即効&抑草期間が長い!「バスタ」で除草作業を楽に!!使い方や希釈方法を解説

次から次へと生えてくる雑草は、除草剤の「バスタ」を有効活用しましょう!土に残らず、葉に直接効くので、田んぼや畑のあぜ道や庭、果樹園など、幅広い場所で使えますよ。バスタの特徴や成分、使い方、価格、希釈方法など、しっかり解説します。


作物と雑草

出典:PAKUTASO
強力&安全な除草剤のバスタは、畑はもちろん、ジョウロで簡単にまくことができるので、家の庭にもおすすめですよ。バスタの優秀なポイントや、畑・田んぼなど場所別の使い方を紹介します。お得なジェネリックを含む商品一覧も掲載!

バスタはどんな除草剤?5つのポイント

幅広い種類の雑草に効果あり

バスタはほとんどの雑草に効果を発揮します。どんどん広がってしまって悩みの種になりやすいスギナやマルバツユクサ、ほかの除草剤をまいたときに残ってしまう種類の雑草に対しても、効果的に作用します。

バスタが効く雑草の例としては、イヌタデ、カヤツリグサ、メヒシバ、スベリヒユ、ハマスゲなどが挙げられます。
バスタ液剤「適用雑草と使用方法」

スピーディーに、長く効く!

即効性が高いのもバスタの魅力。雑草にまいてから2~5日で効果が表れ、7~14日で完全に茶色く枯らします。散布してから再び雑草が生えてくるまでの抑草期間も長く、除草作業の回数を減らすことができます!

葉を枯らし、根を枯らさない

バスタの成分は、葉から吸収されて全身に移行して除草効果を発揮しますが、根は完全には枯れません。根がしぶとい多年生雑草を枯らしたい場合は、ラウンドアップやサンフーロンのような、根まで枯らす除草剤を使いましょう。


成分が土に残留しない

ガーデンでの草抜き
出典:Pixabay
バスタは毒物・劇物ではなく、普通物に分類されます。地面に落下した有効成分は、土壌微生物によりすばやく分解され、最終的には炭酸ガス・リン酸・水に変化します。土壌中に有効成分が残留する心配はない分、土中の種やこれから生えようとしている草には効果はありません。

登録作物が多い

果樹
出典:Pixabay
果樹、野菜、水田作物、そば、小麦など、バスタには80種類の以上の豊富な登録作物があります。除草剤を農耕地に使うには、法律上の制限があるので、使用できる登録作物を必ず確認しておくことが大切です。

詳しい登録作物一覧は、バスタのサイトで確認できますよ。
除草剤バスタ「登録作物」

バスタの成分や価格

つくし
出典:Pixabay
バスタにはグルホシネートという、アミノ酸系の有効成分が18.5%含まれています。厚生労働省によると、グルタミン合成酵素阻害によりアンモニアが蓄積し、植物の生理機能を阻害して殺草活性を示すと考えられているそうです。
気になる値段は販売店によりますが、500ml入りのものが2,400円、1L入りのものが3,000円、5L入りのものが15,000円程度くらいです。使い続けるコストはかかるものの、抑草期間も長いので、除草剤の散布回数を減らせるのはメリットですね。

バスタの希釈方法

散水
出典:Pixabay
バスタは原液そのままではなく、水で薄めてから使います。希釈する倍率の目安は次の通り。ほとんどの雑草に対して、100~200倍の希釈液で効果を発揮しますよ。
雑草の種類 希釈倍率(倍)
多年生雑草 100~150
一年生雑草 200
例えば、希釈倍率100倍のものを作りたい時は、水1Lに対してバスタ10mlを、バケツの中で混ぜてから散布しましょう。

散布したい水量に対して必要なバスタの液量は、このページで自動計算できます。
除草剤バスタ「希釈方法について」

バスタの使い方|すぐに植え付けできる?



散布の様子
出典:PIXTA
バスタを使って除草したときの作業時間は、草刈り機の約半分。抑草期間は倍だといわれています。雑草全体に付着するように散布し、風が強い日は作業を控えてください。

使う前の準備

バスタを散布する前に、まずは服装を整えましょう!

・防水性がある手袋と長靴
・皮膚を露出しない長袖長ズボン
・マスク

用意が必要な道具は、以下の通りです。

・バケツなどの容器、水
・ジョウロ、もしくは噴霧器
・計量カップ(なくてもOK)

計量カップは必ず必要、というわけではありません。ボトルラベル横の目盛りを見れば、ボトルから出たおおよその量がわかるようになっています。

広いエリアには噴霧器が便利!

