農業をSNSで発信してファンを獲得!農家のためのSNS活用法とは?

販路拡大、収益向上を目指すのなら、SNSを活用するのも手です。複数あるSNSの中から、農業と相性のいいSNSをピックアップしてご紹介。SNSの活用法や使用するうえでの注意点もまとめました。


スマホとSNS

出典:写真AC
スマートフォンで気軽にインターネットにアクセスする時代、農家においてもSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)を活用した情報発信が重要性を増してきています。すでに、SNSを活用して販路拡大や固定客・ファンの獲得に成功している農家も多くいます。これから直販を強化したい方、同業者と情報交換を行いたい方は、SNSを積極的に利用していきましょう。

ここでは、農業におけるSNSの重要性と活用法をご紹介します。

SNSを活用して農業をPRするメリット

たくさんの人とのネットワーク
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世界中の人が利用しているSNS。FacebookやTwitter、Instagramなどがありますが、これらのSNSを農家が活用することで、次のようなメリットを得られます。

新規顧客獲得のチャンスがある

地方では、地域のつながりだけで顧客を得ようとしても顧客の数に限りがあります。特に人口減少が顕著な地域では、年々販売先が減ってしまい悩んでいる方もいるでしょう。
しかしSNS上には、まだ出会ったことがない多くの人が存在しています。そこにいるのは個人・法人問わず、皆さんが生産した農産物を気に入って顧客になってくれるかもしれない人たちです。

これから直販を強化したい方、小規模でも定期的に農産物を購入してもらいたい方は、SNSを上手に活用して新規顧客を獲得を狙いましょう。

ファンの固定化に役立つ

新規顧客を獲得しても、顧客を固定化できなければなかなか売り上げは伸びません。SNSを通して自分や農業の魅力を発信して、農産物のファンになってもらいましょう。SNSの特徴として、「遠くにいる相手も身近に感じられる」という点が挙げられます。

これまで物理的にも心理的にも遠距離にいた相手とも、気軽にコミュニケーションを図れるのがSNSの魅力です。作物の栽培や生長の様子を発信することで、閲覧者に親近感を持ってもらうことができます。一方通行の情報発信ではなく、インタラクティブ(双方向)に情報をやりとりできるのもSNSの利点です。

農業をPRするのなら、このSNSがおすすめ!

カメラとフォトブック
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経営強化や売り上げアップのためにSNSを取り入れようと思っても、種類が多過ぎて何から始めたらよいのかわからない方も少なくないでしょう。ここからは、農家が活用したいSNSをご紹介します。

知らない人とも気軽に交流できるTwitter

投稿できる文字数は140字まで。短い文章でやり取りでき、気軽に投稿をシェアできるTwitterを利用する農家は多くいます。特に同業者とのやり取りを楽しむ農家が多いようで、新しい情報をいち早くキャッチしたい方に向いています。

写真で農業の美しさを伝えられるInstagram

ユーザー同士で交流できるフォトブックのようなInstagramは、農業や自然の美しさを視覚的に伝えられるSNSです。多くの閲覧者に評価されるような写真の投稿を続けてファン獲得を目指します。

無料でECサイトを作成・運用できるBASEと連携させることで、Instagram上で商品を販売できるのも魅力です。SNSとして活用しながら、ネット直販も同時に始められます。

サークル機能追加でファンの固定化がスムーズになったnote

野菜でできた顔
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ブログ記事の販売もできるSNS、noteに「サークル」機能が追加されました。サークルとは、月額会費制のコミュニティです。会費は100~10,000円の間で自由に設定でき、ファンとの交流にも利用できます。

サークル機能の使い方は、アイディア次第で無限大に広がります。例えば、月額5,000円のコミュニティを作って、普段は農業に関する投稿をして交流しながら、月に1回は農場にサークルメンバーが集まってイベントを開催するするといったことも可能です。

ただし、サークルは1ユーザーにつき1つしか立ち上げられません。サークルの会費はプランによって3つまで設定可能なので、「note上だけでのコミュニケーションなら月500円」「農業に関する相談つきなら月3,000円」「リアルな場でのコミュニケーション付きなら5,000円」といった風に、サークルメンバーの特典ごとに異なる会費を設定できます。


SNSを活用するうえでのポイントと注意点

注意
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画面の向こうにいる人にPRする気持ちでSNSをするのなら、次のポイントを押さえて投稿を続けていきましょう。

継続は力なり!毎日は難しくても投稿を続けよう

日々多くの情報が流れては消えていくのがSNSです。多くの人に自分を見つけてもらうためには、投稿を継続して多くの人の目に触れるよう工夫する必要があります。できれば写真や動画付きで、文章だけでなく視覚にも訴えるような投稿を続けていきましょう。

開始から8年間毎日欠かさずブログを更新し、アクセス総数が約140万件(2019年8月)となったタケイファーム。その情報発信術はこちらから。

宣伝色が強い投稿は避けられがち

とはいえ、宣伝のような投稿が続くとなかなかファンは獲得できません。毎回同じような投稿で飽きられてしまわないように、日々の生活や想いなど、自分らしさを出しつつ、その合間に宣伝を挟むような意識で投稿していきましょう。

閲覧者からのアクションに応えよう

SNS いいね
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ユーザーが送ってくれた「いいね」やコメント、メッセージにはていねいに応えましょう。積極的にコミュニケーションを図ることで、自然とファンが付いてきます。コミュニケーションが活発なアカウントにはほかのユーザーも参加しやすくなり、さらにファンが増える可能性が高まります。

ブログと並行して運用すれば効果倍増!

SNSを活用して固定ファンを増やそう

笑顔マークを持つ男性
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SNSは継続が大切です。何気なく撮った風景写真と一言の文章でも、だれかの心に届くものです。SNSを使って日々の農作業風景や収穫した農産物をアピールして、自分のファンを獲得し、販売ルートを拡大させ収益向上に役立てましょう。

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高橋 みゆき

北海道在住のフリーライター。北海道の畑作農家に生まれ、高校卒業後に農業協同組合に入組。JAでは貯金共済課の共済係として、窓口にて主に組合員の生命保険・損害保険の取り扱いをしていました。退組後、2013年まで酪農業に従事。現在はスマート農業に興味津々。テクノロジーを活用した農業についてお伝えしていければと思います。