農家がブログを始めるメリット5つ
1. 訪問者に自分が投稿した情報だけ見てもらえる
SNSの場合、投稿をした直後は多くの人に見てもらえますが、時間が経つにつれほかの多くのアカウントの投稿に埋もれてしまいます。ブログであれば、「訪問者には自分が投稿した情報だけ閲覧してもらえる」ようになります。2. 検索で見つけてもらいやすい
ブログ開設とともにネット通販に注力したい方はこちらの記事もチェックしてみてください。
3. 各種メディアに取り上げてもらえることも
ブログを使って作業内容や栽培へのこだわりについて情報発信を続けることで、各種メディアから取材依頼が舞い込むこともあります。地方においては新聞に掲載されることも珍しくありません。4. ファンの獲得につながる
5. 販路拡大につながる
ブログを通して、新しい取引先と出会えるかもしれません。閲覧者に興味を持ってもらえそうな、旬の生産物の写真や作業風景などを掲載してみましょう。戦略的なブログ運営でファンを獲得したタケイファームの事例はこちら。タイトルのつけ方、更新頻度など、多くのヒントが得られます。
どんなテーマのブログにする?発信内容が大切
更新に慣れてきたら、人気のあるジャンルの記事とはどのようなものなのかリサーチしてブログを書き、アクセス数アップにも挑戦してみてください。
共感を集めて一気に人気に?農家の嫁日記系
まったく農業に関係のなかった仕事をしてきた方が農家に嫁ぎ、そこで感じたギャップや日常を綴るブログは人気を集めやすいジャンルです。未経験者が感じた農家のありのままを伝えるブログは、新規就農を目指す方からも共感を得られるでしょう。農家ならではの「農家レシピ」満載のブログ
自分の家で収穫した野菜や生産した牛乳、肉などを使ったオリジナルレシピを掲載するブログです。その地域ならでは、農家ならではのレシピは素材のおいしさが生きるアイデアがいっぱい。シンプルな調理法も親しまれます。これらのレシピは、収穫した野菜の販路拡大にも役立ちます。「採れたての野菜を使ってこんなレシピはどうでしょう」と提案してもよいですし、「農家ごとに異なる味付け」を紹介して地域性をアピールするのもおすすめです。「最近ブログでレシピを紹介しているのだけど、あなたのオリジナルのレシピを教えて!」と、地域の方との交流にも活用できます。
王道の栽培日記
農業の現状や農業への想いを綴る日記
農業の現状や環境のこと、自分がなぜ農業を行っているのか、さまざまな思いを主張する日記もニーズがあります。自分の思いを伝えていくことで、各種メディアから取材のオファーが来たり、講演の依頼が舞い込んだりと、露出の機会創出にもつながります。阿蘇で農業を営むo2farmも、日々のできごとを綴る日記や環境に関する話題、時事ニュースと絡めた記事を公開するo2farm’s blogブログを運営しています。
o2farm’s blogを更新している大津愛梨さんは、AGRI PICKのライターとしても活動中です。ブログ運営が、ほかの仕事につながる好例といえるでしょう。ぜひブログ運営の参考にしてみてください。
どこでブログを始めたらいい?使いやすいプラットフォームは
noteでファンを増やす
クリエイターのプラットフォームnoteは、個人事業主や法人の広報にも人気です。プラットフォーム内での交流が活発で、検索に強いのもポイント。記事を有料販売したり、マガジン形式でサブスプリクション方式で収入を得たり、ネットサロンのような「サークル」機能を使って固定ファンを増やしたりと、多彩な利用方法があります。文章だけでなく、ツイッターのようなつぶやきや写真の投稿、ラジオのように音声を投稿することもできます。一般的なブログよりももっと交流を楽しみたい方、副収入を得たい方におすすめのプラットフォームです。