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きゅうりは家庭菜園でも育てやすく、トマトやナスなどと並ぶ人気の夏野菜。つるを伸ばして次々と実をつけ、うまくいけば1株から100本以上収穫するのも夢ではありません!
お店で買う場合、品種を選ぶ機会はほとんどありませんが、じつはおいしい品種や個性派の品種がたくさん。この夏おすすめのきゅうり品種をセレクトしましたので、これから栽培に挑戦する方は、ぜひ参考にしてください!
種から苗を育てる方法も、後半でご紹介します。
1. 味自慢のきゅうり品種

おいしいだけでなく、病気にかかりにくく、初めての人にも失敗の少ない品種がいろいろそろっています。
あまうまサラダきゅうり フリーダム
いぼがなく表面がつるんとしていて、サラダや浅漬けにぴったり。歯切れのよさと、甘み、香りが持ち味です。うどんこ病などの病気に強く、初心者にも育てやすい品種です。
夏すずみ
うどんこ病、べと病などの病気に耐性があり、初心者でも失敗しにくいことから、家庭菜園用としては定番人気の品種。どっさり収穫した方に、ぜひおすすめです。
夏すずみ(種)
・内容:1袋 8粒
・参考価格:500円前後
・参考価格:500円前後
四葉系きゅうり 四川
「四葉(すうよう)きゅうり」と呼ばれる中国系のきゅうりを改良したもので、表面にいぼがたくさんあり、ゴツゴツしているのが特徴です。品質が落ちやすいことから、お店にはあまり並びませんが、パリッとした歯ごたえのよさが人気を集めています。月光
きゅうり専門の種苗メーカーが改良した、歯切れがよくて甘みのある高品質きゅうり。株に勢いがあり、たくさん収穫できます。四葉系きゅうり シャキット
こちらも「四葉(すうよう)きゅうり」の改良種。耐病性を高めているので、無農薬や減農薬での栽培も可能です。名前の通りシャキシャキした爽やかな歯ごたえで、きゅうり本来のおいしさが味わえます。2. 見た目もかわいい、ミニ品種

丸ごとピクルスや浅漬けにできる、ミニきゅうり。
小さな果実が鈴なりにつくビジュアルもかわいらしく、グリーンカーテンに仕立てることもできます。
プチット
長さ12~13cmで収穫するのがベスト。甘みがあっておいしく、暑い時期にもたくさん実をつけます。ピックルミニエース
長さ6~7cmとピクルスにぴったりの大きさ。生で食べてもパリッとしておいしい品種です。成長がとても早く、種まきから約30日で収穫が始まり、60日以上も収穫できます。
ピックルミニエース(種)
・内容:1袋 25粒
・参考価格:540円前後
・参考価格:540円前後
ラリーノ ホワイト
淡いグリーンの果皮がめずらしい、ホワイトきゅうり。。長さ9~10cm、重さ40~50gがとりごろサイズで、青臭さや苦味なく、サラダやサンドイッチ、漬物など、いろいろな料理に使えます。
マイクロキュウリ
スイカのようなしま模様がかわいい、約2cmの超ミニきゅうり。丈夫で育てやすく、グリーンカーテンにおすすめです。ほんのりした酸味が特長で、ピクルスやサラダに利用できます。3. 見た目も個性的!伝統品種のきゅうり

加賀太胡瓜(かがふときゅうり)
金沢で伝統的に栽培されている「加賀野菜」の一つで、長さ25cm、重さ600g以上にもなるジャンボきゅうり。生でも食べられますが、金沢では、皮と種を取り除き、煮物やあんかけにして食べるそうです。
加賀太胡瓜(種)
・内容:2ml
・参考価格:600円前後
・参考価格:600円前後
昔 金沢に住んでいたことがあり見たことはなかったのですが噂には聞いていました。さて本商品ですが発芽率がとっても良い種でありがたかったです。畑が定員オーバーだったので(笑 プランターで育てていました。しかしながら昨年は冷夏で成長が遅く思っていたように生育させることは難しかったところもあります。でも、とっても遅かったですが長雨の後とてもおっきいきゅうりが一本どーーん!!と実っており無事に収穫できました!!味は普通のさくさくしたきゅうりですがインパクトはすごいです。モルモットぐらいあります(笑 とにかくぼりゅーみーではありますので一度育ててみると面白いと思います。めんつゆで煮びたしにしてもおいしいですよ。 出典:Amazon
相模半白(さがみはんじろ)
昭和初期に神奈川県農業試験場で育成された品種で、丸みのある形と、濃い緑と薄い緑のツートーンが特長です。果肉がしっかりしていて、糠漬けなどの漬物に向いています。大和三尺胡瓜(やまとさんじゃくきゅうり)
長さ三尺(約90cm)もある、奈良県のご当地きゅうり。昭和中期までは大和高原一帶で栽培されていましたが、現在は奈良漬けの加工用が一部で栽培されているのみで、県外に出回ることはほとんどありません。歯切れのよさと皮のやわらかさが特長です。
大和三尺胡瓜(種)
・内容:1ml(約20粒)
・参考価格:550~1,000円前後
・参考価格:550~1,000円前後
赤毛瓜(アカモーウイ)
「毛瓜」「赤瓜」とも呼ばれる沖縄の伝統野菜。15世紀ごろに中国から伝わり、琉球王朝の宮廷料理にも使われたと言われます。重さ1kgにもなり、皮の色もきゅうりらしくない赤茶色ですが、皮をむくと中は真っ白。薄くスライスして、パリッとした歯ごたえを楽しみましょう。
4. きゅうりの苗作りに挑戦しよう

きゅうりの植え付けは、4月下旬~5月が適期です。ネットや園芸店で苗を手に入れられる場合もありますが、めずらしい品種を育てるなら、自分で種をまいて苗を育てたほうが確実です。
苗作りはむずかしくないので、ぜひ挑戦してみてください。
種まきから植え付けサイズになるまでは、約1か月。植える時期から逆算して、間に合うようにスタートしましょう!
【1】用意するもの
きゅうりの種、3号(直径9cm)のポリポット、種まき用培養土、土入れ、ジョウロ【2】種まき

【3】置き場所・水やり

【4】間引き

【5】苗の完成!

5. おいしいきゅうりを毎日収穫!

約1か月後には、シャキシャキのおいしいきゅうりが毎日のように味わえるので、楽しみに成長を見守りましょう!
紹介されたアイテム

夏すずみ(種)
¥459 税込

ピックルミニエース(種)
¥540 税込

マイクロキュウリ(種)
¥540 税込

加賀太胡瓜(種)
¥594 税込

大和三尺胡瓜(種)
¥540 税込