目次
トラクタータイヤの交換方法は?ステップ式でご紹介!
作業は必ず平らな場所で行いましょう。Step1. 道具を用意する
タイヤ交換に必要な道具を準備します。・ジャッキ、ジャッキスタンド
・ビードブレーカー
・ハンマー
・タイヤレバー
・ブラシ
・グラインダー
・空気入れ(コンプレッサーがおすすめ)
・石けん水またはビード専用潤滑油)
Step2. タイヤを車体から外す
トラクターをジャッキアップし、ジャッキスタンドで車体を固定しておきます。ボルトを外して車体からタイヤを取り外します。Step3. タイヤをリムから外す
空気を抜いたのち、ビードブレーカーを使いタイヤをリムから外します。裏表ともに外すこと。Step4. リムを起こす
ビードを足で踏みながらタイヤを回していきます。さらにタイヤレバーを使ってリムを起こしていきます。Step5. チューブを抜く
タイヤをリムから外し、チューブを引き出します。Step6. ホイールからタイヤを外す
タイヤレバーを使い、タイヤをホイールから外します。Step7. 外したホイールにメンテナンスを施す
ブラシやグラインダーを使って、ホイールに付いたゴミや汚れを落としましょう。Step8. ホイールに新しいタイヤを入れる準備をする
新品タイヤのビードに石けん水、またはビード専用潤滑油(ビートワックス)を塗ります。Step9. タイヤのリムを叩いてホイールに組み込んでいく
タイヤの回転方向をチェックし、タイヤリムをハンマーで叩きながらホイールのリムに組み込みます。このとき絶対にホイール本体を叩かないこと!Step10. チューブを入れる
チューブを入れます。少しだけ空気を入れると作業性が良くなります。バルブの位置に注意しながら、タイヤに空気を入れます。Step11. 反対側のタイヤリムも組み込んでいく
タイヤをひっくり返し、裏側のタイヤリムを足で落としていきます。Step12. 空気圧は適正に
すべてのリムがしっかり入れば完成!コンプレッサーなどで適正な空気圧にします。適正空気圧はトラクターの説明書で確認しましょう。動画でも交換方法をチェック!
タイヤ交換におすすめの工具やアイテム
これがないと始まらない!3tまで持ち上げ可能の油圧式ジャッキ
タイヤの取り外しに必須!KTC製タイヤレバー
京都機械工具(KTC)タイヤレバー MCOL-260
トラクターのタイヤ交換には必需品といってもいいタイヤレバー。ホイールからタイヤを取り外すのに使います。リムとサイドビードの間に差し込みやすい形状で、スムーズに作業ができますよ。
商品サイズ:高さ26.5×幅3×奥行1.5cm
重さ:170g
商品サイズ:高さ26.5×幅3×奥行1.5cm
重さ:170g
もっと簡単にタイヤ交換するならビードブレーカーがおすすめ
タイヤの組み込みが楽に!スポンジ付きビードワックス
タイヤを素早く適正圧に!コンプレッサー&タイヤ交換セット
タイヤ交換の目安・タイミングは?
ラグが減ってきたら交換しよう
自動車のタイヤと違い、トラクターのタイヤはスリップサインがない場合がほとんど。タイヤのラグの高さが減ってきたら交換を。そのままにすると牽引力が落ち、燃費も悪くなってしまいます。タイヤのひび割れにも注意
ひび割れのまま作業を続けるとバーストの原因に。亀裂を少しでも見つけたら早めに交換しましょう。業者にタイヤ交換を依頼したら価格はどのくらい?
タイヤ交換はメーカーの販売店やJA、整備工場などが対応しています。工賃は、タイヤのサイズやトラクターの機種によって異なるため、業者に相談しましょう。トラクターのタイヤのサイズや種類は?
トラクターのタイヤは、水田専用、水田・畑兼用、牧草地用など、用途によってタイプが異なります。せっかく交換するなら、作業がはかどるぴったりの物を選びたいですね。トラクターのタイヤの種類や特徴、サイズの見方などはこちらから。