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ライター - sana
農業研究センターで6年間、大豆と稲の研究作物の栽培及び実験助手業務に従事。その後、屋上ガーデン・屋上菜園などの管理業務を経て、植物ライターに。植物・園芸サイトやフリーペーパーなどで活動。AGRI PICKでは新規就農者のための野菜の栽培方法や農業経営者の取材を執筆中。…続きを読む

撮影:AGRI PICK編集部
今年の夏はサカタのタネのころたんを育てて、ベランダのグリーンカーテンづくりに挑戦しています!
近年、日本の夏の暑さは信じられないほどの灼熱地獄、都市部の気温の高さに驚くニュースが飛び交います。クーラー無しでは生きられない生活から、なんとか脱却しようと、ベランダ菜園におすすめな手のひらサイズのネットメロン「ころたん」を育てることにしました。
ベランダグリーンカーテンで、去年よりちょっと涼しい夏を目指します!
”実録「ころたん」のプランター栽培”バックナンバー
ころたんについてはコチラでも紹介!
ころたんの植え付け

撮影:AGRI PICK編集部
グリーンカーテンで夏の暑さを防ぎながら、おいしいメロンを堪能したい!サカタのタネが開発した「ころたん」に期待が高まります。
ころたんの詳しい育て方ならこちらをご覧ください。
ころたん栽培に挑戦!

撮影:AGRI PICK編集部
通常のプランター栽培は、ジョウロで土の上から水を与えると、どうしても底から泥水が出てきてしまいます。庭とは違いベランダで育てるので、土汚れは極力無くしたい思いから、底面給水タイプのプランターを用意しました。
商品名 | 仕様・用途 |
野菜用培養土 | 元肥入り25L |
プランター | 2株対応:29×85×31.5cm |
肥料 | 追肥用(有機固形肥料) |
麻のつる栽培ネット | 1.8×1.8m |
固定用金具(私物) | 2~4個 |
使用した培養土
花・野菜の培養土
ゴールデン粒状培養土を配合した、花・野菜用の培養土です。
粒状培養土の配合により通気性と保水性に優れ、また天然の有機質が豊富なため、根の発育を良くし根張り抜群です。
・商品サイズ:幅380×奥行580×高さ115mm
・素材:バーク堆肥、粒状培養土、パーライトほか
・生産国:日本
ベランダにおすすめ底面給水プランター
プランター 85型
大変な毎日の水やりをラクにしてくれる底面給水タイプのプランターです。
水がれしにくい給水構造で、水やりを楽に行うことができます。
貯水スペース付なので、夏の暑い期間や旅行時の栽培管理も安心です。
・サイズ:幅850×奥行290×高さ315×mm
・土の容量:40L
ゆっくり効果があらわれる
有機100% 野菜の追肥
有機原料を100%使用しているので、有機栽培愛好家の方におすすめです。
アミノ酸が豊富に含まれているので、味の良い野菜が育ちます。
窒素(N):リン酸(P):カリ(K)=3.5:4:1.2
自然素材のネット
園芸用ネット
つる性植物の栽培を通して、日よけやスダレ替わりに使用できます。
天然素材の麻を使用したネットなので、使用後は土に還ります。
・サイズ:1.8×1.8m
・付属:四隅取付ロープ付
・材質:麻
グリーンカーテンの設置

撮影:AGRI PICK編集部
窓枠にグリーンカーテンのネットを張るための金具をセットします。葉だけの植物と違い、育てるのはメロンですからある程度重さに耐えられるように4点ほど固定します。
窓枠にネットを設置

撮影:AGRI PICK編集部
固定した金具に麻のネットを設置します。
プランターにネットを固定

撮影:AGRI PICK編集部
プランターにもネットを固定します。
プランターの準備

撮影:AGRI PICK編集部
底面給水のプランター内部は底上げになっています。
プランターに培養土を入れる

撮影:AGRI PICK編集部
培養土を入れて植え付けの準備は完成です。
いよいよころたんの植え付け

撮影:AGRI PICK編集部
ころたんの苗より若干浅めの穴を掘ります。
ころたんを植えつけるときの注意点

撮影:AGRI PICK編集部
注意するのは深く植え過ぎないこと、育苗ポットの土の表面がでるくらいが目安です。
最後に水やり

撮影:AGRI PICK編集部
植え付けたころたんの苗と土の間に空洞ができないように、水で圧着するようなイメージで水を与えましょう。
底面給水の良いところ

撮影:AGRI PICK編集部
通常植え付けをする際は、植え付け前に土にしっかり水を含ませますが、底面給水タイプのプランターではじっくり土が水を吸収してくれます。最後にたっぷり給水しておきましょう。
植え付け後のころたんの様子

撮影:AGRI PICK編集部
上の画像は植え付け後1週間のころたんですが、とても順調に育っています。
底面給水の水やり頻度

撮影:AGRI PICK編集部
植え付け時に底面給水いっぱいにしておいた水も土にしっかり吸収され、3日ですっかりカラになりました。
再度底面給水いっぱいにした後は、だいたい5日おきに4Lの水を追加しています。
毎日水を与えなくてもいいので管理が数段楽に感じます!
次回の作業は摘芯

撮影:AGRI PICK編集部
2節くらいの大きさしかなかったころたんの親づるも、上の画像のように6節まで生長しています!このくらいまで生長したら、「摘芯」といって子づるや孫づるの生長促進や果実の発達のために、意図的に親づるを切り取る作業があります。
次回はころたんの「摘芯」を中心にご紹介します!