農業・ガーデニング・園芸・家庭菜園マガジン[AGRI PICK] > 農業資材 > 遮光ネットは何%が正解?30/50/70の選び方と失敗しない張り方

遮光ネットは何%が正解?30/50/70の選び方と失敗しない張り方


夏野菜の葉が白く焼けたり、鉢植えがぐったりしていませんか。遮光ネットは作物に合う遮光率を選ぶのが、葉焼け対策の近道です。

AGRI PICKではアフィリエイト広告を利用しています。当サイトの記事で紹介された商品を購入すると、売上の一部がAGRI PICKに還元されることがあります。

Avatar photo ライター
さつき

植木屋&ガーデニングライターです。1級造園施工管理技士・2級造園技能士の資格を活かし、植物と暮らしをつなぐガーデニングをお手伝いしています。「何を植えればいい?」「うまく育たない…」そんな悩みに寄り添いながら、植物がもっと元気に育つ小さな工夫やコツを丁寧にお伝えしています。「楽しそう!」「やってみたい!」と思える、実践しやすく役立つ記事を目指しています。…続きを読む

  • Facebook
  • X
  • はてなブックマーク
  • Pocket
  • Feedly

遮光ネットは何%が正解?305070の選び方と失敗しない張り方

遮光ネットは何%を選ぶ?葉焼け対策は30〜50%が目安

遮光ネットは何%を選ぶ?葉焼け対策は30〜50%が目安

家庭菜園の葉焼け対策では、遮光率30〜50%を目安に選ぶと失敗しにくいです。

作物の性質と設置場所に合わせて、必要な分だけ日差しをやわらげましょう。

遮光率向いている場面向いている作物・用途注意点
30%日差しを少し弱めたいトマト、ナス、ピーマンなど猛暑日は効果が弱いことも
50%葉焼け対策の基本多くの夏野菜、鉢植え迷ったらこの程度が使いやすい
70%西日・猛暑対策葉物野菜、弱った苗、鉢植え長時間張ると光不足に注意

30%|日差しを少しやわらげたいときに

遮光率30%は、トマトやナス、ピーマンなど日光を好む夏野菜向きです。

明るさや風通しを保ちながら、日差しを軽くやわらげます。

真夏の西日や猛暑日には効果が足りないこともあります。

葉先が白く抜ける場合は、50%も検討しましょう。

50%|家庭菜園の葉焼け対策に使いやすい

遮光率50%前後は、家庭菜園で最も使いやすいです。

日差しをやわらげながら明るさも残しやすく、夏野菜や鉢植えの葉焼け対策に向いています。

初心者が迷ったときは、まず50%前後から試すとよいでしょう。

70%|強い西日や弱った苗の一時的な対策に

遮光率70%は、強い西日や植え付け直後の苗を守りたいときに使います。

葉物野菜や鉢植えの暑さ対策にも便利ですが、長時間の使用は光不足に注意が必要です。

朝は光を当て、午後だけ使うなど時間を区切りましょう。

作物別|葉焼けを防ぐ遮光ネットの選び方

作物別|葉焼けを防ぐ遮光ネットの選び方

遮光ネットは、作物の性質に合わせて選びましょう。

同じ夏野菜でも、強い光を好むものと、葉が傷みやすいものがあります。

作物目安の遮光率使い方
トマト・ナス・ピーマン30〜50%猛暑日や西日は50%
キュウリ・ゴーヤ50%前後水切れ対策と併用
レタス・シソ50〜70%真夏は強めも選択肢
苗・植え付け直後50〜70%活着まで一時的に使う

