【ジェネリックの除草剤!?】サンフーロンを詳しく解説!

除草剤の「サンフーロン」を徹底解剖!サンフーロンは、安価で比較的環境にやさしいと評判の「ジェネリック」の液剤です。効果や使い方を始め、ラウンドアップなどホームセンターで買えるようなほかの除草剤との比較も必見!安全性などもしっかりと解説していきます。


出典:写真AC
畑に限らず庭や駐車場など、土が少しでもあれば、どこにでも生えてきてしまう生命力の強い雑草。それを全て駆除するのはかなりの労力ですよね。今回は除草剤「サンフーロン」の効果や使用方法、安全性などを詳しく説明していきます。

除草剤の種類に関しては下記の記事をチェックしてみてください!


サンフーロンは液剤タイプの除草剤

粒剤タイプやそのまま使える液剤など、たくさんの選択肢がある除草剤ですが、『サンフーロン』は希釈して使う液剤タイプの除草剤です。除草剤は特徴を知り正しく使うことが大切です。ここでは成分などを説明していきたいと思います。

成分について

「サンフーロン」は有効成分のグリホサートで出来ている除草剤です。種類は非選択性、茎葉処理型になります。グリホサートはアミノ酸であるグリシンとリン酸が結合したものが、植物にだけ作用し全体を枯らすことができます。

ジェネリックの農薬?

最近では医薬品でジェネリックを選べる事も多くなってきましたが、ジェネリックとは、特許が切れた薬と同じ有効成分で、効能・効果も同じに作られた薬品のことです。ジェネリックは開発コストなどが大幅に削減できるので、安価に手にすることができるのが最大のメリットです。「ラウンドアップ」の特許が切れたため農薬でもジェネリックを選択することができるようになりました。

サンフーロンの規格と使用面積

出典:写真AC
除草剤を希釈するのはどう計算すればよいのか悩むところですよね。まずはどんな雑草がどの位の面積で生えているのかを把握してください。下記のサイトを参考に表を作成したので、サンフーロンを希釈するときはこれを参考にしてくださいね。除草剤を使う際にはきちんと量を測り希釈して使用しましょう。

サンフーロン希釈倍率表

 水量

一般的な雑草

(100倍)

しつこい雑草

(50倍)

スギナ

(25倍)

散布できる面積

(広さの目安)

 1L 10ml 20m 40ml 20m2/6坪
 4L 40ml 80ml 160ml 80m2/24坪
 5L 50ml 100ml 200ml 100m2/30坪
 10L 100ml 200ml 400ml 200m2/60坪
 20L 200ml 400ml 800ml 400m2/120坪
 50L 500ml 1L 2L 1000m2/300坪
 100L 1L 2L 4L 2000m2/60坪

サンフーロンの商品一覧

500ml

ITEM
サンフーロン 液剤 500ml
500mlの希釈するタイプの除草剤です。

庭のあちこちにどくだみが発生して困っていました。ネットで検索した薬品は高くて、ジェネリック製品のこちらが安価と知り、利用しました。刷毛で葉に塗ると、目的のどくだみにのみ効き、枯らすことに成功しました。根まで効いています。もちろん、草花がないところは通常に撒いても効果がバッチリでした。枯れたその後、通常に植物を植えても問題ありません。


2L

ITEM
サンフーロン 液剤 2L
2Lの希釈するタイプの除草剤です。

近隣で竹の被害に困っている人がいて購入。
竹にドリルを刺して穴を開け、本商品を原液を注入しました。
みるみるうちに竹が腐っていきます。
他の有名商品より格安なのでおすすめです。
コスパを考えれば、100円ショップで売ってる除草剤よりもはるかに安いです。


5L

ITEM
サンフーロン液剤 5L
5Lの希釈するタイプの除草剤です。

・多くの作物に農薬登録がある。
・ジェネリック農薬である。
比較的、環境や安全性のことを考えて作られているように思います。
が。正しい使い方や使用回数を守っての話だと思いますが。

自分は農家ですが、使う肥料はもちろん薬も
かなり気を付けて選ぶようにしています。


10L

ITEM
サンフーロン 液剤 10L
10Lの希釈するタイプの除草剤です。

良いです。
安いです。
液体除草剤は、ホームセンターで購入したことがありますが、そのまま散布のタイプなどは結構な金額しますが、このサンフーロンを希釈すると激安です。
液体除草剤の良いところは、樹木の根元に生えてくる雑草に使えるところです。
木を枯らさずに雑草のみ除草できる!
最高です。


20L

ITEM
サンフーロン 液剤 20L
20Lの希釈するタイプの除草剤です。

蓋はとても固いのでいつもパイプレンチで開けています。
値段も安く除草効果も高いのでお勧めです。


サンフーロンの使い方



出典:PIXTA
ここではサンフーロンを使用できる場所や効果期間、希釈方法などを説明していきます。

適している場所は?

サンフーロンは水田や休耕田や作物がある畑の外周、果樹園の下に生えた雑草など、農地にも適している除草剤です。その他にも駐車場などの空き地にも、もちろん使えます。サンフーロンは果樹園の下草、水田畦畔、水稲耕起前、お茶、小麦、大豆などの作物の農地登録をしてあります。

散布後の効果期間

サンフーロンは葉から有効成分を吸収させ雑草を枯らします。薬剤がかかった雑草は早ければ翌日には変色し始めます。また、葉に吸収されず土に落ちた成分は微生物の働きで自然に分解されていきます。
1週間もあれば雑草を綺麗に駆除することができます。

残効期間は?

