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新緑の5月、いよいよガーデニングが楽しい季節到来ですね。私もお庭にハーブや、サラダに添えられるようなエディブルフラワーを少し植えています。エディブルフラワーとは食べられるお花のことです。
今回は、お庭やベランダ、家庭菜園で育てたハーブやエディブルフラワーの活用法について紹介します。
ハーブやエディブルフラワーを日常の彩りに
エディブルフラワーはビオラ、パンジー、ナデシコ、インパチェンス、菊などがよく知られています。生花店でもおなじみの花ですが、園芸用として栽培されたものや観賞用として販売されているものは食用には適していません。家庭菜園などで食用として育てた花や、農林水産省のガイドラインに沿って栽培された市販のエディブルフラワーを利用しましょう。カモミールやローズマリーなどのハーブの花も食べられますが、よく見かけるような花にも毒性をもつものがありますので、食用にできるかどうか確認が必要です。
エディブルフラワーは色鮮やかなだけでなく、ビタミンやミネラルなどの栄養素を多く含みます。野菜のようにサラダなどに添えることから始めてみるのもおすすめです。
初夏におすすめ|ハーブとエディブルフラワーでドリンクづくりを楽しもう
少しずつ気温も上昇し、日中は半袖で過ごせる日も多くなってきました。水分補給が欠かせない季節に、家庭菜園などで育てたハーブやエディブルフラワーを活用した緑茶を作ってみませんか。エディブルフラワーで見た目も華やか!ハーブ緑茶の作り方
<材料>
茶葉 小さじ2
お湯 300ml
ハーブ 適量(ミントやローズマリー、タイムなど)
エディブルフラワー 適量(市販のものでもOK)
水 適量
<作り方>
1. エディブルフラワーにゴミや虫がいないかチェックする2. 製氷皿に水を注ぎ、エディブルフラワーとハーブを入れて冷凍庫で冷やし固める
3. 急須に茶葉とハーブを入れお湯を注ぐ
4. ハーブを少し潰して香りを立たせ、お好みの濃さになったらハーブと茶葉を取り除き冷ましておく
5. グラスに2を入れハーブ緑茶を注いだら完成
涼しげで、にこやかな気持ちに包まれますね。今回はハーブ緑茶でご紹介しましたが、夏にはそうめんに添えたり活用法はさまざまです。エディブルフラワーの種も販売されているので、お庭やベランダ、家庭菜園などでお好みの花を育ててみてはいかがでしょうか。
エディブルフラワーの栽培方法はこちら
5月15日(土)13:00〜インスタライブ「ハーブやエディブルフラワーの簡単アレンジ術」開催!
お庭やベランダで育てたハーブやエディブルフラワーを活用して、日々の食卓に彩りを添えてみませんか。エディブルフラワーとハーブの緑茶の作り方、サラダへのアレンジやハーブを使った魚料理の紹介をインスタライブで配信します!皆さんからのたくさんのご質問もお待ちしています。ご視聴方法はこちら。
インスタライブ「ハーブやエディブルフラワーの簡単アレンジ術」
【配信日時】2021年5月15日(土)13:00〜14:00予定 ※状況により終了時間は前後する場合があります。
【講師】大内優紀枝(JEWEL FRUITS CREATOR、野菜ソムリエ、食育インストラクター)
【視聴方法】下記のAGRI PICK公式インスタグラムにアクセスし、ご自身のアカウントでログインしてご視聴ください。※事前にインスタグラムアカウントの作成をお願いします。
AGRI PICK公式インスタグラム
大内 優紀枝(おおうちゆきえ)プロフィール
1979年青森県北津軽郡中泊生まれ、実家は小さい港町にある魚屋で父は現役の漁師。上京後、育児をしながら日本の震災時の食の安全性を独学で学び、家庭菜園から畑作りまでを行う。
2014年に一般社団法人日本野菜ソムリエ協会 野菜ソムリエ、特定非営利活動法人 NPO日本食育インストラクター協会 食育インストラクターを取得後、地域密着の小さな料理教室を主宰。都内小学校、公民館での食育講師を務めながら、青果の仲卸会社と飲食店のメニュー開発にも携わる。
JEWEL FRUITSでフルーツカッティングと野菜の飾り切りプロ養成講座講師の資格取得後は飾り切りをメインに、野菜と果物、魚を切ることを主に活動している。
ウェブサイト:https://www.h-bon.com