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除草剤「サンフーロン」とは?価格や効果、使い方など気になる情報を解説!


除草剤の「サンフーロン」を徹底解剖!サンフーロンは、安価で比較的環境にやさしいと評判の「ジェネリック」の液剤です。効果や使い方を始め、ラウンドアップなどホームセンターで買えるようなほかの除草剤との比較も必見!安全性などもしっかりと解説していきます。

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AGRI PICK 編集部

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雑草

出典:写真AC
畑に限らず庭や駐車場など、土が少しでもあれば、どこにでも生えてきてしまう生命力の強い雑草。それを全て駆除するのはかなりの労力ですよね。今回は人気の除草剤「サンフーロン」の効果や使用方法、安全性などを詳しく説明していきます。

メーカー別おすすめの除草剤と、効果的な使い方は、下記の記事をチェックしてみてください。

サンフーロンってどんな除草剤?成分や竹・スギナへの効果を解説!

サンフーロンは、茎葉から浸透し根まで枯らす液剤タイプ!

除草剤には、粒剤タイプやそのまま使える液剤など、たくさんの選択肢がありますが、「サンフーロン」は希釈して使う液剤タイプの除草剤です。すでに生えている雑草に直接散布することで、液剤が茎や根から浸透し、根までしっかり枯らします。そのため、頑固な竹やスギナにも効果を発揮するのです。
散布後は、晴天時なら6時間ほどで成分が吸収され、ほとんどの雑草は1週間ほどでカラカラに枯れてしまいます!

サンフーロンの成分

上記でも述べたように、サンフーロンは有効成分のグリホサート(グリホサートイソプロピルアミン塩)でできている除草剤です。グリホサートはアミノ酸であるグリシンとリン酸が結合したもので、植物にだけ作用するのが特徴です。茎葉から吸収されたグリホサートは根まで浸透し、植物全体を枯らします。

雨には強いの?

サンフーロンは土壌ではなく、雑草自体に散布する「茎葉処理型」。雑草の根まで完全に吸収されるには、約6時間ほどかかります。吸収される前に雨が降ってしまうと、せっかくの有効成分が流れてしまうため、散布は晴れの日に行いましょう!

サンフーロンで効果が出る雑草|竹やスギナは除草できる?

雑草がはえた庭
出典:写真AC
サンフーロンで除草することができる主な雑草を表にまとめました。それぞれに適した希釈倍率と散布時期の目安も併せてお伝えします!
雑草の種類稀釈倍率散布時期の目安
 竹 原液(希釈せずにそのまま) 6~8月
 スギナ 25倍 4~5月
 ササ(シノ) 30倍 9~12月
 クズ 50倍 8~10月
 チガヤ 50倍 6~7月
 セイタカアワダチソウ 50倍 8~10月
 ツユクサ 50倍 5~8月
 ヤブガラシ 50倍 7~9月
 ハマスゲ 50倍 7~9月
 ヨシ 50倍 7~9月
 クログワイ 50倍 9~10月
 スズメノカタビラ 100倍 3~5月
 オオバコ 100倍 5~6月
 ギシギシ 100倍 3~6月
 タンポポ 100倍 3~4月

サンフーロンのラインナップは?

サンフーロンは、散布場所の広さや使用頻度によって選べる5種類の容量が販売されています。

容量500ml

サンフーロン 液剤 500ml

500mlの希釈するタイプの除草剤です。

容量2L

サンフーロン 液剤 2L

2Lの希釈するタイプの除草剤です。

容量5L

サンフーロン液剤 5L

5Lの希釈するタイプの除草剤です。

容量10L

サンフーロン 液剤 10L

10Lの希釈するタイプの除草剤です。

容量20L

サンフーロン 液剤 20L

20Lの希釈するタイプの除草剤です。

サンフーロンはコメリやカインズなどのホームセンターで買える?

