
食卓でおなじみの野菜が自分で育てられるのは、うれしいですよね!秋まきにおすすめの野菜とそれぞれの野菜の種まきと収穫時期をまとめました。栽培方法、育て方についてはそれぞれの関連記事をチェックしてください。今回紹介した野菜は、基本的に寒さに強い野菜ですが、冬は成長がゆっくりになり、霜に当たると葉が傷むことがあるので、できるだけカレンダーに沿って年内収穫をめざすのがおすすめです。
さらに、それぞれの野菜の栄養素やおすすめの調理法・レシピもご紹介します。自分で収穫した野菜を美味しく食べましょう!
① 【小松菜】の栽培時期・栄養素・レシピ
出典:写真AC東京都江戸川区小松川周辺が発祥と言われる、れっきとした「江戸野菜」。真冬をのぞいてほぼ1年中栽培できるほど丈夫で、成長も早く、初心者もチャレンジしやすい野菜です。
小松菜の栽培時期(種まき・収穫時期)と栽培方法
小松菜の栄養素
ベータカロテン、ビタミンC、ビタミンE、カルシウムや鉄など。小松菜の食べ方&レシピ
定番のおひたしのほか、フルーツと合わせてスムージーにするのも人気です。オススメレシピ☞『簡単もう一品☆小松菜のお浸し』(出典:楽天レシピ)
② 【水菜】の栽培時期・栄養素・レシピ
出典:isaac’licious元は京都で漬物用として栽培されていた野菜で、「京菜」の別名もあります。今ではサラダや鍋など、食卓に欠かせない野菜になりました。間引きをして間隔をあけながら育てれば、株元から軸が枝分かれして大株に育ちます。
水菜の栽培時期(種まき・収穫時期)と栽培方法
水菜の栄養素
ベータカロテン、ビタミンC、ビタミンE、カルシウム、鉄など。水菜の食べ方&レシピ
サラダや浅漬け、ベーコン炒め、サッとゆでておひたしなどが美味しいですよ。オススメレシピ☞『水菜と人参の豚肉巻き』(出典:楽天レシピ)
③ 【チンゲン菜】の栽培時期・栄養素・レシピ
出典:Tim Sackton軸の部分が肉厚でボリュームたっぷり、シャキシャキした食感が人気の中国野菜。通常の品種は草丈20cmほどですが、10〜15cmのミニチンゲンサイもあり、こちらは1か月ほどで収穫が可能です。
チンゲン菜の栽培時期(種まき・収穫時期)
チンゲン菜の栄養素
ベータカロテン、ビタミンC、ビタミンE、カリウム、カルシウム、鉄など。チンゲン菜の食べ方&レシピ
中華風のあんかけや炒め物、スープ、おひたしなどがおすすめ。オススメレシピ☞『チンゲン菜とカニカマの玉子あん』(出典:楽天レシピ)
④ 【タアサイ】の栽培時期・栄養素・レシピ
出典:baldeaglebluff
こちらも中国原産の野菜。暖かい季節は軸が上に伸びてコンパクトに育ちますが、秋まき冬どりのタアサイは葉が丸く広がり、バラの花のような美しい形に育ちます。寒さに当たることで葉が肉厚になり、甘みやうまみもアップ。
タアサイの栽培時期(種まき・収穫時期)
タアサイの栄養素
ベータカロテン、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンE、カリウム、カルシウムなど。タアサイの食べ方&レシピ
炒め物や、細かく刻んでチャーハンの具にすると、食べごたえ十分です。オススメレシピ☞『栄養たっぷり♪タアサイの旨辛みそ炒め』(出典:楽天レシピ)
⑤ 【からし菜】の栽培時期・栄養素・食べ方とレシピ
出典:PIXTA
特有のピリッとした辛みはアリルイソチオシアネートという成分で、食欲増進や抗菌効果があると言われています。おでんなどに添える和がらしは、からし菜の種からつくられたもの。大きく育つほど辛みを感じやすいので、サラダなど、生で食べたい場合は小さめのうちに収穫しましょう。
からし菜の栽培時期(種まき・収穫時期)と栽培方法
からし菜の栄養素
ベータカロテン、ビタミンC、ビタミンK、カリウム、カルシウムなど。からし菜の食べ方&レシピ
ベビーリーフは生でサラダに。大きく育ったものは漬物、おひたし、炒めて肉料理の付け合わせなどにも◎。オススメレシピ☞『からし菜の漬け物』(出典:楽天レシピ)