トマト・ナス・ピーマンは30〜50%が目安

トマト、ナス、ピーマンは日光を好む夏野菜です。

基本は30%前後で、猛暑日や西日が強い場所では50%を選びます。

特にトマトは光を好むため、花付きや実付きが悪くなる場合は、ネットを外す時間を作りましょう。

キュウリ・ゴーヤは50%前後が使いやすい

キュウリやゴーヤは葉が大きく、真夏は水切れや強い日差しでしおれやすい作物です。

50%前後の遮光ネットを、つる用ネットや支柱と組み合わせて使うと葉焼け対策になります。

葉が込み合うと蒸れやすいため、風通しは確保しましょう。

レタス・シソ・ハーブ類は50〜70%も選択肢

レタスやシソ、葉がやわらかいハーブ類は、真夏の直射日光で傷みやすいことがあります。

基本は50%前後、西日が強い場所や弱った苗には70%を短時間使うとよいでしょう。

バジルなど日光を好むハーブは、葉色や茎の伸び方を見ながら遮光時間を調整します。

苗や植え付け直後の作物は一時的に強めの遮光

植え付け直後の苗は根が十分に張っておらず、真夏の直射日光で葉焼けやしおれが出やすい状態です。

50〜70%の遮光ネットで一時的に守り、活着したら少しずつ日光に慣らしましょう。

遮光ネットの張り方とタイミング

遮光ネットの張り方とタイミング

遮光ネットは、庭・ベランダ・鉢植えに合わせて、張り方と使う時間帯を調整しましょう。

庭は支柱でトンネル状に張る

庭や畑では、支柱を使ってトンネル状に張ると扱いやすいです。

葉に直接触れにくく、水やりや収穫の作業もしやすくなります。

  1. 畝の両側に支柱を立てる
  2. 遮光ネットを上からかぶせる
  3. クリップや洗濯ばさみで固定する

たるみがあると風で動きやすいため、ほどよく張って固定しましょう。

ベランダは斜めに張って風を逃がす

ベランダでは、手すりや物干しに固定して斜めに張ると扱いやすいです。

風を受けやすい場所なので、全面を覆わず風の逃げ道を残します。

室外機まわりは避け、熱風が作物に当たらない位置に設置しましょう。

白やグリーン系のネットを選ぶと、ベランダの見た目にもなじみやすいです。

鉢植えは葉に直接当てない

鉢植えでは、小さな支柱でネットを浮かせます。

園芸支柱とクリップを使い、水やりしやすい形に整えましょう。

西日が強い場所は午後だけ張る

西日が強い場所では、朝の光は当て、気温が上がる午後だけ遮光するとよいでしょう。

トマトやナスなどの実もの野菜は、暗くしすぎると花付きや実付きに影響することがあります。

一日中張りっぱなしにせず、日差しが強い時間帯だけ使うのがポイントです。

遮光ネットの色はどれがいい?黒・白・シルバーの違い

遮光ネットの色はどれがいい?黒・白・シルバーの違い

遮光ネットは、色によって日差しのやわらげ方や熱のこもりやすさが変わります。

葉焼け対策は遮光率を基本にしつつ、設置場所に合う色を選びましょう。

特徴向いている使い方
遮光性が高く、種類が多い日差しをしっかり弱めたい場所
熱を持ちにくく、明るさを保ちやすいベランダ、鉢植え、暑さ対策
シルバー光を反射しやすく、遮光と遮熱のバランスがよい西日対策、庭・ベランダ
グリーン景観になじみやすい庭、目隠し兼用

