- AGRI PICK 編集部
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買い手・生花店・配送業者に考慮した取り組み「母の月」
いま、生花店は安全に配慮しながら営業している店と、商業施設の休業などにともない休業中の店があります。5月6日以降、営業継続・営業再開をする生花店において、「母の日」にどのような対応をするべきか、花き業界全体の課題として協議してきました。例年、「母の日」前の数日間および当日は、生花店の店頭が買い手で混み合い、遠方に住む母親に贈る宅配便での受注も多いため、配送業者も多忙を極める状況になります。そこで今年は、買い手と生花店で働くスタッフ・花配送業者の安全を守るため、生花店の店頭が「三密」の環境になり、配送業者にフラワーギフトが集中し混乱を招く事態を考慮して、「母の日」を1日だけでなく、1カ月間に分散する「母の月」とすることへの理解を求めることにしました。
気持ちを花に託して贈る気持ちを応援
新型コロナウィルス感染予防のため、自宅で過ごす時間が増える中、少しでも明るい気持ちで快適に暮らすために花やグリーンを求める方が多く、個人消費は伸びている傾向にあります。今年の「母の日」も、こういう時だからこそ、「日頃の感謝の気持ち」や「元気に過ごしてほしいと願う気持ち」をと花に託して贈りたい、考えている方が多いと思われます。一人ひとりの母親を想う気持ちにこたえられるように、花き業界は力を合わせて、店頭ポスターやPOP・SNSなどを通じ、周知をはかります。また、5月の1カ月間に期間を延長することで、母の日の定番フラワーであるカーネーションに加え、5月中下旬に旬を迎える季節の切り花や鉢花も届けることができるため、いつもと違う花を贈り、贈られる楽しみが増えるメリットもあります。
母の日の参考に。5月が旬の花をチェック!
花の国日本協議会公式サイト:https://hananokuni.jp/