【メーカー別一覧あり】トラクターのタイヤを解説!種類・サイズ・適切な空気圧など

巨大なボディを支えるトラクタータイヤ。用途によって、種類やサイズもさまざまです。ここではトラクタータイヤの種類や選び方、適正な空気圧や激安な中古タイヤを選ぶ際の注意点などをお伝えします!ブリヂストンやBKTなどのメーカー別一覧表も付いています。


出典:PIXTA
トラクターのタイヤは、各メーカーからたくさんの種類が出ています。ここではトラクターのタイヤの特徴や、メーカー別タイヤ一覧表、長持ちさせるコツなどをご紹介します!

<構成>こぐま農場
→こぐま農場やさいひろば:https://koguma.theshop.jp/

トラクターのタイヤの特徴は?

大きなラグが最大の特徴!

トラクターのタイヤのパターン(模様)は、回転方向に対して直角にトレッド(切り込み)が入るラグ型。駆動力や牽引力に優れ、田畑などの悪路走行に向いています。
一方、自動車のタイヤは、回転方向と平行にトレッドが入るリブ型。走行音の軽減や操縦の安定性に優れています。

前輪と後輪で大きさが違う

トラクターのタイヤは前輪より後輪が大きいケースがほとんど。理由は、前輪を小さくすることで小回り性能を向上させ、後輪を大きくすることで大きな駆動力を得るためです。

オークションサイトで役立つ!2WDか4WDの見分け方

2WD(2輪駆動)トラクターの場合は前輪がリブ型、4WD(4輪駆動)は前輪がラグ型の機種が多いです。オークションサイトで2WDか4WDかを見分ける場合は、前輪の画像でチェックするのがおすすめ。

トラクターのタイヤの種類は?

出典:写真AC

操舵用・トレーラー用|フリーローリングタイヤ

フリーローリングタイヤは、駆動用ではなく自由に転がる操舵用のタイヤなので、コンバイン運搬トレーラーや2WDトラクターの前輪用に使われます。駆動力は劣りますが走行安定性が高く、直進性や横滑り防止に効果があります。

牧草地におすすめ|ソフトトラクションタイヤ

柔らかい路面でも確実に牽引力を引き出すワイドタイヤ。牧草地など芝生上の走行に向いています。

トラクターの定番|ハイトラクションタイヤ

大きなラグが特徴。耐スリップ性、牽引力があります。

タイヤに書いてある数字は何?サイズの見方は?

タイヤに記載された数字「8 18」「8 16」「7 16」ってどんな意味?

例えば「8 18」と記載があれば「8」はタイヤの幅「18」はリムサイズを表します。タイヤサイズは通常インチ単位で表示されるので、「8 18」であれば8インチのタイヤ幅、18インチのリムサイズを意味します。

「4PR」「2PR」の文字の意味は?

PRとはプライレーティング、すなわちタイヤ強度を示す耐荷重強度指数のこと。プライの数値が高いほど、負荷能力が高く丈夫であることを表します。

メーカー別にタイヤの特徴を比較!ブリヂストン・BKTなど

出典:写真AC
各メーカーとも個性あふれるトラクターを製造しています。湿田や畑地など、走行場所に適したタイヤを選び、トラクターの性能を最大限に引き出しましょう!
各メーカーごとのトラクタータイヤの種類と特徴を表にまとめましたので、タイヤを交換する際の参考にしてみてください。

ブリヂストン

T13H 水田・畑地兼用。水田での走破性と畑地での作業性を重視。
T10H 水田向け。泥はけ性向上により牽引力に優れる。
FSLSC 水田向け。牽引力・耐スリップ性に優れ搬路走行性がよい。
FSL 畑地・半湿田向け。大型トラクターに装着される代表的なタイヤパターン。
FH80 畑地・半湿田向け。後輪用ハイラグタイヤ。トラクション・耐ラグ欠けに優れる。
FL○○ あらゆる土壌に。後輪用および4WDトラクターの前輪用。牽引力と耐摩耗性が高い。
FSLH 畑地・半湿田向け。後輪用および4WDトラクターの前輪用。チッピングに強い。
FSLM 軟質土壌向け。4WDトラクターの前輪用。センターリブが操縦性を向上。
FSLW 畑地・半湿田向け。後輪用および4WDトラクターの前輪用。中型・小型トラクターの後輪用。
FSLF 畑地・半湿田向け。後輪用および4WDトラクターの前輪用。牽引力、乗車時の快適性が向上。
FSR あらゆる土壌に。大型農耕トラクターの前輪用。3本のリブで優れた操作性を発揮。

