トマト栽培を成功させるコツは、支柱の立て方にあり!簡単で倒れない方法

トマトを家庭菜園で育てるときは、プランターや畑に限らず、支柱を立てて誘引していくのが重要です。トマト栽培に適した支柱の立て方やらせん状の支柱など便利な支柱、倒れる心配なしの立て方のコツを紹介トマトは雨に弱いので、アーチ型の支柱もおすすめ!


支柱に沿って赤いトマトの実がつく

出典:写真AC
トマトの栽培で重要な作業のひとつが、支柱を立てる工程です。トマトはしっかり育てると想像よりも高くなりやすい植物です。そのため、夏場の台風や季節の変わり目の強風で、主幹が風で折れないように支柱を立てることが大切です。大玉トマトは、特に主軸に負担がかかるため支柱をしっかり立てましょう。

ミニトマトの場合はこちら

トマトの支柱の立て方やタイミングを知ろう!

支柱に絡まるトマトの枝と実
出典:写真AC
中玉トマトや大玉トマトなど作りたいトマトの大きさや、支柱の設置場所などによって、最適な支柱の立て方を紹介します。それぞれのポイントを知りましょう。

支柱を立てるタイミングは?

支柱立て
出典:写真AC
苗は背が低いので、すぐに支柱は必要なさそうですが、植え付け直後に突風などが吹き、トマトの茎が折れてしまうことも。支柱を立てるタイミングは、苗を植え付けたらすぐがおすすめです!支柱をしっかり立てたら、優しく誘引しましょう。

支柱の立て方の種類

1本仕立て|大玉トマトができる!

青い大きなトマト
出典:写真AC
大きなトマトを収穫するには、支柱を1本立てにしましょう。余分な脇芽を摘み取りながら育っていくので、トマトの実に栄養が集中します。
苗の根本から約10cm離れたところに、支柱を垂直に立てます。支柱の両端は、片方が平らで片方がとがっていますが、とがった方を土に刺して20~30cmは地中にしっかり打ち込みます。土が固い場合は、ハンマーなどでたたくと入りやすいですよ。

2本仕立て|中玉トマトの収量UP

トマト
出典:写真AC
より多くのトマトを収穫したいときは、2本仕立てにしましょう。中玉トマトの収穫量は約1.5倍になるといわれています。
苗の両脇に、支柱同士を30cmほど離して直立に立てます。株元から伸びた勢いがある脇芽を、葉が茂って通気性が悪くならないように、2本の支柱に誘引します。

合掌式|支柱が不安定な場合

支柱立をしている様子
出典:まつたかずき
土が柔らかい、また深く支柱が挿さらないなど、直立式の1本仕立てや1本仕立てをしても支柱が不安定な場合は、合掌式にしてみましょう。支柱を頂点で交差させるように立て、交差した部分と横に通した支柱を、しっかり麻ひもや固定具などで固定します。
ITEM
ニューガーデンクリップ
支柱同士を組むときに便利なクリップです。2つのクリップの接合部分が回るため角度調整が可能で、付け外しも楽チン!紐でうまく固定できない方におすすめです。

・適用サイズ:16mmの支柱

ピラミット式|プランター栽培にはコレ!

ミニトマト栽培
出典:写真AC
栽培エリアが狭く深さもないプランター栽培では、支柱が不安定になるのでピラミット式の立て方がおすすめです。3〜4本の支柱を斜めに立てて先端を束ねるだけ!1本の支柱にかかる負担を分散させることができますよ。

誘引のコツとは?

誘引
出典:写真AC
ビニールひもでも誘引はできますが、土に還らず回収が手間なので、誘引には麻ひもがおすすめです。誘引する場所は、トマトの実がついたすぐ下にすると、実の重さにも耐えられるようになります。
ひもは8の字にクロスして、締め付け過ぎないようにゆるく結ぶようにしましょう。クロスさせずに誘引すると茎が支柱に擦れて傷ができて、そこから病気になったり、強く結んでしまうと茎が太くなったときに窮屈になったりします。
麻ひもを使った誘引は力加減が難しい…という人には、挟んで止めるだけの誘引クリップを使うのもおすすめ!
ITEM
支柱誘引クリップ 大
洗濯バサミのように、支柱と茎をはさんで固定するだけ!茎を傷めず、しかも繰り返し使えます。