ショッピングカート
出典:写真AC
サンフーロンは、各ホームセンターの仕入れ状況や地域によって、取り扱いのない場合があります。
コメリでは、現在サンフーロンは扱っていませんが、カインズでは2.5L容量とスプレー容器に入った2種類を販売しています。これらはカインズオリジナル商品で、パッケージや容器の形が公式と異なるほか、使用方法も稀釈せずにそのまま使えるようになっています。店頭販売のほか、カインズの通販サイトでも入手することができますが、人気商品のため在庫切れの場合もあるようです。

サンフーロンの価格(値段)|ほかの除草剤と比較!

お金
出典:写真AC
有効成分が同じグリホサート系の除草剤4つを比較し、表にしてみました。全て希釈して使用するタイプで、内容量は5Lの物を比較しています。
こうして比較してみると、農地にも使えて即効性もある「サンフーロン」が一番バランスが取れていると言えるのではないでしょうか。価格はラウンドアップより安く、効果もほとんど一緒なので試しに使用してみる価値はあると思います!
除草剤サンフーロンラウンドアップグリホエースPRO枯れ太郎
 成分 グリホサート系 グリホサート系 グリホサート系 グリホサート系
 農地散布の不可 可 可 可 不可
 性質 即効性 即効性 遅効性 遅効性
 分解性 自然分解 自然分解 自然分解 自然分解
 参考価格 5,000円前後 8,000円前後 3,500円前後 3,000円前後

サンフーロンの価格がラウンドアップよりも安い理由は?

サンフーロンはラウンドアップと同様、即効性のあるグリホサート系の農薬です。しかし、両者を比べるとサンフーロンのほうが価格が安く、コスパに優れています。実は、サンフーロンはラウンドアップの「ジェネリック製品」。グリホサート農薬の開発元である「ラウンドアップ」の特許が切れたため、ほかのメーカーもグリホサートを使用した除草剤を製造できるようになったのです。ジェネリック製品は、開発コストなどが大幅に削減できるため、お得な価格で購入できるようになっています。

サンフーロンの使い方

農薬散布
出典:写真AC
「除草剤ってどうやって散布すればいいんだろう?」と、初めての方は悩むこともあると思います。サンフーロンの使用方法や希釈倍率の目安と、散布する際に必要な道具を解説しますので、ぜひ参考にしてみてください!

主な雑草別・希釈倍率目安と散布面積

まずは、除草したい場所にどんな種類の雑草が生えているかを確認し、それに見合った濃度に希釈しましょう。
 水量

一般的な雑草(100倍)

タンポポ、オオバコ、
スズメノカタビラなど

しつこい雑草(50倍)

セイタカアワダチソウ、ヨモギ
ドクダミ、ツユクサなど

強雑草(25~30倍)
使用例:スギナ、ササ

散布できる面積

(広さの目安)

 1L10ml20m40ml20平方メートル/6坪
 4L40ml80ml160ml8平方メートル/24坪
 5L50ml100ml200ml100平方メートル/30坪
 10L100ml200ml400ml200平方メートル/60坪
 20L200ml400ml800ml400平方メートル/120坪
 50L500ml1L2L1000平方メートル/300坪
 100L1L2L4L2000平方メートル/60坪
参考:株式会社アイ・エイチ・エス

散布前に確認!使用上の注意

農薬を使用する際に、植物に付着しやすくする展着剤(てんちゃくざい)というものがありますが、サンフーロンは展着剤を必要としない除草剤です。使用すると、逆に効果が薄れることがあるので注意しましょう。
また、作物や花など枯れさせたくない植物に、薬剤がかからないよう十分に気を付けてください。

散布のタイミングは、有効成分が雨で流れてしまうのを防ぐため、天気の良い日が最適。さらに、風の強い日は、周辺に薬液が飛散してしまう恐れがあるので散布を控えてください。

使用手順

  1. 雑草の種類ごとに適した濃度になるよう、サンフーロンの原液を水で希釈します。
    希釈には、きれいな水を使用しましょう。農業用水路の水は避けてください。
  2. 希釈したサンフーロンを、散布用のスプレーや噴霧器、ジョウロに移します。
  3. 雑草の葉全体がしっとりと濡れるぐらいになるまで、ムラなく散布します。

希釈から散布まで動画でチェック!

