スムーズに6次産業化を進める方法とは?サポートセンターや6次産業化プランナーを活用しよう

6次産業化にあたり、何から手を付けてよいのかわからないのなら、まずは6次産業化サポートセンターに相談してみましょう。全国にある6次産業化サポートセンターには、「6次産業化プランナー」が配置されています。専門家の力を借りて、事業の創出を加速させましょう。


説明中の女性

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農業を6次産業化して高収益を狙いたい!と思い立っても、専門外の分野についてはよくわからず、なかなか計画が進まない方もいるでしょう。自分だけで6次化を進めるのは難しいものです。
そこで活用したいのが、6次産業化の専門家です。ここでは、6次産業化をサポートしてくれる相談窓口や6次産業化プランナーについてご紹介します。

6次産業化までには越えなければならないハードルがいっぱい!

ハードル協議
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いざ6次産業化を推進しようと思っても、何から手を付けていいのかわからないものです。インターネットで「6次産業化 事例」と検索してみても、事業化までの道のりや詳細なストーリーが書かれた情報には、なかなか行き着きません。
「やるべきことが多いのにもかかわらず、情報が少なくて動けない」という状況に陥りがちです。

商品づくりに販売ルートの開拓、6次産業化にはハードルがたくさんある

これまで農産物の生産だけに注力していた農業者が、商品開発や加工、パッケージデザインにマーケティングなど、まったく異なる分野のスキルも求められるのが6次産業化です。その道のプロに頼むとしても、「どこに行けば出会えるのか、どのようにして発注してよいのかもわからず結局何も進まない」という事態に陥ることも考えられます。

参考にできる情報が少ない

6次産業化の事例について、商品化・販売するまでの道のりなど、具体的にはどのようなことをすればよいのか、よくわからない場合は、サポートセンターを利用してみましょう。

「6次産業化サポートセンター」を活用する

○×カードを持つ女性
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6次産業化サポートセンターには、6次産業化に関する専門的な知識とノウハウを有するプランナーが配置されており、6次産業化の取り組みにつながる案件の発掘、新商品開発、販路拡大のアドバイスなどが受けられます。

プランナーの選定はサポートセンターが行うため、こちらからプランナーを指名することはできません。全国にある6次産業化サポートセンターについては次の資料をご覧ください。
令和元年度 6次産業化サポートセンター 一覧|農林水産省

6次産業化サポートセンターには何を相談できるの?

6次産業化サポートセンターでは、農林水産物を活用した新商品の開発や、農林水産物の加工・販売施設の整備について、また、販路の拡大や商品パッケージのデザイン、異業種間連携や輸出・貿易ビジネスなど、6次産業化に関するさまざまな相談を受け付けています。

6次産業化サポートセンターに相談することで、事業計画づくりのサポートおよび総合化事業計画認定後のフォローアップも受けられます。

6次産業化にあたり、大変なのが情報収集と書類作成を始めとする事務作業、細かな計画の立案です。6次産業化サポートセンターでは、これまでの取り組み事例の紹介、支援施策の提案、課題解決に向けた個別相談、事業計画の策定や加工技術に役立つ専門家(6次産業化プランナー)を派遣してくれます。

商品化に関する相談はもちろんのこと、事業化にあたっての疑問点なども気軽に相談してみましょう。


6次産業化を支えてくれる人材、プランナーとは

たくさんの矢印を見つめる女性
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6次産業化サポートセンターに配置されている、6次産業化プランナーに相談する際のポイントと相談のタイミングについて見ていきましょう。

6次産業化の専門家 6次産業化プランナー

商品の企画立案から販路拡大まで、6次産業化についてトータルに相談できるのが6次産業化プランナーです。商品ができてから専門家の意見を取り入れるよりも、商品化する前の段階からアドバイスをもらったほうが効率よく、また利益の出やすい商品が生まれる可能性が高まります。
6次産業化を通してどのようなことがしたいのか、具体的な構想が固まった段階で6次産業化プランナーを紹介してもらいましょう。

6次産業化プランナーはどんな資格を持っている?

指をさすスーツ姿の女性
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6次産業化プランナーは民間の専門家で、専門分野は、マーケティング、商品開発、品質管理、ブランディング、加工技術など多岐にわたります。中小企業診断士や農業経営アドバイザー、税理士、野菜ソムリエなど、所有する資格も多種多様です。
そのため、6次産業化プランナーを派遣してもらう際には、具体的にどのようなことで困っているのか、どんな課題を解決したいのかをはっきりさせる必要があります。

プランナーの派遣は無料

6次産業化サポートセンターから派遣されるプランナーの利用は無料です。交通費もかかりません。ただし、派遣される専門会は1事業者に対して1名のみ、派遣回数は原則3回までと決められています。
無料で利用できる間にどんどん専門家と相談して、一つひとつ疑問を解消して6次産業化に取り組みましょう。

専門家のサポートで6次産業化を加速させよう

プロジェクト推進
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6次産業化に向けて何から取り組めばよいのかわからないのなら、まずは6次産業化サポートセンターにコンタクトを取ってみましょう。ぼんやりとあったアイデアやプランが、プランナーへの相談ではっきりと形になっていくはず。プランナーに相談しながら6次産業化のプランを決めていくことで、事業化への道のりも短縮されるでしょう。

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高橋 みゆき

北海道在住のフリーライター。北海道の畑作農家に生まれ、高校卒業後に農業協同組合に入組。JAでは貯金共済課の共済係として、窓口にて主に組合員の生命保険・損害保険の取り扱いをしていました。退組後、2013年まで酪農業に従事。現在はスマート農業に興味津々。テクノロジーを活用した農業についてお伝えしていければと思います。

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