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紅はるかとシルクスイートの違いを比較!焼きいも向きなのはどっち?


テレビ番組でも取りあげられ、近年人気のさつまいも、紅はるかとシルクスイート。ここでは、2種の違いを徹底解説!焼きいもに向いているのはどっち?スイーツづくりに使うなら?通販で買えるこだわりの食べ比べセットもご紹介します。

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テレビ番組でも取りあげられ、近年人気のさつまいも、紅はるかとシルクスイート。ここでは、甘さやおすすめの食べ方など、2種の違いを徹底解説します!

紅はるかとシルクスイートの甘さの違い


一般的なさつまいもの糖度(食品などに含まれる糖分の割合を百分率(%)で表したもの)は、約6.9%前後。シルクスイートは約8.8%ですから、十分に甘い品種だといえます。ところが、紅はるかの糖度はなんと20〜30°と、市販のはちみつやイチゴジャム並み。シルクスイートの2.5倍以上もの糖度を誇るのです。
紅はるかの最大の特徴は、この、さつまいもの常識を覆すほどの甘さにあります。甘いことで人気の安納芋をはるかに超える甘さであることから名付けられました。

紅はるかとシルクスイートの食感の違い

「紅はるか」は、ねっとりとした食感が特徴です。しっとりした食感が特徴の「九州121号」と、ほのかな甘味の「春こがね」の2種類を交配させた品種のため、さつまいもを食べたときにありがちな口の中がパサつくこともなく、おいしく食べられるはず。
一方の「シルクスイート」は、しっとりとした滑らかな食感。しっとり系が好きな人には、シルクスイートがおすすめです。違いが気になったら、ぜひ食べ比べしてみましょう!

紅はるか・シルクスイート 食べ比べセット

水分が多くしっとりなめらかなシルクスイートと、強い甘さとすっきりしたあと口の紅はるかをセットに。

・内容量:2kg

紅はるかとシルクスイートで焼き芋に向いているのはどっち?


調理方法や好みにもよると思いますが、「紅はるか」と「シルクスイート」の両方を焼き芋にして食べ比べた人の意見を聞いてみると、紅はるかの方が焼き芋に向いている様子。
それもそのはず、紅はるかは焼き芋にすると糖度が一気に増すのです。熱を加えると、糖度はなんと50〜60度にものぼります。そのため、さつまいもの甘みを余すことなく堪能することができるのです。

紅はるかの焼き芋

焼き上げてすぐ冷凍した、紅はるかの冷凍焼き芋セット。レンジで温めるだけで、とても甘いです。溶かしてスプーンでアイス感覚で召し上がっても美味しいスイーツになりますよ。

干し芋やスイートポテトにするなら紅はるか?シルクスイート??


紅はるかがダントツの甘さを誇るのに対し、シルクスイートの滑らかさはどのさつまいもにも引けを取りません。その名の通り絹のような滑らかな舌触りなので、一度食べたらやみつきになりますよ。時間を置けば置くほど甘みが増していくので、干し芋にするとさらにおいしく食べられると思います。

通販で買える「紅はるか」と「シルクスイート」


「紅はるか」と「シルクスイート」。通販なら、いちばんおいしい状態に貯蔵されたものを、産地から直送してもらえます。まとめ買いにも最適!
通販で買えるこだわりのさつまいもをご紹介します。

芋焼酎の名産地、宮崎産の「島津甘藷」

芋焼酎の産地で有名な九州・霧島山麓の宮崎県都城市。さつまいもの栽培に適しているとされる火山灰台地で育った「島津甘藷」は、専用の貯蔵施設で熟成され、甘みが最大限に引き出されています。

【ふるさと納税】島津甘藷 熟成紅はるか

・品種:紅はるか
・産地:宮崎県

代々のさつまいも農家がつくるシルクスイート

熊本県内で最もさつまいも生産量の多い、菊池郡大津町。代々さつまいもの栽培を営む中無田農園では、昔からの土壁の貯蔵庫でさつまいもを熟成させています。なめらかなシルクスイートの食感と、凝縮された糖分が楽しめますよ。

熊本県産シルクスイート

・品種:シルクスイート
・産地:熊本県

紅はるかとシルクスイートの産地

紅はるか
出典:写真AC
紅はるかは全国的に栽培されていますが、主な産地は、大分県、宮崎県、茨城県など。大分県では「甘太くん」、茨城県では「紅天使」、宮崎県では「葵はるか」というブランド名で栽培販売されています。

シルクスイートの主な産地は、千葉県、茨城県、福島県。近年では、鹿児島でも生産量が少しずつ増えてきています。

紅はるかとシルクスイートの値段の違い

シルクスイート
出典:写真AC
紅はるかとシルクスイートの価格相場は、どちらも1㎏あたり1,000円ぐらいの価格。紅はるかの旬の時期は、11月~1月。シルクスイートの旬の時期は、11月~2月ぐらいです。

紅はるかとシルクスイートの見た目の違い

紅はるか
出典:写真AC
「紅はるか」は、さつまいもらしい円柱形の両端のとがったフォルムで、赤紫色の外皮、薄黄色の果肉が特徴です。
「シルクスイート」も、さつまいもらしいフォルムで紅はるかよりやや短め。赤紫色の外皮で果肉はクリーム色です。

好みで食べ分けよう


甘~い紅はるかと、しっとりなめらかなシルクスイート。焼いもに、スイーツに、料理に、お好みで使い分けてみてはいかがでしょうか。

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