つい3日前に底面給水口に水を投入したときは、摘芯はあともう少し先かな…なんて悠長に考えていたら、その2日後には想像を超える生長ぶり。急いで「ころたん」の摘芯をしなくちゃ!と消毒済のはさみを手に取りました。
”実録「ころたん」のプランター栽培”バックナンバー
ころたんについてはコチラでも紹介!
ころたんの摘芯
植え付けてから13日目を迎えたころたんは、すくすく生長しています。ここまで生長したら摘芯という作業を行います。主に果実の元となる雌花は、孫づるに付きやすい性質があるので、摘芯はとても重要な作業です。
摘芯の目安
下葉から数えると、もうすでに6枚以上展開しています。通常プランターでころたんを育てる場合、元気な子づるを1~2本残しますので、親づるの本葉3~4枚の上で摘芯します。
ちなみに、畑でころたんを育てるときは、元気な子づるを3本ほど残しますので、親づるの本葉5枚の上で摘芯します。
親づると子づる
「親づる」は主となる太い茎で、その太い茎と葉の間から伸びてくるつるが「子づる」です。そして、伸びた子づるの茎と葉の間から、またさらに伸びてくるのが「孫づる」です(まだ孫づるは伸びていません)。
プランター栽培用に親づるをカット
親づるの本葉3~4枚の上で摘芯します。4枚目の葉が出ている根元より1cmほど上の部分を園芸用のはさみでカットします。せっかく順調に生長しているころたんを途中で切ってしまうのはなんだか怖いですね。
でも、思い切ってカットしていきましょう。
プランター栽培用は葉を4枚付けて摘芯完成!
親づるに付いている葉を4枚残したところで切りました。子づるの葉と混同しないように、冷静に親づるの枚数を数えましょう。
畑栽培用の摘芯は葉を5枚付けて
せっかくですから、もう片方のころたんの苗は、元気な子づるを3本ほど残す畑栽培タイプとして、親づるの本葉5枚の上で摘芯します。摘芯すると子づると孫づるがよく伸びる!
親づるの「摘芯」を行うことで、子づるや孫づるの生育が促進されるので、親づるを切らずに伸ばすよりも、実はつるがよく伸びるんです!思わずお部屋に飾っちゃいました!
でも、せっかく元気に伸びた親づる。ころたんのくるっと巻いたつるが愛おしくなってきて、もったいなくて捨てることができません(笑)そんなときは、花瓶にお水を入れてお部屋に飾りましょう。
次回のころたんの作業は、いよいよ子づるや孫づるを麻ひもネットへ誘引します。お待ちかねのグリーンカーテンは、あともう少し!
そのほかにも、追肥、木酢液やニームを希釈してスプレーする病害虫対策を紹介します。
ころたんの詳しい育て方はこちらをご覧ください。