何度もバケツからジョウロに移して、散布して…というのはなかなか大変です。噴霧器の導入してみてはいかがでしょうか。0.5L程度の手軽なサイズもあります。気になったらこの記事をチェック!


畑で使う

畑
出典:Pixabay
畑やハウスの周りに散布しても、すぐに植え付けができます。また、植え付け後に散布したいときは、畝の間だけに使用し、作物に直接かからないようにしてください。噴霧器のノズルに飛散防止カバーをかぶせておくか、散布圧を低くするといいでしょう。ジョウロの場合は水が出る部分の両端をガムテープで覆うと、水の広がりを調節できます!
なお、バスタは葉から吸収されるので、葉にかからないと効果がありません。

果樹に使う

果樹園
出典:Pixabay
傾斜が多い柑橘類の果樹園でも、安全&省力的に除草できるバスタ。根を枯らさないので土壌流亡の心配がなく、幹にかかっても悪影響はありません。株元近くまでしっかりに散布できますよ。

田んぼのあぜ道に使う

田んぼのあぜ道
出典:写真AC
根まで枯らさないバスタは、田んぼのあぜや畑の土手を崩すことなく使用できます。畑の作物に使用する場合と同じく、育成期間中は稲にバスタが直接かからないように、噴霧器のノズルに飛散防止カバーをかぶせるなどしてください。万が一稲にかかってしまっても、生育への影響は一時的です。

バスタの内容量別商品一覧|ジェネリック品も

畑・果樹園・田んぼなど、広い面積に何度か散布するなら、大容量のタイプを買うとお買い得です。農地でなければバスタのジェネリック品「ゴーオン」も購入コストを抑えられますよ。

狭いスペースに使いやすい500ml

ITEM
バスタ液剤 原液
自宅の庭、家庭菜園、通路、自宅の駐車場など、あまり広くないスペースにまくなら、500ml入りがおすすめ。ジョウロで希釈するのに使い勝手が良く、保管にも場所を取らない、家庭用におすすめのタイプです。

・容量:500ml

バラの根元に生えた「スベリフュー」が非常に見苦しくなったので、これを除去するのに散布しました。
既定の濃度にして、ジョウロ使いましたが、うまく撒けました。
ほぼ期待どおりの効果がありました。


10アールくらいの畑におすすめの1L

ITEM
バスタ液剤 1L
10アール(1反)の畑で使い切りができる容量です。まずは効果を試したい!という方に、ちょうどいい容量かもしれません。

・容量:1L

秋の除草で春に備えるため購入。スギナに効果的でよく使います。


広いスペースに便利な5L

ITEM
バスタ液剤 5L
広い畑や果樹園を管理している人には、5L入りがおすすめ!50アール(5反)くらいの面積では、1回の散布につきこの容量を使い切ります。農家さんにおすすめのタイプ。

・容量:5L

これまで除草剤はラウンドアップを使ってきましたが、バスタを初めて購入しました。
良く枯れました。


農地以外の除草ならジェネリックも

ITEM
ゴーオン 5L
バスタと同じく、有効成分グルホシネート18.5%が含まれたジェネリック品です。ですが、バスタとは違って、農耕地での栽培・管理には法律上使用することができません。農地以外の除草を安く簡単に済ませたい人へおすすめですよ。

・容量:5L

散布したあと、雨が降っても大丈夫?

雨上がり
出典:Pixabay
バスタは散布後6時間経っていれば、雨が降っても大丈夫ですが、できるだけ雨の可能性がない日に散布する方が安心!事前に必ず、天気予報をチェックしてから作業してくださいね。

有効期限に注意!買い過ぎても使い切れないかも?

バスタには有効期限があります。たくさん買ったけど使わないうちに有効期限切れ、なんてことにならないよう注意。バスタをうまく活用して、労力をできるだけかけずに雑草を処理しましょう!

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MitsuyaNao
MitsuyaNao

埼玉県の山奥で、約1反のブルーベリー畑を管理しています。ハイブッシュとラビットアイを約20品種栽培中。野菜、花、ハーブなども育てています。AGRI PICKでは、家庭菜園や園芸の初心者に向けた記事を中心に担当。他メディアでも多数執筆中。