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⑥ 【わさび菜】の栽培時期・栄養素・レシピ
出典:yagitoki「わさび」の名前がついていますが、根をすりおろして使うわさびとは別の野菜で、からし菜に近い仲間です。ピリッとした辛みとカールした葉が特長で、ベビーリーフのサラダなどによく使われます。
わさび菜の栽培時期(種まき・収穫時期)と栽培方法
わさび菜は栽培時期と栽培方法はからし菜とほぼ同じです。
わさび菜の栄養素
ベータカロテン、ビタミンC、カルシウム、鉄など。わさび菜の食べ方&レシピ
ベビーリーフはサラダのほか、サンドイッチの具など。大きく育ったものは漬物に。オススメレシピ☞『スクランブルエッグ、わさび菜、ベーコン3色トースト』(出典:楽天レシピ)
⑦ 【リーフレタス】の栽培時期・栄養素・レシピ
出典:Miss Messieレタスには、リーフレタスのほかに玉レタス、コスレタス(ロメインレタス)など、いくつかの種類がありますが、初心者でも失敗しにくいのはリーフレタス。サラダ菜や韓国料理でおなじみのサンチュも同じ仲間です。やわらかいベビーリーフから大株まで、数回に分けて収穫が楽しめますよ。
リーフレタスの栽培時期(種まき・収穫時期)と栽培方法
リーフレタスの栄養素
ベータカロテン、ビタミンC、ビタミンE、カリウム、カルシウム、鉄など。リーフレタスの食べ方&レシピ
定番はやっぱりサラダ。大きく育った葉はスープや軽く蒸してあえものなどにしてもおいしいです。オススメレシピ☞『シンプルなのに激ウマ☆レタスサラダ』(出典:楽天レシピ)
⑧ 【春菊】の栽培時期・栄養素・食べ方とレシピ
出典:sayoko独特の香りとくせを持つ野菜で、苦手な人もいますが、最近では香りがマイルドで生でも食べられる「サラダ春菊」なども登場しています。家庭菜園では葉を少しずつ摘み取って長く楽しむ方法がおすすめです。
春菊の栽培時期(種まき・収穫時期)
春菊の栄養素
ベータカロテン、ビタミンC、カリウム、カルシウム、鉄など。春菊の食べ方&レシピ
鍋や天ぷら、おひたし、あえものなど。細かく刻んでチャーハンに加えるのもおすすめ。サラダ春菊は生でもおいしいですよ。オススメレシピ☞『あったかほっこり”牡蠣の土手鍋” 』(出典:楽天レシピ)
⑨ 【ほうれん草】の栽培時期・栄養素・レシピ
出典:Susan Fitzgerald大きく分けて、葉にギザギザの切れ込みがある東洋種、分厚く丸みのある西洋種、その両方をかけ合わせた交配種があり、さらに、それぞれ「春まき用」「秋まき用」の品種があります。秋からスタートする場合は、秋まき用の種を準備しましょう。寒さに当てて甘みをアップさせた「ちぢみほうれんそう」も、最近は人気がありますね。
ほうれん草の栽培時期(種まき・収穫時期)と栽培方法
ほうれん草の栄養素
ベータカロテン、ビタミンC、鉄、カリウム、カルシウムなど。ほうれん草の食べ方&レシピ
王道はおひたし、ごまあえ、ベーコン炒めなど。冬はほうれんそうと豚肉のシンプルな「常夜鍋」もおすすめ。オススメレシピ☞『ほうれん草大量消費に!餃子入り常夜鍋!』(出典:楽天レシピ)
⑩ 【スイスチャード】の栽培時期・栄養素・レシピ
出典:David Fisher赤や黄色の軸がカラフルで、菜園のアクセントとして人気の野菜です。丈夫で収穫が途切れないことから「フダンソウ(不断草)」の別名もあります。大きく育ちすぎるとえぐみが出るので、20〜25cmくらいのサイズで収穫するのがおすすめです。
スイスチャードの栽培時期(種まき・収穫時期)
スイスチャードの栄養素
ベータカロテン、ビタミンE、カルシウム、鉄など。スイスチャードの食べ方&レシピ
ベビーリーフはサラダに。大きく育ったものはアンチョビやベーコンと合わせて炒め物などに使うのがおすすめです。オススメレシピ☞『スイスチャードの胡麻和え』(出典:楽天レシピ)