目次
鶏ふん(鶏糞)とは?においや成分、pHなど
また、ニワトリは貝殻を食べるため、カルシウム豊富。土をアルカリ性に傾ける石灰と併用する際、多すぎるとカルシウム過多になる恐れがあるので注意してください。酸性土壌を好む植物には向きません。
牛ふんとの違いや動物性堆肥の種類など
堆肥・肥料としての鶏ふんの効果と使い方
鶏ふんを元肥・堆肥として使う
発酵鶏ふんはアンモニア態窒素を多く含んでいます。作物はアンモニア過多になるとダメージを受けるため、元肥にするなら植え付けや種まきの一週間くらい前に使っておきましょう。鶏ふんを追肥・肥料として使う
追肥にはあまり使われませんが、必ず完熟のものを選びます。株元に与えると根が傷みやすいので、根からやや離れたところや、株間に施肥します。鶏ふんの種類|鶏ふん堆肥・鶏ふんペレット・炭化鶏ふんなど
発酵鶏ふん(鶏ふん堆肥)
追肥ではなく元肥として使われるのが一般的です。名前の通り、鶏のふんを発酵させてあります。効き目の早さが特徴の堆肥です。乾燥鶏ふん(鶏ふんペレット)
鶏のふんを乾燥させて作ったタイプです。風によって飛び散らず、においも抑えてあるので、扱いやすさがポイント。元肥にも追肥にも使えます。炭化鶏ふん
800℃以上の高温で完全に炭化させたタイプです。追肥に使いやすいうえ、鶏ふん特有の臭いがないので、家庭菜園用としてもおすすめ。鶏ふんの使い方Q&A|量や使い分けなど
Q. 元肥として鶏ふんを使う場合、いつどのくらい土に混ぜるの?
A. 1坪あたり約2kgが目安です。植え付けの1~2週間前くらい前に施肥します。Q. 牛ふんとの使い分けが知りたい!
A. 「土の質を向上させたい!」というときは牛ふん、「植物に栄養を与えたい!」というときは鶏ふんがいいでしょう。牛ふんは鶏ふんよりも長くゆっくり効き、有機質に富んだふかふかな土へと導いてくれます。最初の元肥として使うのが基本です。Q.鶏ふんにいろいろ種類があってわかりにくい!
A. 迷った方には、臭いが少なく撒きやすい以下の鶏ふんがおすすめです。ニワトリが食べる餌によって成分は変わるものの、アルカリ性が大丈夫な植物なら花・野菜・樹木問わず使えます。おすすめの鶏ふん
・容量:10kg
顆粒ですから、使いやすいです。
植木鉢には一握り、パラパラと撒いたら、立派な花が咲きました。すこし臭いがありますから、外に保管しています。
出典: Amazon
・容量:15kg
ペレットでない鶏糞を使いたくなくなります。風で飛ばされることもない。臭いにおいが服や鼻につくこともない。かなり仕事が楽になりました。
出典: 楽天市場
Q. 鶏ふんはどうして追肥としてマイナーなの?
A. 追肥は元肥と違って、花前、結実前などの狙ったタイミングで早く効かせたいものです。なので速効性がある化成肥料がよく使われます。鶏ふんは以下のような商品が追肥に使われますが、「堆肥の中では効きが早い」とはいえ、やはり1カ月くらい掛けてジワジワ効くので、追肥としてはマイナーです。とはいえ、有機栽培では選択肢の一つに十分なりうるでしょう。
【炭化鶏ふん】臭わない!追肥にも使える
・容量:3kg
園芸歴10年。出来るだけ有機肥料を使うようにしています。今までは鶏糞は臭くてご近所迷惑と思い使っていませんでした。
これは臭いはごく少なく、さらさらとした手触りで、撒いた後も全く問題なく、花や野菜の育ちは大変良いように思います。
再購入予定です。
出典: Amazon