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真夏の畑

暑さ対策特集【作物・資材編】

猛暑から作物を守る!農家のための暑さ対策特集【作物・資材編】

気象庁の予報によると、8~9月は多くの地域で晴れの日が多く、気温も平年より高い見通しとのこと。高温が原因で発生する病害虫や生理障害が必要です。暑さを逆手に取った害虫対策にも注目。

夏に気を付けたい病害虫や生理障害

病気

キュウリやスイカ、カボチャなどのウリ科作物やヒルガオ科のサツマイモ、果樹ではブドウなどに多く発生します。

「芽先の葉が縮れている」「芽先が黄色くなり、生長しない」などの症状が現れたら要注意!

柔らかい茎葉を食べるネキリムシ。特に被害に遭いやすいのは8~9月の定植したての作物。

タバコガ類は、高温で雨が少ない年に発生が多い傾向にあります。

生理障害

主な症状は葉の焼けやしおれ。

トマトの尻腐れや結球性葉菜類の芯腐れはカルシウム欠乏が原因かもしれません。

遮光・遮熱資材

マルチシートは白を選べば、日光を反射して日中の地表面の温度上昇を抑制します。太陽熱消毒には透明マルチを。

定番の寒冷紗は遮光率で選んで。

ビニールハウスや畜舎の屋根に。

    夏の暑さを逆手にとって!

    夏の高温期を利用して、ハウス内にいる病害虫を殺菌、殺虫!ハウスを閉め切って40℃以上になる日が10日続く時期に行いましょう。

    太陽熱による土壌消毒もこの時期に。病原菌や虫、センチュウ類などのほか、雑草の種子も抑制する効果も。

    農作業中の暑さ対策も万全に

    直射日光の当たる屋外や、熱気のこもるハウスでの作業には熱中症対策が必須です。

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