迷ったら、暑さ対策には白やシルバー、見た目も重視するならグリーン系が扱いやすいです。

ベランダや西日が強い場所では、熱のこもりを抑えやすい遮熱タイプも選択肢になります。

通販で買う前に確認したい遮光ネットの選び方

通販で買う前に確認したい遮光ネットの選び方

通販で選ぶときは、遮光率だけでなくサイズや固定しやすさも確認しましょう。

ハトメ付きや固定具付きなら、庭やベランダでも設置しやすいです。

設置場所に合うサイズを選ぶ

遮光ネットは、「どこを、どのくらい覆いたいか」を決めてからサイズを選びます。

小さすぎると日差しを防ぎきれず、大きすぎると風を受けて固定しにくくなります。

庭では、畝の幅に加えて支柱の高さも見ておきましょう。

ベランダは手すり幅と吊るす高さ、鉢植えは株全体をふんわり覆える大きさが目安です。

初心者はハトメ付き・固定具付きが扱いやすい

初めて使うなら、ハトメ付きの遮光ネットがおすすめ

ひもやフックを通しやすく、ベランダや庭でも固定しやすいです。

固定クリップや結束バンド付きの商品なら、届いてすぐ作業しやすいのもメリットです。

毎年使うなら耐久性と価格のバランスを見る

遮光ネットを毎年使いたいなら、安さだけでなく耐久性も確認しましょう。

夏の強い日差しや雨風に当たるため、薄いものはほつれや破れが早いことがあります。

購入前に見たいポイントは、次の3つです。

  1. 使用期間の目安
  2. ハトメ部分の強度
  3. 端のほつれにくい加工

使い終わったら汚れを落として乾かし、直射日光の当たらない場所で保管すると長持ちしやすいです。

家庭菜園におすすめの遮光ネット

遮光率50%前後・ハトメ付き

遮熱タイプ

遮光・遮熱ネット 温度上昇防止効果

グリーン系の軽い見た目

ガーデン日よけ

葉焼けを防ぐなら遮光ネット以外の暑さ対策も組み合わせる

葉焼けを防ぐなら遮光ネット以外の暑さ対策も組み合わせる

遮光ネットだけで夏のダメージをすべて防ぐのは難しいです。

水やり、鉢の置き方、弱った株の管理も合わせると、葉焼けや生育不良を防ぎやすくなります。

水やりは朝の涼しい時間に行う

水やりは、朝の涼しい時間に株元へたっぷり与えるのが基本です。

日中の高温時は避け、鉢植えは夕方にも土の乾き具合を確認しましょう。

葉ではなく株元に与えると、蒸れや病気の予防にもつながります。

鉢はすのこや台にのせて熱を逃がす

ベランダやコンクリートの上は照り返しが強く、鉢の中まで熱くなりやすい場所です。

鉢をすのこや台にのせて鉢底に風を通すと、根の温度上昇を抑えられます。

暑さが厳しい日は二重鉢も取り入れると、葉のしおれ対策につながります。

弱った葉は無理に直射日光を当てない

葉焼けした株は、いったん半日陰に移して様子を見ましょう。

弱った状態で強い日差しに当たり続けると、回復が遅れることがあります。

枯れた葉は様子を見て取り除き、回復してきたら少しずつ日光に慣らします。

遮光ネットの選び方でよくある失敗

遮光ネットの選び方でよくある失敗

70%以上を張りっぱなしにして光不足になる

高遮光タイプは、一時的な暑さ対策向きです。

長く使う場合は、葉色や茎の間延びを見ながら遮光時間を調整しましょう。

ネットが葉に触れて傷む

ネットが葉に触れると、風でこすれて傷むことがあります。

支柱で空間を作り、たるまないよう固定しましょう。

風対策が甘く、ネットが外れる

遮光ネットは風を受けやすい資材です。

ハトメ部分をひもやクリップで留め、強風日や台風前は外しておきましょう。

まとめ|遮光ネットは作物に合う遮光率で葉焼けを防ごう

まとめ|遮光ネットは作物に合う遮光率で葉焼けを防ごう

遮光ネットは30〜50%を基本に、作物や場所に合わせて選ぶのがポイントです。

西日や弱った苗には70%も使えますが、張りっぱなしは光不足に注意しましょう。

遮光率、色、サイズ、固定しやすさを確認すれば、家庭菜園でも無理なく葉焼け対策ができます。

夏の強い日差しから大切な作物を守り、元気な収穫につなげていきましょう。

 

RELATED TAGS関連するタグ

RECOMMENDSおすすめ

SERIALIZATION連載

  • 脱・東京!北海道でメロン農家になりたい夫婦の農業研修記
  • 農業失くして持続可能な社会なし
  • 農業失くして持続可能な社会なし
  • 農業失くして持続可能な社会なし
  • 簡単おいしい養生ごはん
  • 農業失くして持続可能な社会なし
  • 農業失くして持続可能な社会なし
  • 収量アップの秘訣
農業・ガーデニング・園芸・家庭菜園マガジン[AGRI PICK] > 農業資材 > 遮光ネットは何%が正解?30/50/70の選び方と失敗しない張り方