・サイズ:幅56×縦64×厚さ10mm
・適用サイズ:支柱の太さ12〜15mm
・内容:10個

家庭菜園初心者から本格栽培まで!詳しいトマトの育て方


おすすめ!トマトの支柱と支柱立てに便利なアイテム

たくさんの支柱
出典:写真AC
支柱は長さや太さ、形などさまざまな種類があります。短いよりは…と長い支柱を選んでも高いところの収穫作業ができなくなるので、トマト栽培には最長でも180~210cm程度がいいでしょう。家に余っている棒などでも手作り支柱はできますが、市販されている支柱は安価で扱いやすく、強度もあるので失敗が少ないですよ。

おすすめの支柱

耐久性が強く、扱いやすいスタンダードな支柱

スチール素材なので耐久性が高く、イボは誘引のときのストッパーや、土に深く差し込むときのグリップ代わりになり便利です。
ITEM
TRUSCO 園芸支柱
・サイズ:直径16×長さ2100mm

らせん支柱は、トマトの誘引の手間いらず!

誘引がうまくできなくても、らせん状に曲がっている支柱なら茎や葉を絡ませていくだけ!トマトの実の重みにも耐え、誘引と同じ効果が期待できます。支柱1本に対して、トマトの株は1本にしてくださいね。
ITEM
第一ビニール トマト用支柱
・サイズ:直径13.5×長さ1800mm

あると便利なアイテム

支柱が倒れる心配なし!硬い土壌でも深く挿せる

硬い土壌でも、深さ200mmのところまで支柱用の穴をあけることができる道具です。滑りにくいハンドルとフットバーがついています。
ITEM
穴あけ大将 AS-16
・サイズ:横幅345×長さ900
・重さ:880g



自宅でプランター栽培ならこれ!

水の貯水機能や通気性が良いプランターで、支柱は別売りですが便利な固定フレームが付いてます。支柱を土に深く挿す手間もなく、トマトのプランター栽培がすぐに始められます。
ITEM
楽々菜園支柱フレーム付 丸型380
・サイズ:395×380×353mm(プランター)
・容量(約):15L
・対応支柱サイズ:センター支柱直径11mm×1本、サイド支柱直径8mm×4本に対応。
・内容:プランター本体、支柱用フレーム×1個、支柱アーム×4個

大玉トマト栽培は、アーチ状の支柱で雨よけを

支柱
出典:写真AC
トマトは、雨にあたると皮が割れてしまう「裂果」が生じてしまいます。皮が割れると、そこからカビが生えたり、腐ってしまうこともあるので、できる限り雨にあたらないようにするのが大切。雨よけには、アーチ状の支柱を立て、ビニールシートを被せるのが効果的ですよ。

支柱とビニールシートがセットに

強力なスチールパイプと、専用のビニールシートがセットになっていて、風や雨からしっかりと植物を守ってくれます。
ITEM
DAIM 菜園雨よけセット
・支柱を立てた時のサイズ:高さ2050×畝幅1300×奥行き1800mm

大玉トマトは収穫前の長雨にあたると実が割れ何回も失敗続き。今年は「雨除けハウス」で豊作になるかも。組立は簡単でした。一人で30分以内で組立られましたが、台風対策で補強の杭とシート押えのパッカーを何ヵ所か追加しました。


おすすめ!実が割れにくい定番の大玉トマト「麗夏(れいか)」

ホームセンターでも苗がよく販売されている、作りやすい大玉トマトのひとつ。実が割れにくいのが特徴です。

支柱の立て方はむずかしくない!トマト栽培を楽しもう

トマト
出典:写真AC
支柱を倒れないようにしっかり設置したら、その後はぐんぐん生長して大きな実を付けるトマト。わき芽や葉も同様にどんどん生えてくるので、支柱を軸にして摘果や整枝などをしっかりしましょう。観察と少しの手間をかけてあげれば、きれいで大きなトマトができますよ。

紹介されたアイテム

ニューガーデンクリップ
支柱誘引クリップ 大
第一ビニール トマト用支柱
穴あけ大将 AS-16
楽々菜園支柱フレーム付 丸型380
DAIM 菜園雨よけセット

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まつたかずき

市民農園のスタッフをしながらライターとして活動しています。野菜づくりを誰もが気軽に出来る趣味にすることを目標に、初心者の方でも興味を持っていただける記事を執筆していきます!

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