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- AGRI PICK 編集部
AGRI PICKの運営・編集スタッフ。農業者や家庭菜園・ガーデニングを楽しむ方に向けて、栽培のコツや便利な農作業グッズなどのお役立ち情報を配信しています。これから農業を始めたい・学びたい方に向けた、栽培の基礎知識や、農業の求人・就農に関する情報も。…続きを読む
防草シート+砂利がおすすめな理由
砂利だけのデメリット
砂利を敷いていても、人が上を歩いたり、雨風の影響で砂利が埋没したりすると、簡単に隙間から雑草が生えてきてしまいます。たくさん砂利を敷けば大丈夫!と思えるかもしれませんが、いくら厚く敷いても、石と石の間までは完全に埋まらないので、残念ながら雑草が生えてくるのは時間の問題。これだけでは万全な対策と言えません。防草シートだけのデメリット
防草シートとは、太陽の光を遮ることで雑草が生えないようにするものです。ただ、風でめくり上がりやすく、その隙間から雑草の種や日光が侵入してしまうのがデメリット。狭い間隔でガッチリと固定ピンを打てば高い効果を発揮しますが、シートの表面が雨風や直射日光にさらされ劣化するので、どうしても数年ごとに交換が必要です。見た目も無機質で、あまり美しくありません。砂利+防草シートのメリット
固定ピンをしっかり打った除草シートの上から砂利を重ねれば、砂利が光を遮るので、直射日光による防草シートの劣化が遅くなります。また、砂利が重石になるため、防草シートがめくり上がるのも防止できるんです。太陽の光も雑草の種も強力にシャットアウト!ほとんど雑草が生えてこなくなりますよ。万が一雑草が生えてきてしまっても、防草シートの上で根を張らないので簡単に抜き取ることができ、メンテナンスが簡単です。きれいな砂利を選べば、さらに見た目も美しいですよ。防草シートと砂利の選び方
防草シートの選び方
遮光率の高い不織布がおすすめ
防草シートには織布とそうでないもの(不織布)があります。織り目に細かな隙間がある織布より、高密度な不織布がおすすめです。また、雑草に光合成をさせない遮光率の高さも重要。「遮光率99%以上」のものを選べば安心です。耐久性が高いもの
上に砂利を敷き詰めると、防草シートには通常より大きな負担がかかります。簡単に破れないような耐久性があるかどうかも大切です。特に駐車場の砂利の下では、高耐性のものを選びましょう!地面になじむ色
砂利の色は景観を大きく左右するのでもちろん大切ですが、防草シートの色も砂利の間の隙間から見えてしまうこともあるので、できるだけ目立たない色を選びましょう。芝生や人工芝のように見えるグリーンや、地面の色と近いブラウンなどが人気です。防草シートの価格
防草シートは、1×5mで3,000円くらいが相場です。安いものは耐用年数が短く、こまめな交換が必要なので注意しましょう。また、厚さが足りず、充分に遮光できないこともあります。太陽の光が透けないくらい厚みがあり、多少高くても数年間使えるものを選んだほうが、結果的には手間もコストもかかりません。砂利の選び方
どんな砂利にしようか迷ったら、定番の「白玉石」が使いやすいですよ。車の通りが多い場所では、砕けにくい砂利を選びましょう!玄関や庭など、見栄え重視
広い面積に敷く砂利は、形や色によって、家と庭の雰囲気も大きく変わります。洋風の住宅では白やベージュ、ピンク系の砂利が人気です。和風住宅では白や青、高級感ある黒の砂利がよく使われます。丸みを帯びたものなら優しい印象になります。田畑や道路脇など
風で飛びにくく、低価格でメンテナンスがあまり必要ないものを選ぶと良いでしょう。粒のサイズは直径1.5cmくらいが歩きやすくおすすめです。ただし粒が小さいと砕けるのも早く長持ちしないので、車が通る場所では少し大きめの2cmくらいを選ぶと◎砂利の価格について
とても安いものだと、20kgあたり1,000円くらいで購入できます。人気が高い白玉石(白くて丸い、おしゃれな砂利)の場合、20kgあたり3,000円くらいです。大容量のものを選ぶとお買い得!砂利と合わせて使うのにおすすめ!防草シート5選
薬剤不使用!菜園スペースでも安心
ダイオ化成 高密度防草シート
ダイオ化成は農業資材メーカー。プロの農家さんも使用している防草シートです!薬剤成分は含まれていないので、畑でも安心して使えます。
サイズ | 1×50m |
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材質 | ポリオレフィン系樹脂 |
カラー | 緑 |
農業シーンにマッチする黒
不織布 防草シート
ハウスや田畑通路の雑草防止におすすめ!通気性、浸水性に優れており、水たまりを作りません。丈夫でしなやかです。
サイズ | 2×50m |
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材質 | 不織布 |
カラー | 黒 |
1人でも楽々作業したい人に!