サンフーロンは茎葉処理型の除草剤なので残効成分はないので、何ヶ月も雑草が生えてこないということはありません。つまり、これから作物を植える場所の雑草の駆除にも使えます。

希釈の仕方

希釈するときは除草したい部分にどんな雑草が生えているか確認し、それに合った水量で希釈しましょう。
 25~30倍 50倍 100倍
・スギナ
・ササ
・セリ
・ツユクサ
・ヨモギ
・ドクダミ
・セイタカアワダチソウ
・タンポポ
・オオバコ
・スズメノカタビラ
・イタドリ
・ギシギシ

使用方法

出典:PIXTA
「除草剤ってどうやって散布すればいいんだろう?」と、初めての方は悩むこともあると思います。サンフーロンの使用方法と散布する際に必要な道具を解説していくので、是非参考にしてみてくださいね。

 

サンフーロンの使用方法

Step1. 最適な散布の環境は、雨が降らず、風が強くない、天気の良い日です。
Step2. 希釈には、綺麗な水を使用します。農業用水路の水は避けます。
Step3. 雑草の葉全体にムラなく散布します。(しっとり濡れるぐらいに)
Step4. 雑草の種類によって薬量を変更して下さい。

 

スプレーで散布する時の使い方

小範囲でなら手動のスプレーを使うと簡単に散布できます。500mlスプレーなら液剤20mlと水480mlで25倍液となり、ほとんどの雑草に効果抜群です。かかった雑草の根に移行して根まで枯らすので、薬剤がかからないよう注意すれば枯らしたい草だけ枯らすことができます。霧状よりも、やや粒径の大きな泡状噴出のスプレーがお勧めです。

 

ジョウロで散布する時の使い方



出典:写真AC
ジョウロでも散布することができます。地面に落ちた液剤は分解されますので安心です。普通にジョウロで散布すると一度に大量に出てしまいますので、ジョウロの口3分の2をガムテープ等で塞いでお使い頂くと効率的です。土からは吸収されないので草刈り跡や種の時期ではなく、草が育っている時期を狙いましょう。

あると便利な道具

バッテリー式やエンジン式の噴霧器があると、とても楽に作業できます。また、ラウンドノズルという飛散を防いだり、薬剤を泡状で出し散布した場所が一目でわかる噴霧器用のノズルがあり、更に除草が効率的に行えます。

使用上の注意

農薬を使用する際に、植物に付着しやすくする展着剤(てんちゃくざい)というものがありますが、サンフーロンは展着剤を必要としない除草剤です。展着剤をしようすると、逆に効果が薄れることがあるので注意しましょう。
また、枯れさせたくない植物に薬剤がかかってしまうと、枯れてしまうので作物などにかからないよう十分に気をつけて下さい。

ラウンドアップなどの除草剤とはどう違う?

出典:Flickr(Photo by Mike Mozart)

グリホサート系除草剤の比較

有効成分が同じグリホサート系の除草剤4つを比較し表にしてみました。全て希釈して使用するタイプで内容量は5Lの物を比較しています。成分や効果はほとんど変わらないのですが、枯れだすスピードや農地に使えるかなど微妙に違う部分もあるので用途によって使い分けるといいでしょう。

 

除草剤比較表

 除草剤 サンフーロン ラウンドアップ グリホエースPRO 枯れ太郎
 成分 グリホサート系 グリホサート系 グリホサート系 グリホサート系
 農地散布の不可 不可
 性質 即効性 即効性 遅効性 遅効性
 分解性 自然分解 自然分解 自然分解 自然分解
 参考価格 5,000円前後 8,000円前後 3,500円前後 3,000円前後
比較してみると農地にも使えて即効性もある「サンフーロン」が一番バランスが取れていると言えるのではないでしょうか。値段もラウンドアップより安価で効果はほとんど一緒なので試しに使用してみる価値はあると思います。

ラウンドアップが人気の理由

除草剤といえば一番に名前があがってくるのが「ラウンドアップ」。種類も希釈するタイプから、そのまま使えるシャワータイプの除草剤など、いくつかあり用途によって選ぶことができます。
散布後一時間後に雨が降っても効果が薄れないという点や、朝露や低温時などにもしっかり雑草を枯らしてくれるのも人気の理由です。頑固なスギナを枯らす効果もかなり期待できます。


安全性や毒性について

出典:Adobe Stock
人体に影響がないかなど、やはり安全性は気になるところですよね。ここでは安全性と毒性があるのかなどを説明していきます。

人や動物などへの影響は?

最初にも説明しましたが、「サンフーロン」の有効成分であるグリホサートは、アミノ酸のグリシンとリン酸を結合させた成分で、植物にあるシキミ酸経路に作用し植物全体を枯らします。人や動物にはこの経路がないので、毒性がないといえます。

水や土壌への影響は?

土に流れた成分は、微生物の餌になり分解されるので、土壌や地下水を汚染することはありません。
希釈した液剤ならば、魚がいる池に万が一入った場合でも瞬時に拡散し、魚に影響のない濃度になります。

安価で環境に優しいサンフーロンを使ってみよう!

今回は「サンフーロン」について詳しく説明してみました。一番人気といわれているラウンドアップと効果がほとんど変わらないのに価格が安価な「サンフーロン」を使ってみたくなったのではないでしょうか?
除草のいたちごっこにウンザリしていた方は是非「サンフーロン」を使ってみてください!

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