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- AGRI PICK 編集部
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この記事では、ハクサイの収穫時期やタイミングの見極め方、収穫の方法を紹介します。また、ハクサイを新鮮な状態で保存するための方法も。動画でもハクサイの収穫方法がチェックできますよ!
ハクサイの収穫時期|春まきは5月・夏まきは11~12月
ハクサイは、2月の春まきと8月の夏まきで、年2回栽培が可能です。収穫時期は春まきで5月、夏まきでは11~12月が目安。夏まきにする場合、生長が遅い中生や晩生種を選ぶと、翌年の1月ごろまで収穫が楽しめます。ただし、晩生種は種まきの時期が遅れると、うまく結球しなくなるので注意が必要です。ハクサイの栽培時期
・種まき(育苗):春まき 2月/夏まき 8月・植え付け:春まき 3月/夏まき 9月
・収穫:春まき 5月/夏まき 11~12月
種まきや肥料の与え方など、ハクサイの栽培方法を動画で見る
ハクサイの収穫目安・タイミングの見極め方は?
ハクサイの結球部分を手で押してみて、硬く締まっていたら収穫のタイミングです!よく締まっているものから順次収穫していきましょう。ハクサイの収穫方法|手で引き抜くか、包丁で切り取る
ハクサイがしっかりと結球したら、収穫スタート!土から丸ごと抜き取るか、株元を包丁で切り取って収穫しましょう。収穫方法1|根ごと引き抜く
ハクサイの下のほうを両手で持ち、左右にゆすって土をゆるめてから、根ごと抜き取ります。ハクサイの余分な葉や根は取り除きましょう。収穫方法2|包丁で株元から切り取る
ハクサイは、包丁を使って収穫することもできます。外葉を開いてハクサイを傾けたら、結球部分の根元に包丁を差し込んで切り取りましょう。ハクサイの保存方法|夏まきの中生・晩生種は、採らずに畑で貯蔵可能!
1玉のサイズが大きいハクサイは、使い切るのがなかなか大変ですよね。小さくカットして冷凍保存するのも良いですが、冬採りのハクサイなら常温で丸ごと保存するのもおすすめです。ここでは、ハクサイを畑や常温で保存する方法を紹介します!保存方法1|収穫せずに畑で貯蔵する
夏まきの中生・晩生種のハクサイは、一気に採らずに畑で保存しておき、好きな分だけ収穫することも可能です。霜が降りる前に結球部分を外葉で包み、ひもで縛って保護すれば、凍害を受けずに冬越しすることができます。外葉が凍っても、中の葉はみずみずしく保てるので、厳寒期でも収穫が楽しめますよ。保存方法2|収穫後、冷蔵庫や涼しい場所で貯蔵する
ハクサイは、0~5℃の気温下であれば常温保存も可能です。丸ごと新聞紙で包んで株元を下にし、日の当たらない涼しい場所で保存しましょう。冷蔵庫で保存する場合も、新聞紙で包んでから立てておくと鮮度が保てます。数日して新聞紙が湿ってきたら、新しく包み直しましょう。ハクサイは水分が多く、ビニール袋に入れると蒸れて傷みやすくなるので注意してくださいね。
ハクサイの保存方法は、こちらの記事でも詳しく紹介しています!
ハクサイの収穫の仕方を動画でチェック!
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