スプレーでの使い方

小範囲なら手動のスプレーを使うと簡単に散布できます。500mlスプレーなら、液剤20mlと水480mlで25倍液となり、ほとんどの雑草に効果抜群です。かかった雑草の根に移行して根まで枯らすので、薬剤がかからないよう注意すれば枯らしたい草だけ枯らすことができます。

除草剤 散布機

軽くてコンパクトな、肩掛けタイプの散布用スプレー。

容量5L
サイズ本体 直径18×高さ43cm、ノズル長さ 50cm


蓄圧式泡スプレー ガーデンフォーミー

除草剤を泡状に散布できるスプレー。白い泡で撒いた場所が分かりやすく、雑草にしっかり吸着するので効果もアップします。

容量1.5L



ジョウロでの使い方

ジョウロでも散布することができます。サンフーロンは、地面に落ちた液剤は自然に分解されるため安心です。除草剤が大量に出てしまわないように、ジョウロの口3分の2をガムテープ等で塞いで使うと無駄なく散布できますよ。土からは吸収されないので、草刈り跡や種まきの時期ではなく、雑草が育っている時期を狙いましょう。


散布後はどのくらいで効果が出るの?使える場所は?

枯れた雑草
出典:写真AC

散布してから効果が出るまで

サンフーロンは、葉から有効成分を吸収させ雑草を枯らします。薬剤がかかった雑草は早ければ翌日には変色し始めます。
雑草が枯れるまでの効果期間は、雑草の種類や散布時期などによって異なりますが、1週間もあればほとんどの雑草をきれいに駆除することができます。

残効期間

サンフーロンは茎葉処理型の除草剤なので、土壌処理のタイプの除草剤のように残効成分はなく、何カ月も雑草が生えてこないということはありません。そのため、これから作物を植える畑などの雑草の駆除にも使用することができます。

サンフーロンの使用に適した場所

サンフーロンは水田や休耕田、作物がある畑の外周、果樹園の下に生えた雑草など、農地にも適している除草剤です。その他駐車場などの空き地にも、もちろん使えます。サンフーロンは果樹園の下草、水田畦畔、水稲耕起前、お茶、小麦、大豆などの作物の農地登録をしてあります。

サンフーロンの安全性について|発ガン性など危険性はあるの?

ビーカー
出典:Adobe Stock

人や動物などへの影響は?

冒頭でも説明しましたが、「サンフーロン」の有効成分であるグリホサートは、アミノ酸のグリシンとリン酸を結合させた成分で、植物にあるシキミ酸経路に作用し植物全体を枯らします。人や動物にはこの経路がないので、毒性がないと言えます。

水や土壌への影響は

サンフーロンは、土に触れると主要な成分が速やかに分解されて効果がなくなるため、水や土壌を汚染しません。散布後も日数を置かずに作付けを行う事ができます。

発がん性などの危険性は?

サンフーロンは、急性毒性試験、慢性毒性試験(発がん性試験等)、薬効薬害試験などに関する厳しい審査をクリアしています。ただし、安全に使用するためには、希釈倍率や使用回数など、製品ラベルに記載された「安全使用上の注意」は必ず守ることが重要です。

安全性とコスパに優れたサンフーロンで、雑草対策を!

ガーデンテーブルのある庭
出典:写真AC
今回は除草剤「サンフーロン」について詳しく説明してみました。一番人気といわれているラウンドアップと効果がほとんど変わらないのに価格が安いサンフーロンは、広範囲の除草にもおすすめです。正しく使って、雑草とのいたちごっこにさよならしましょう!

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