国華園 防草シート
約240gしかなく、とっても軽いので、1人でも楽に作業できます。値段も非常にリーズナブルで、花壇や植木の周りなど、狭いスペースの使い切りにちょうどいいサイズです。
サイズ | 1×5m |
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材質 | ポリプロピレン(不織布) |
カラー | 黒 |
土と同じ色だから目立たない
防草シート
地面の色と同化するブラウンなので、砂利の隙間からシートが見えてしまっても気になりません。家まわりの細い通路や小さい花壇におすすめな、幅が狭めの防草シートです。
サイズ | 0.5×10m |
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材質 | ポリプロピレン |
カラー | ブラウン |
圧倒的な耐久性と遮光率!
デュポン ザバーン 240BB
極太の繊維が特殊熱圧着されている4層構造です。遮光率が99.7%と非常に高く、耐久性も驚異的!長期間敷いておくのにとてもおすすめです。
サイズ | 1×30m |
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材質 | ポリプロピレン、4層スパンボンド不織布 |
カラー | ブラウン |
防草シートの上に乗せるのにおすすめの砂利5選
庭や玄関など
歩きやすい粒サイズ
砂利 ココアペイブ
ココアのようなほっこりとしたブラウン色がおしゃれな砂利。雨に濡れるとしっとり深い色が出ます。大き過ぎず小さ過ぎず、歩きやすい粒のサイズで、玄関アプローチなどにおすすめです。
直径 | 約1.5cm |
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内容量 | 10kg |
和風にも洋風にも!
東海砂利 白玉石
白い砂利といえば、「白玉石」が定番です!洋和問わずマッチする使いやすさと、丸みを帯びたやさしい雰囲気が魅力。植木鉢や花壇の表面に敷き詰めてもきれいです。
直径 | 2.5cm |
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内容量 | 20kg |
空き巣対策もできる防犯砂利
アイリスオーヤマ 防犯防草砂利
白い発泡石なので景観も良く、上を歩くとジャリジャリ大きな音が鳴るので、防犯効果も期待できます!防草剤等の薬剤は使用されていないので、ガーデニングとも合わせて使えます。
内容量 | 60L |
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畑や駐車場など
安さが魅力!
1級砕石
工事にも使われるグレーの定番砂利。安いので大量に敷き詰められます!畑の脇道や駐車場など、広いスペースにおすすめです。歩きやすいサイズ感も◎
直径 | 1.3~2cm |
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内容量 | 18kg |
車が通っても砕けにくい
駐車場のジャリ
とても硬く、砕けにくい砂利です!タイヤに踏まれるたび、しっかり締まるような粒度に配合されています。駐車場におすすめです。
直径 | 1.3〜2cm |
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内容量 | 約120kg(15kg×8袋) |
▽砂利敷きについて、おすすめの種類や価格など、こちらの記事でご紹介していますので、あわせてご覧ください!
防草シートと砂利の敷き方
防草シートと砂利は、プロの業者さんに施工してもらうこともできます。価格は施工面積や会社ごとに異なりますが、10万円前後が相場です。自分で敷けば大幅に費用を抑えられますよ。敷き方
Step1. 雑草、石をできるだけ処理する
まずは敷きたいスペースの雑草取りから。雑草が生えていると虫も発生しやすくなるので、敷く前に根こそぎ取り除いておきましょう!除草剤を使うと簡単です。枯れた雑草も放置せず、きれいに片付けてください。大きい石もできるだけ取り除いておきます。Step2. 地面を平らに整地する
雑草取りででこぼことした地面を平らにならし、踏み固めます。土をできるだけ平らにしないと、防草シートと地面の間に隙間ができ、太陽光や雑草の種が侵入するので、この作業も念入りに行ってください。植物が生えにくく虫も寄りつきにくい川砂などの土材をまいておくと、より効果的です。Step3. 防草シートを敷く
整地した地面に防草シートを敷きます。防草シート同士を繋ぎ合わせるときは、必ず10cm以上重なるようにしてください。重なった部分は、接着剤やテープなどでしっかり貼り合わせましょう。隙間から種や虫などが入り込まないようにするためです。ザバーン 防草シート用接続テープ
防草シートの重なり部分や、縁石などとの接着に大活躍!しっかりした粘着力は通常のガムテープとは比べものになりません。小さくカットして、固定ピンを刺した上から貼っても効果的です。
サイズ | 幅10×200cm |
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カラー | ブラウン |
Step4. ピンを打つ
防草シートを敷いたら、その上から固定用のピンを打ちます。間隔は広くても50cm以下、できれば25cmごとに打ちましょう。防草シートの周りをぐるっと囲むように打つのはもちろんですが、内側もできるだけマス目状に刺していってください。Step5. 砂利を敷き詰める
最後に防草シートの上から、お好みの砂利を敷き詰めます。厚さは3~5cmくらいでシートが見えなくなるくらいが目安で、平らにならして完成です。1人でできる?
1人でも施工できます!ただ、防草シートを広げるのが大変、固定ピンを打っている最中にシートがずれやすい、といった点がネック。防草シートがずれないようにするために、コンクリートブロックなどで隅々を固定しておくとやりやすいですよ。施工にかかる費用や防草シートの比較表など、こちらの記事も参考にしてくださいね。