BKT

TR-171 湿地に強い。天然ゴムのコンパウンドとナイロンケーシングにより耐久性が高い。
RT-657 ラジアル構造により高い耐久性を実現。ワイドなラグで優れたトラクションを発揮。
TR-135 後輪及び4WDトラクターの前輪用。中央部に広がるラグが土壌へのダメージを軽減。サイズバリエーションも豊富。
TF-9090 前輪専用。3本リブデザインで安定した操舵性を実現。
TR-144 4WDトラクターの前輪用。ラグに2通りの角度を設け、トラクションと耐久性を向上。
TR-126 小型トラクターの前輪用。幅広い路面に対応するパターンと高耐久ケーシングを採用。

トレルボルグ

TM900 300hpクラスのトラクター用。大きなトラクション性能を発揮し、乗車時の快適性と安定性に優れる。
TM600 土壌へのダメージを最小限に抑えたチューブレスタイヤ。幅広いサイズラインナップを誇る。
TM300S グリップとセルフクリーニング性能が向上。湿地などにおけるトラクション性を向上。
TM90 全てチューブレスで、コスパがよい。道路走行での乗り心地も高い。

ファルケン

AT30 水田向け。後輪タイヤ用。泥はけが良く、優れた牽引力が特徴。
AT50 水田・畑地兼用。土の持ち上げ、付着が少なく圃場を荒らしにくい。
F01 2WDトラクターの前輪用。3リブパターンにより直進性・耐横滑りに優れる。
AR2 4WDトラクターの前輪用。運搬車・作業車への使用も可能。

タイヤの購入は通販もおすすめ!

楽天市場やAmazonなどの通販には、さまざまなタイプのトラクタータイヤがラインナップされています。自分のトラクターに合ったタイヤを探してみましょう!

楽天市場・トラクタータイヤのランキングはこちら!

激安タイヤや中古タイヤはどう選ぶ?



出典:写真AC
ネットオークションやネット通販などで中古品や激安品を販売しているケースがあります。購入する場合は、事前にラグの減り、タイヤのひび割れ、穴あき、バルブの劣化、パンク跡が無いかをきちんと確認しましょう!

タイヤを長持ちさせるには?空気圧などの注意点

適正な空気圧で使用しよう!

空気圧が高いと牽引力の低下、タイヤの劣化、ひび割れの原因に。逆に空気圧が低いと燃費の低下、偏摩耗が進みバーストにつながる可能性があります。
タイヤに表記された適正空気圧は必ず守りましょう。

アスファルト走行を避けてタイヤを長持ちさせよう

圃場間の移動でやむを得ずアスファルト上を走行することがありますが、タイヤの減りにつながります。できる限り未舗装の場所を選んで走行しましょう。

タイヤ交換の目安・タイミングは?

ラグが減ってきたら交換しよう

自動車のタイヤと違い、トラクターのタイヤはスリップサインがない場合がほとんど。タイヤのラグの高さが減ってきたら交換を。そのままにすると牽引力が落ち、燃費も悪くなってしまいます。

タイヤのひび割れにも注意

ひび割れのまま作業を続けるとバーストの原因に。亀裂を少しでも見つけたら早めに交換しましょう。

トラクターを長持ちさせるにはメンテナンスが重要!

自分でできる!タイヤの交換方法はこちら。

雪の日でも快適に!あると便利なアイテム

雪の多い地域なら、冬場はスタッドレスタイヤに履き替えるのが一般的。でも、たまにしか降らない程度なら、チェーンを用意しておけば十分対応できますよ。

雪の中でも安定走行!トラクター用タイヤチェーン

ITEM
KBL トラクター用タイヤチェーン AGC8-18
タイヤサイズ8-18専用のチェーンです。
チェーンには金属ピンが付いており、路面にくい込むことで高いグリップ力を発揮。雪道の走行を助けてくれます。スタッドレスタイヤより着脱しやすい点も魅力。

・重量:22.5kg
・内容:2本(タイヤ1組分)

タイヤチェーンと併せて使う!スプリングバンド

ITEM
KBL タイヤチェーン用スプリングバンド S-16
タイヤチェーンとタイヤをよりフィットさせるために使用する定番アイテム。チェーンのゆるみ、がたつきを防ぎます。

・内容量:2本(タイヤ1組分)
・タイヤサイズ:8-18、9.5-18

トラクターのタイヤは圃場に合わせて選ぶのがコツ

出典:写真AC
トラクターのタイヤは、水田専用、水田・畑兼用、牧草地用など、用途によってタイプが異なります。購入前にきちんと吟味して、最適なタイヤを選びましょう。前輪用・後輪用でも使用するタイヤは変わります。サイズや特性をしっかり確認してから購入してくださいね。


編集部おすすめ記事


関連する記事

このまとめが気に入ったら
「いいね!」をしよう